オーハシテクニカ(7628)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 400 | 45 | 30 | 42 | 11.9 | 195.5 | — | 69.7 |
| FY2016 | 375 | 38 | 28 | 14 | 10.7 | 190.6 | — | 70.0 |
| FY2017 | 390 | 42 | 31 | 31 | 10.5 | 206.1 | 40.0 | 70.6 |
| FY2018 | 395 | 41 | 30 | 28 | 9.6 | 199.0 | 42.0 | 72.2 |
| FY2019 | 359 | 33 | 25 | 28 | 7.7 | 166.9 | 48.0 | 74.4 |
| FY2020 | 298 | 21 | 15 | 13 | 4.9 | 106.1 | 52.0 | 74.2 |
| FY2021 | 325 | 23 | 18 | -4 | 5.4 | 127.2 | 52.0 | 76.3 |
| FY2022 | 350 | 21 | 13 | -1 | 3.6 | 95.0 | 57.0 | 80.5 |
| FY2023 | 392 | 16 | 10 | -29 | 2.7 | 75.1 | 57.0 | 79.1 |
| FY2024 | 400 | 18 | 15 | 14 | 3.8 | 116.0 | 60.0 | 80.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
オーハシテクニカは卸売業であり、特許やブランド力に依存する無形資産による競争優位性は確認できない。特定の規制ライセンスや独占的IPも主要な競争要因とは考えにくい。
自動車部品卸売業という性質上、既存顧客との長年の取引関係や、サプライヤーとの強固な連携により、一定のスイッチング・コストは存在する可能性がある。しかし、部品の汎用性や代替サプライヤーの存在により、その効果は限定的と推測される。
オーハシテクニカのビジネスモデルは、ユーザー数の増加がサービス価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。卸売業としての取引関係は重要だが、直接的なネットワーク効果とは異なる。
長年の事業運営で培われた調達力や物流ノウハウにより、一定のコスト優位性を有している可能性はある。しかし、規模の経済や技術的優位性による構造的なコスト低減効果は限定的と考えられる。
自動車部品卸売市場において、オーハシテクニカは一定のシェアを有しており、業界規模に対して最適な少数寡占の一角を担っている可能性がある。大手自動車メーカーとの取引実績は、その規模と信頼性を示唆している。
競合との比較優位
強気シナリオ
自動車産業の安定的な成長と、サプライチェーンにおける同社の重要性の維持。
新規顧客の獲得や既存顧客との取引拡大による売上・利益の着実な増加。
効率的なサプライチェーンマネジメントによるコスト競争力の維持・向上。
弱気シナリオ(モート侵食)
自動車産業の構造変化(EV化、MaaSなど)への対応遅れによる需要減少。
競合他社による価格競争の激化や、サプライヤーとの関係悪化。
新たな技術やビジネスモデルの登場による、既存の卸売モデルの陳腐化。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
オーハシテクニカの競争優位性が失われるシナリオは、自動車産業そのものの構造的な衰退、あるいは同社が長年培ってきたサプライヤー・顧客との関係性が、より低コストで効率的な代替サプライチェーン(例:直接取引、新たなプラットフォームビジネス)に取って代わられることである。特に、自動車メーカーが部品調達のサプライチェーンを垂直統合したり、デジタルプラットフォームを通じて直接部品メーカーと取引するようになれば、卸売業としての同社の介在価値は大きく低下する。また、競合他社がより革新的な物流システムや在庫管理技術を導入し、圧倒的なコスト優位性を確立した場合も、同社の地位は揺らぐだろう。さらに、環境規制の強化や地政学的リスクの高まりが、同社のグローバルな調達・販売網に深刻な影響を与える可能性も考えられる。
5年後のモート予測
自動車産業の堅調な需要に支えられ、既存顧客との関係を維持・強化しつつ、新規取引の獲得により売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
自動車産業の緩やかな成長と、一部の顧客からの需要増により、売上は微増傾向を維持する。コスト管理を徹底し、利益率を維持する。
EVシフトの加速やサプライチェーンの再編により、主要顧客の需要が減少し、売上・利益ともに減少に転じるリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 140億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 80.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -3.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.35倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書