大丸エナウィン(9818)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 163 | 9 | 6 | 6 | 6.0 | 77.0 | — | 74.5 |
| FY2016 | 152 | 8 | 6 | 2 | 5.5 | 74.7 | — | 74.4 |
| FY2017 | 166 | 8 | 5 | 4 | 4.4 | 62.3 | 15.0 | 74.1 |
| FY2018 | 172 | 8 | 6 | 3 | 5.3 | 78.5 | 15.0 | 74.0 |
| FY2019 | 185 | 8 | 8 | -2 | 7.1 | 111.3 | 17.0 | 61.7 |
| FY2020 | 214 | 10 | 7 | 1 | 5.3 | 88.1 | 18.0 | 65.2 |
| FY2021 | 265 | 10 | 8 | -12 | 5.7 | 99.1 | 20.5 | 66.1 |
| FY2022 | 306 | 10 | 7 | 8 | 4.6 | 86.8 | 21.0 | 63.3 |
| FY2023 | 299 | 11 | 7 | 8 | 5.2 | 96.1 | 23.0 | 64.8 |
| FY2024 | 334 | 13 | 9 | 4 | 6.0 | 116.2 | 25.0 | 67.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
現時点では、大丸エナウィンのブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報は開示されておらず、無形資産による競争優位性は確認できません。
LPガスや都市ガスといったエネルギー供給事業において、顧客が他社へ乗り換える際には、配管工事や契約手続きなどの手間が発生する可能性があります。しかし、乗り換えによる経済的損失が限定的であるため、スイッチング・コストは弱いと考えられます。
大丸エナウィンの事業モデルにおいて、ネットワーク効果が競争優位性につながる要素は見当たりません。顧客数の増加がサービス価値を直接的に向上させる構造ではありません。
エネルギー卸売業という性質上、一定の規模の経済性は期待できますが、他社と比較して構造的に著しく低いコスト構造を持つという証拠は現時点では確認できません。調達力や物流効率が競争力の一部となり得ます。
エネルギー卸売業は、一定のインフラ投資や顧客基盤が必要であり、業界内での寡占化が進む可能性があります。大丸エナウィンは一定の事業規模を有していますが、業界全体を代表するような圧倒的な規模の経済性を持つとは断定できません。
競合との比較優位
強気シナリオ
再生可能エネルギー分野への積極的な投資と事業拡大
M&Aによる事業領域の拡大とシナジー創出
DX推進による業務効率化とコスト削減の実現
弱気シナリオ(モート侵食)
エネルギー価格の変動リスクによる収益性の悪化
新規参入企業や代替エネルギー技術の台頭による競争激化
規制緩和や政策変更による事業環境の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
大丸エナウィンの投資が失敗するには、エネルギー業界全体が構造的な衰退期に入り、需要が長期的に低迷することが必要です。特に、再生可能エネルギーへのシフトが遅れ、既存の化石燃料への依存度が高いまま、技術革新による代替エネルギーの普及が予想以上に加速した場合、同社の事業基盤は大きく揺らぎます。また、主要な仕入れ先や販売網における強力な独占的地位が失われ、価格交渉力が低下することも考えられます。さらに、顧客がエネルギー供給元を容易かつ低コストで変更できるような技術やサービスが登場し、スイッチング・コストがほぼゼロになった場合、同社の安定的な収益基盤は失われるでしょう。
5年後のモート予測
再生可能エネルギー事業の拡大と高付加価値サービスの提供により、収益性が向上し、安定的な成長軌道に乗る。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。エネルギー価格の変動や競争環境の変化に影響を受ける可能性がある。
エネルギー価格の低迷や競争激化により、収益性が悪化し、事業規模の縮小を余儀なくされる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 144億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 5.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.97倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-01 臨時報告書