ムサシ(7521)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 357 | 9 | 8 | 1 | 2.9 | 101.2 | — | 63.9 |
| FY2016 | 353 | 11 | 8 | 22 | 2.9 | 105.0 | — | 65.2 |
| FY2017 | 373 | 10 | 7 | 3 | 2.7 | 99.7 | 38.0 | 61.0 |
| FY2018 | 371 | 3 | 2 | -7 | 0.7 | 24.7 | 32.0 | 61.4 |
| FY2019 | 376 | 10 | 9 | 18 | 3.2 | 116.5 | 24.0 | 63.4 |
| FY2020 | 303 | -1 | -0 | -13 | -0.1 | -3.9 | 35.0 | 65.4 |
| FY2021 | 362 | 17 | 10 | 17 | 3.6 | 141.5 | 24.0 | 62.2 |
| FY2022 | 371 | 26 | 18 | 16 | 6.1 | 258.7 | 40.0 | 65.4 |
| FY2023 | 331 | 11 | 8 | -37 | 2.5 | 112.7 | 43.0 | 67.1 |
| FY2024 | 374 | 34 | 34 | 57 | 10.1 | 503.8 | 36.0 | 68.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ムサシ(7521)は卸売業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという情報は現時点では確認できません。事業の性質上、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。
卸売業という性質上、顧客(小売店など)が他の卸売業者に乗り換える際の直接的な金銭的損失は小さいと考えられます。しかし、長年の取引関係や特定の品揃えへの依存度によっては、一定のスイッチング・コストが発生する可能性はあります。
ムサシの事業モデルは、ネットワーク効果が働くようなプラットフォーム型ビジネスや、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させる構造とは考えにくいため、ネットワーク効果による競争優位性は期待できません。
卸売業として、仕入れ量や物流効率によるコスト削減努力は行われていると考えられます。しかし、同業他社も同様の努力を行っている可能性が高く、構造的なコスト優位性を確立していると断定できるほどの情報は現時点では見当たりません。
ムサシは、特定の地域や商品カテゴリーにおいて、一定の販売網や顧客基盤を築いている可能性があります。これにより、規模の経済を活かした効率的な運営や、より多くの品揃えを提供できる可能性があります。ただし、業界全体での圧倒的なシェアや寡占状態を示すものではありません。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における強力な販売網と顧客基盤の維持・拡大
効率的な物流網とサプライチェーン管理によるコスト競争力の維持
新規顧客獲得や取扱商品の拡充による緩やかな成長
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
主要取引先の業績悪化や取引条件の変更
消費トレンドの変化やECプラットフォームの台頭による需要の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ムサシの投資が失敗するには、まずその「規模の経済」が崩壊する必要がある。具体的には、主要な取引先が次々と競合他社に乗り換え、販売数量が大幅に減少すること。また、物流コストの高騰や非効率化により、規模の経済によるコスト優位性が失われ、価格競争で劣後すること。さらに、同社が強みを持つ商品カテゴリーにおいて、消費者の嗜好が劇的に変化し、代替品が普及することで、既存の販売網の価値が低下することも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益基盤そのものが揺らぐシナリオが考えられる。
5年後のモート予測
既存の販売網と効率的な物流を維持し、ニッチ市場でのシェアを徐々に拡大。取扱商品の拡充や新規顧客獲得により、緩やかな売上・利益成長を達成する。
現状の事業基盤を維持しつつ、緩やかな市場環境の変化に対応。価格競争や取引条件の変動に影響を受けながらも、一定の収益性を確保する。
競合激化や需要低迷により、販売数量が減少。コスト圧力も高まり、収益性が悪化。既存取引先の業績不振も重石となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 197億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 68.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 52.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.58倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-03 臨時報告書