ヨシックスホールディングス(3221)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 127 | 11 | 9 | 5 | 20.1 | 84.8 | — | 63.7 |
| FY2017 | 157 | 16 | 12 | 18 | 22.4 | 118.7 | 12.0 | 59.2 |
| FY2018 | 179 | 21 | 15 | 13 | 22.7 | 149.2 | 16.0 | 63.7 |
| FY2019 | 187 | 20 | 13 | -2 | 16.1 | 121.8 | 22.0 | 72.1 |
| FY2020 | 97 | -22 | -13 | -7 | -19.9 | -123.0 | 24.0 | 56.7 |
| FY2021 | 86 | -27 | 19 | 12 | 22.5 | 179.9 | 0.0 | 70.0 |
| FY2022 | 171 | 7 | 10 | 11 | 10.9 | 94.1 | 12.0 | 72.9 |
| FY2023 | 211 | 23 | 18 | 24 | 18.3 | 175.1 | 24.0 | 68.0 |
| FY2024 | 229 | 23 | 18 | -9 | 15.3 | 172.2 | 26.0 | 76.8 |
| FY2025 | 259 | 30 | 20 | 18 | 15.2 | 197.7 | 28.0 | 77.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「やよい軒」ブランドは一定の認知度を持つが、競合が多く、明確な差別化要因や特許などの強力な無形資産は限定的。ブランドロイヤリティが極めて高いとは言えない。
定食チェーンとしての利用は、店舗立地やメニューの好み、価格など他の要因で選択されることが多く、顧客が乗り換える際の直接的な損失は小さい。リピート率は存在するが、スイッチング・コストは低い。
顧客が増えることでサービスの質が向上するようなネットワーク効果は、定食チェーンというビジネスモデル上、基本的に存在しない。
セントラルキッチン方式の導入や、効率的な仕入れ・調理プロセスにより、一定のコスト管理は行われていると考えられる。しかし、外食産業全体で価格競争は激しく、圧倒的なコスト優位性は見出しにくい。
「やよい軒」ブランドを中心に、国内で多数の店舗を展開しており、一定の規模の経済を享受している。特に、セントラルキッチンによる効率化や、仕入れ交渉力において規模が活きている可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
「やよい軒」ブランドのさらなる強化と顧客基盤の拡大
セントラルキッチン方式の効率化によるコスト競争力の維持・向上
国内市場における店舗網の着実な拡大と収益性の改善
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による積極的な出店攻勢と価格競争の激化
原材料価格の高騰や人件費の上昇による収益性の圧迫
消費者の外食ニーズの変化への対応遅れや、既存店の客数減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、ヨシックスが「やよい軒」ブランドの優位性を維持できず、競合他社がより魅力的な価格設定やメニュー開発、立地戦略で顧客を奪っていく状況が考えられる。また、セントラルキッチン方式の効率性が、原材料価格や人件費の高騰によって相殺され、コスト優位性が失われることもあり得る。さらに、国内市場の飽和や消費者の嗜好の変化に対応できず、既存店の客数減少が続けば、規模の経済も維持できなくなるだろう。外食産業特有の、立地やトレンドに左右されやすいビジネスモデルの脆弱性が露呈するシナリオである。
5年後のモート予測
「やよい軒」のブランド力向上と効率的な店舗運営により、着実な売上・利益成長を達成。国内市場での地位をさらに強固にする。
既存店売上の安定と新規出店による緩やかな成長。コスト管理を維持しつつ、競争環境に対応していく。
競争激化とコスト増により、既存店売上・利益ともに伸び悩む。新規出店ペースも鈍化し、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 342億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 77.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 5年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 28.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.57倍 |
合格数:2/7 部分的合格