コーナン商事(7516)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 3,048 | 161 | 61 | 82 | 6.3 | 175.2 | — | 33.8 |
| FY2017 | 3,161 | 174 | 100 | 51 | 9.5 | 290.9 | 44.0 | 35.2 |
| FY2018 | 3,335 | 199 | 109 | -30 | 9.5 | 314.8 | 50.0 | 35.7 |
| FY2019 | 3,746 | 201 | 118 | -158 | 9.5 | 343.2 | 52.0 | 32.8 |
| FY2020 | 4,421 | 309 | 186 | 199 | 14.0 | 561.3 | 54.0 | 33.7 |
| FY2021 | 4,412 | 258 | 156 | 48 | 10.9 | 489.3 | 61.0 | 35.8 |
| FY2022 | 4,390 | 220 | 132 | -85 | 8.9 | 431.1 | 70.0 | 35.7 |
| FY2023 | 4,727 | 241 | 141 | -15 | 8.9 | 473.9 | 90.0 | 34.3 |
| FY2024 | 5,014 | 250 | 142 | 7 | 8.6 | 492.5 | 95.0 | 34.6 |
| FY2025 | 5,198 | 224 | 123 | 23 | 7.1 | 432.3 | 100.0 | 34.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
コーナン商事のブランド力は、DIY・ホームセンター業界において一定の認知度を持つ。PB(プライベートブランド)商品の開発・展開も進めているが、他社との差別化が明確に際立つレベルではない。特許や独占的IPは主要な競争優位とはなっていない。
ホームセンターは一般的に顧客のスイッチングコストが低い業態である。コーナン商事も例外ではなく、価格、品揃え、立地などの要因で競合店への乗り換えが発生しやすい。ただし、長年の利用による慣れや、特定商品の取り扱いなどで一部顧客を繋ぎ止めている可能性はある。
ホームセンター事業において、ネットワーク効果はほとんど見られない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、新たな価値が創出されたりする構造ではない。
ホームセンター業界において、コーナン商事は一定の規模を持つ企業であり、仕入れや物流におけるコスト競争力を持つ可能性がある。PB商品の開発による粗利率の改善努力も見られる。ただし、業界全体として価格競争も激しく、圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えない。
コーナン商事は、国内有数のホームセンターチェーンであり、店舗網の広さと売上規模において業界内で上位に位置する。この規模は、仕入れ交渉力や効率的な物流網の構築に寄与し、競合他社に対する優位性となっている。特に西日本地域での強固な基盤を持つ。
競合との比較優位
強気シナリオ
PB商品の拡充と高付加価値化による収益性向上
M&Aや新規出店による継続的な店舗網拡大とスケールメリットの追求
ECサイト強化やサービス拡充による顧客接点の多様化と囲い込み
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の積極的な出店攻勢や価格競争の激化
DIY需要の低迷や、EC専業業者との競争激化
消費者のライフスタイルの変化への対応遅れや、既存事業の陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コーナン商事の投資が失敗するには、まずその規模の経済性が急速に失われる必要がある。具体的には、競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築したり、より低コストで商品を調達できるようになったりすることが考えられる。また、消費者のDIY離れが予想以上に加速し、ホームセンター業界全体のパイが縮小する中で、コーナン商事がその縮小ペースを上回る形で売上を落とすシナリオも考えられる。さらに、デジタル化の波に乗り遅れ、オンライン販売や新たな顧客体験を提供する競合にシェアを奪われることも、規模の経済性を無力化する要因となりうる。これらの要因が複合的に作用し、同社の既存の強みが通用しなくなる状況が想定される。
5年後のモート予測
PB強化と店舗網拡大が奏功し、売上・利益ともに堅調に成長。ECとのシナジーも発揮し、業界内での地位をさらに強固にする。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。PB強化や効率化で収益性を確保するが、大きな飛躍は見られない。
DIY需要の低迷や競争激化により、売上・利益ともに伸び悩む。ECシフトへの対応も遅れ、市場シェアを徐々に失っていく。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,160億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 34.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 0.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.66倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-29 臨時報告書