ジオリーブグループ(3157)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,549 | 12 | 10 | -50 | 8.7 | 90.7 | — | 19.0 |
| FY2017 | 1,565 | 12 | 12 | -11 | 9.1 | 91.5 | 11.0 | 20.5 |
| FY2018 | 1,598 | 13 | 12 | 19 | 8.8 | 92.4 | 20.0 | 21.0 |
| FY2019 | 1,624 | 15 | 13 | 35 | 8.7 | 96.4 | 20.0 | 21.8 |
| FY2020 | 1,486 | 12 | 14 | 4 | 8.6 | 105.1 | 20.0 | 24.4 |
| FY2021 | 1,726 | 29 | 23 | 16 | 12.6 | 172.8 | 21.0 | 24.0 |
| FY2022 | 1,828 | 35 | 30 | 1 | 14.5 | 224.4 | 35.0 | 26.3 |
| FY2023 | 1,663 | 22 | 25 | 41 | 11.1 | 187.6 | 44.0 | 29.4 |
| FY2024 | 1,761 | 19 | 16 | 1 | 6.9 | 120.6 | 44.0 | 26.0 |
| FY2025 | 1,858 | 21 | 21 | 31 | 8.5 | 161.0 | 38.0 | 26.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
開示情報からは、特許、ブランド力、規制ライセンスなどの無形資産に関する具体的な情報は確認できない。卸売業という業態からも、現時点では無形資産による競争優位性は見出しにくい。
特定の仕入先や販売先との長年の取引関係は存在する可能性があり、一定のスイッチング・コストを生むかもしれない。しかし、具体的な取引条件や顧客の囲い込み策に関する情報は乏しく、その強さは限定的と推測される。
卸売業というビジネスモデルにおいて、ネットワーク効果が競争優位性の源泉となる要素は現時点では見当たらない。プラットフォーム型ビジネスではないため、ユーザー数の増加が直接的な価値向上に繋がる構造ではない。
卸売業として、規模の経済や効率的な物流網を構築している可能性はある。しかし、同業他社と比較して構造的にコスト優位性を確立しているという具体的な証拠は開示情報からは読み取れない。
卸売業として一定の事業規模を有していることは推測される。しかし、業界内での圧倒的なシェアや、最適化された少数寡占市場を形成しているというレベルには達していない可能性が高い。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における仕入・販売網の独占的地位の確立
効率的なサプライチェーンマネジメントによるコストリーダーシップの実現
新規事業やM&Aによる事業領域の拡大と収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
主要仕入先・販売先の喪失による事業基盤の弱体化
デジタル化の遅れによる非効率性の露呈と市場シェアの低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ジオリーブグループの投資が失敗するシナリオは、同社が競争優位性を全く持たない、あるいは持っていたとしてもそれを維持・強化できない状況に陥ることである。具体的には、主要な仕入先や販売先が競合他社に乗り換える、あるいはより有利な条件を提示するようになることで、同社の取引基盤が崩壊する。また、卸売業というビジネスモデルの特性上、デジタル化の波に乗り遅れ、サプライチェーンの非効率性が露呈し、コスト競争力やサービスレベルで劣後する可能性も考えられる。さらに、同業他社がより強力なブランド力や独自の販売チャネルを構築し、ジオリーブグループが価格以外で差別化できなくなる状況も、失敗への道筋となるだろう。
5年後のモート予測
既存事業の効率化と新規事業の成功により、安定的な収益成長を達成。ニッチ市場での地位を強化し、緩やかながらも着実な成長軌道を描く。
現状維持に近い成長。既存事業の安定性を保ちつつ、大きな飛躍は見られない。業界平均並みの成長率に留まる。
価格競争や仕入・販売先の離脱により、収益性が悪化。事業規模の縮小や、競争力の低下が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 191億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 26.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -10.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.77倍 |
合格数:4/7 部分的合格