コンドーテック(7438)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 504 | 35 | 25 | 21 | 11.0 | 93.3 | — | 62.1 |
| FY2017 | 528 | 35 | 25 | 19 | 10.2 | 94.3 | 23.0 | 62.8 |
| FY2018 | 578 | 39 | 27 | 11 | 10.3 | 102.7 | 24.0 | 61.0 |
| FY2019 | 606 | 41 | 29 | -8 | 10.1 | 107.5 | 26.0 | 61.2 |
| FY2020 | 596 | 34 | 16 | 19 | 5.4 | 59.6 | 29.0 | 58.7 |
| FY2021 | 661 | 36 | 23 | -11 | 7.1 | 87.3 | 31.0 | 53.7 |
| FY2022 | 754 | 44 | 24 | 26 | 7.3 | 94.8 | 32.0 | 53.8 |
| FY2023 | 769 | 47 | 33 | 22 | 9.1 | 128.0 | 34.0 | 55.6 |
| FY2024 | 792 | 45 | 33 | 41 | 8.5 | 128.0 | 40.0 | 55.7 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 46.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
コンドーテックの事業内容(ワイヤーロープ、荷役運搬具等)において、強力なブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する無形資産の存在は確認できない。特定の技術やデザインに強みを持つ可能性はあるが、それが持続的な競争優位に直結するほどの無形資産とは評価しにくい。
ワイヤーロープや荷役運搬具は、一度採用されると、安全性や品質基準、サプライヤーとの関係性から、他社製品への切り替えには一定の手間やコストが発生する可能性がある。しかし、製品のコモディティ化が進んでいる可能性もあり、スイッチング・コストは限定的と考えられる。
コンドーテックの事業は、製品の利用者が増えることでその価値が増大するようなネットワーク効果を生み出すビジネスモデルではない。BtoBの卸売業であり、プラットフォーム型ビジネスとは性質が異なる。
長年の事業継続による生産ノウハウや、仕入れ・販売チャネルの効率化により、一定のコスト競争力を持っている可能性がある。ただし、競合他社も同様の効率化を進めていると考えられ、構造的な圧倒的コスト優位性までは見出しにくい。
ワイヤーロープや荷役運搬具の分野において、コンドーテックは国内有数のメーカー・販売業者であり、一定の市場シェアを有していると考えられる。業界全体で見た場合、規模の経済を活かした効率的な事業運営が可能であり、寡占的な市場構造の中で一定の優位性を築いている可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ老朽化に伴うワイヤーロープ需要の増加
海外市場への展開拡大による収益源の多様化
高付加価値製品の開発・販売による利益率向上
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰によるコスト増
競合他社による低価格攻勢
代替素材や技術の登場による市場の変化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コンドーテックへの投資が失敗するには、まず、同社が持つ「規模の経済」による優位性が、競合他社の参入や技術革新によって急速に陳腐化する必要がある。具体的には、より小規模な企業が、より効率的な生産技術や独自の販売網を確立し、コンドーテックの価格競争力や供給能力を凌駕するケースが考えられる。また、ワイヤーロープや荷役運搬具の代替となる新素材や新技術が急速に普及し、同社の主力製品の需要が構造的に減少することも、この投資の失敗要因となり得る。さらに、主要顧客であるインフラ関連企業や建設業の景気低迷が長期化し、需要そのものが大きく落ち込むシナリオも、同社の成長性を否定する要因となるだろう。
5年後のモート予測
インフラ投資の活発化や、高付加価値製品へのシフトが進み、売上・利益ともに堅調に成長。特に海外展開が成功すれば、さらなる成長が見込める。
国内需要は安定的に推移するものの、価格競争は継続。緩やかな売上・利益の伸びに留まる。コスト管理が成長の鍵となる。
原材料高や競合激化により、利益率が圧迫される。代替技術の台頭や需要の低迷が重なると、業績は悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 383億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 55.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 13.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.05倍 |
合格数:3/7 部分的合格