スズデン(7480)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 419 | 10 | 8 | -7 | 5.0 | 55.2 | — | 56.5 |
| FY2017 | 498 | 17 | 13 | 13 | 7.9 | 94.6 | 45.0 | 55.8 |
| FY2018 | 480 | 16 | 13 | 28 | 7.8 | 96.1 | 58.0 | 60.5 |
| FY2019 | 446 | 14 | 11 | 23 | 6.5 | 77.2 | 120.0 | 61.2 |
| FY2020 | 453 | 13 | 9 | 32 | 5.4 | 63.9 | 70.0 | 62.0 |
| FY2021 | 597 | 31 | 23 | -3 | 13.3 | 167.8 | 72.0 | 53.8 |
| FY2022 | 674 | 44 | 33 | 20 | 17.8 | 236.7 | 122.0 | 55.8 |
| FY2023 | 509 | 28 | 21 | 38 | 11.3 | 149.4 | 190.0 | 65.3 |
| FY2024 | 466 | 24 | 18 | 39 | 9.6 | 127.7 | 120.0 | 64.2 |
| FY2025 | 459 | 21 | 17 | -5 | 10.3 | 129.0 | 103.0 | 59.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
スズデンは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。事業は主に電子部品の卸売であり、差別化要因としての無形資産は限定的と考えられる。
電子部品卸売業において、顧客(製造業など)は特定のサプライヤーとの取引関係を長年維持することが多い。部品の仕様や品質管理、納期管理などで既存サプライヤーへの信頼が構築されている場合、切り替えには一定の手間とリスクが伴う可能性がある。
電子部品卸売業は、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果を持つビジネスモデルではない。サプライヤーと顧客のマッチングが主であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
卸売業として、大量仕入れによるボリュームディスカウントや効率的な物流網の構築がコスト競争力に寄ちうる。しかし、スズデンが業界平均を大きく下回るコスト構造を持つという明確な証拠はない。
スズデンは電子部品卸売業界において一定の規模と歴史を持ち、多くのサプライヤーと顧客とのネットワークを構築している。この規模は、より小規模な競合他社に対して、品揃えや調達力、情報収集力で優位性をもたらす可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
IoT化や自動運転など、電子部品の需要拡大が継続する中で、既存のサプライヤー・顧客ネットワークを活かした事業拡大。
M&Aやアライアンスによる事業領域の拡大や、より高付加価値なサービス提供へのシフト。
DX推進による業務効率化とコスト削減が進み、収益性が向上する。
弱気シナリオ(モート侵食)
大手メーカーによる直接取引の拡大や、プライベートブランド(PB)製品の普及により、卸売業の介在価値が低下する。
価格競争の激化により、収益性が悪化する。
技術革新のスピードに追随できず、取り扱い製品ラインナップが陳腐化する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
スズデンの投資が失敗するには、まず電子部品卸売業界全体が構造的に縮小するか、あるいはスズデンがその中で競争力を維持できなくなるシナリオが考えられる。具体的には、顧客である製造業が、より安価で信頼性の高い代替サプライヤー(海外メーカーや、より効率的な流通チャネル)へ急速にシフトし、スズデンとの取引を縮小・解消するケースである。また、スズデンが長年培ってきたサプライヤーとの関係性が、技術革新や業界再編によって陳腐化し、新たな競争優位性を築けなくなることも考えられる。さらに、競合他社がより先進的なITシステムを導入し、物流・在庫管理の効率でスズデンを圧倒し、価格競争で劣後する状況も、この投資の失敗につながるだろう。
5年後のモート予測
電子部品市場の成長と、スズデンの既存ネットワークの活用により、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値サービスへの展開も進み、収益性が向上する。
市場環境に概ね連動した成長。既存事業の維持・拡大に注力し、安定した収益を確保する。
価格競争の激化や顧客ニーズの変化に対応できず、売上・利益ともに低迷。業界内での地位も低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 265億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -18.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.50倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書