9842

アークランズ(9842)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
1,868
2026-09-01
時価総額
1,131 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,030 88 50 42 7.2 123.5 71.8
FY2017 1,052 94 54 88 7.3 133.4 25.0 73.9
FY2018 1,099 99 57 34 7.2 140.3 27.5 72.6
FY2019 1,127 96 48 0 5.8 119.5 30.0 69.7
FY2020 1,785 160 87 -915 9.6 215.1 30.0 23.0
FY2021 3,572 209 164 84 15.3 404.2 35.0 26.0
FY2022 3,135 189 97 74 8.3 238.3 35.0 29.0
FY2023 3,107 161 91 98 7.8 177.2 40.0 33.2
FY2024 3,157 162 101 361 8.3 162.6 40.0 36.1
FY2025 3,411 142 81 160 6.3 129.4 40.0 36.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

「カインズ」ブランドは一定の認知度を持つが、DIY・ホームセンター業界全体でブランド力が競争優位に直結するほどの強さはない。PB商品開発力は存在するものの、特許や独占的IPは限定的。

スイッチングコスト1/5

顧客は価格や品揃え、利便性で店舗を選択する傾向が強く、特定のホームセンターに強いスイッチング・コストが発生する要因は少ない。リピート購入はあるものの、乗り換えのハードルは低い。

ネットワーク効果0/5

ホームセンター事業において、ネットワーク効果が働く要素はほとんど見られない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、新たな価値が創出されたりする構造ではない。

コスト優位2/5

カインズは自社工場での生産や物流効率化を進めているが、業界全体で見て圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えない。競合他社も同様の効率化努力を行っており、構造的な低コスト体質は限定的。

規模の経済3/5

カインズは国内有数のホームセンターチェーンであり、一定の規模の経済を享受している。広範な店舗網と仕入れ力は競争優位の源泉となりうるが、業界全体で寡占化が進んでいるわけではない。

競合との比較優位

強気シナリオ

PB商品の拡充とブランド力向上による顧客ロイヤルティ強化

DX推進による店舗運営効率化と顧客体験向上

M&Aや新規出店による更なる規模拡大とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社の低価格攻勢やオンライン販売強化への対応遅れ

DIY市場の成長鈍化や消費者の価値観変化への適応失敗

原材料価格高騰や物流コスト増加による収益性悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アークランズの投資が失敗するには、同社が「カインズ」ブランドの持つ潜在的な顧客ロイヤルティを十分に引き出せず、競合他社がより魅力的な商品開発や価格戦略、オンラインチャネルの強化に成功することである。特に、DIY市場の縮小や、消費者がより専門的なサービスや体験を求める方向へシフトした場合、同社の現状のビジネスモデルは陳腐化するリスクがある。また、規模の経済を活かしたコスト優位性も、サプライチェーンの混乱やインフレ圧力によって損なわれ、競合との価格競争で劣後するシナリオも考えられる。最終的には、同社が変化する市場環境や顧客ニーズに対応できず、競争力を失っていくことが、この投資の失敗を意味するだろう。

5年後のモート予測

強気

PB商品強化とDXによる顧客体験向上で売上・利益ともに堅調に成長。新規出店やM&Aで市場シェアを拡大し、業界内での地位を確固たるものにする。

中立

既存店売上の緩やかな成長とPB商品の貢献により、安定した収益を維持。市場環境の変化に一定程度適応し、現状の競争力を保つ。

弱気

競合の攻勢や市場環境の変化に対応できず、売上・利益ともに伸び悩む。特にオンライン販売での遅れが響き、市場シェアを徐々に失っていく。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,131億
2. 健全な財務 自己資本比率 36.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -18.4%
6. 適度なPER PER 14.0倍
7. 適度なPBR PBR 0.89倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

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