メディアスホールディングス(3154)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,584 | 10 | 9 | 21 | 9.7 | 277.6 | 80.0 | 19.4 |
| FY2017 | 1,627 | 10 | 9 | 21 | 8.8 | 133.1 | 50.0 | 20.7 |
| FY2018 | 1,681 | 10 | 7 | -4 | 7.0 | 38.1 | 14.0 | 19.8 |
| FY2019 | 1,977 | 9 | -1 | 6 | -0.6 | -3.2 | 14.0 | 20.5 |
| FY2020 | 2,104 | 11 | 10 | 13 | 6.9 | 43.7 | 14.0 | 19.8 |
| FY2021 | 2,468 | 27 | 21 | 22 | 13.0 | 94.8 | 21.0 | 18.8 |
| FY2022 | 2,217 | 23 | 19 | -87 | 10.8 | 85.3 | 19.0 | 18.6 |
| FY2023 | 2,391 | 19 | 15 | 4 | 8.1 | 68.3 | 22.0 | 19.1 |
| FY2024 | 2,598 | 13 | 11 | -8 | 5.7 | 51.2 | 21.0 | 17.2 |
| FY2025 | 2,887 | 19 | 14 | 45 | 6.7 | 61.9 | 20.0 | 18.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
メディアスホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。卸売業という性質上、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
医療機器卸売という性質上、医療機関との取引関係は一定の継続性を持つ可能性がある。しかし、競合他社も存在し、価格やサービス内容によっては乗り換えが発生するリスクも否定できないため、スイッチング・コストは限定的と評価。
同社のビジネスモデルは、特定のプラットフォームやサービス利用者の増加が価値を増幅させるネットワーク効果を生み出す構造ではない。サプライヤーと顧客の間の仲介役であり、ネットワーク効果は期待できない。
卸売業として、仕入れ価格や物流効率がコスト競争力に影響する可能性がある。しかし、業界全体で価格競争が激しい可能性があり、構造的なコスト優位性を確立している証拠は現時点では見当たらない。
医療機器卸売市場において、一定の規模を持つ企業であると考えられる。規模の経済による効率化の恩恵を受ける可能性はあるが、業界全体が巨大であるため、最適化された少数寡占状態にあるとは断定できない。
競合との比較優位
強気シナリオ
医療機器の需要増加に伴う売上拡大
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果
特定のニッチ市場におけるシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
医療機器メーカーによる直販強化
競合他社との価格競争激化
医療制度改革による収益環境の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
メディアスホールディングスへの投資が失敗するには、まず同社が医療機器卸売市場において、競合他社と比較して明確かつ持続的な競争優位性を全く持っていないという前提が真実でなければならない。具体的には、強力なブランド力や特許、顧客が容易に乗り換えられないほどの高いスイッチング・コスト、利用者の増加が価値を高めるネットワーク効果、あるいは他社が真似できない圧倒的なコスト構造や規模の経済が存在しないことが確認される必要がある。さらに、医療機器メーカーの直販強化や、価格競争の激化、あるいは医療制度の変更といった外部要因が、同社の収益性を著しく悪化させるシナリオが現実となることが、この投資の失敗を決定づけるだろう。つまり、同社が「価格と品揃え」以外の競争軸を持たず、かつ外部環境の変化に極めて脆弱であるという状況が、失敗の必要条件となる。
5年後のモート予測
医療機器需要の堅調な伸びと、M&Aによる事業拡大が奏功し、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。特定の専門分野でシェアを拡大し、収益性を向上させる。
緩やかな市場成長と、価格競争のプレッシャーの中で、既存事業の維持・拡大に努める。M&Aは限定的となり、安定的な収益基盤を維持する。
医療機器メーカーの直販強化や競合激化により、売上・利益ともに減少。収益性が悪化し、事業再編を余儀なくされる可能性も出てくる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 189億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 18.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -10.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.92倍 |
合格数:3/7 部分的合格