7417

南陽(7417)に経済的な堀はあるか

卸売業 商社・卸売

株価

現在株価
1,925
2026-09-01
時価総額
188 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 318 19 13 26 9.1 210.0 47.6
FY2017 362 23 17 14 10.2 263.2 53.0 48.9
FY2018 386 26 18 4 10.4 283.7 69.0 52.1
FY2019 343 21 14 27 7.6 218.0 76.0 56.4
FY2020 324 19 13 27 6.8 208.9 66.0 56.4
FY2021 348 24 17 4 8.3 273.0 70.0 56.0
FY2022 393 30 21 -12 9.4 336.6 82.0 55.3
FY2023 380 28 20 28 8.1 156.6 101.0 57.6
FY2024 365 29 20 28 7.9 163.1 101.0 62.3
FY2025 58.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

南陽(7417)の事業内容(化学品、合成樹脂等の卸売)において、特筆すべきブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPの存在は確認できない。競合他社との差別化要因として無形資産の活用は限定的と判断される。

スイッチングコスト1/5

化学品や合成樹脂の卸売という性質上、顧客が仕入先を変更する際の切り替えコストは一定程度存在する。しかし、代替品の入手容易性や価格競争力も重要視されるため、スイッチング・コストによる優位性は限定的である。特定の顧客との長期契約や、カスタマイズされた供給体制の有無が鍵となる。

ネットワーク効果0/5

南陽の事業モデルは、卸売業であり、プラットフォーム型ビジネスではないため、ネットワーク効果が発生する要素は見当たらない。顧客やサプライヤーが増加しても、それ自体がサービスの価値を向上させる構造ではない。

コスト優位2/5

卸売業として、仕入れ量や物流効率によるコスト削減の余地はある。しかし、同業他社も同様の努力を行っていると考えられ、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定しにくい。規模の経済や効率化によるコスト競争力は存在する可能性がある。

規模の経済2/5

化学品・合成樹脂卸売業界において、南陽は一定の規模を持つ企業である。しかし、業界全体が多数のプレイヤーで構成されており、寡占化が進んでいるとは言えない。最適な規模の少数寡占状態にあるとは判断し難く、規模の経済による優位性は限定的である。

競合との比較優位

強気シナリオ

特定のニッチ市場における強力なサプライヤーとの独占的契約の獲得

物流・在庫管理システムの高度化による顕著なコスト削減の実現

M&Aによる事業規模拡大とシナジー効果の創出

弱気シナリオ(モート侵食)

主要サプライヤーとの関係悪化による仕入れ価格の上昇

代替素材の台頭や顧客ニーズの変化による主力製品の需要減少

同業他社による価格競争の激化とシェア低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

南陽の投資が失敗するには、同社が依存する主要な化学品・合成樹脂メーカーが、自社で直接販売網を構築するか、あるいは競合他社がより低コストで同等品を調達・供給できる体制を確立する必要がある。また、顧客企業が、南陽を介さずに直接メーカーから仕入れることのメリット(価格、納期、品質等)が、南陽を利用するメリットを上回る状況が常態化することも、同社の競争優位性を損なう要因となる。さらに、南陽が持つサプライヤーや顧客との関係性が、代替可能なレベルにまで陳腐化し、価格やサービスで差別化できなくなるシナリオも考えられる。

5年後のモート予測

強気

主要サプライヤーとの関係強化と新規顧客開拓が進み、取扱品目の拡大や高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

既存事業を維持しつつ、緩やかな市場成長に合わせて売上・利益は微増する。コスト管理と効率化が継続的な収益性を支える。

弱気

サプライヤーからの仕入れ条件悪化や、競合他社との価格競争激化により、収益性が低下する。取扱製品の需要減少も重なり、売上・利益ともに減少傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 188億
2. 健全な財務 自己資本比率 62.3%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -15.8%
6. 適度なPER PER 9.2倍
7. 適度なPBR PBR 0.73倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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