白銅(7637)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 325 | 17 | 12 | 14 | 8.5 | 105.3 | — | 55.6 |
| FY2016 | 346 | 20 | 14 | 11 | 9.5 | 123.9 | — | 51.7 |
| FY2017 | 437 | 28 | 20 | 17 | 12.5 | 178.8 | 58.5 | 47.6 |
| FY2018 | 452 | 22 | 16 | 10 | 9.2 | 138.0 | 75.0 | 50.4 |
| FY2019 | 418 | 17 | 11 | 1 | 6.7 | 101.3 | 77.0 | 53.3 |
| FY2020 | 392 | 20 | 13 | 16 | 7.2 | 113.0 | 58.0 | 54.0 |
| FY2021 | 554 | 43 | 30 | 39 | 15.0 | 261.3 | 58.0 | 47.5 |
| FY2022 | 616 | 38 | 27 | -12 | 12.9 | 241.4 | 115.0 | 49.1 |
| FY2023 | 573 | 25 | 19 | 9 | 8.5 | 169.0 | 109.0 | 53.5 |
| FY2024 | 664 | 30 | 22 | 9 | 9.4 | 197.2 | 80.0 | 53.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
白銅は金属素材商社として長年の歴史と信頼を築いており、一部の顧客にとってはブランドイメージが購買決定に影響を与える可能性がある。しかし、特許や独自のIPによる明確な優位性は見られない。
金属素材の調達において、長年の取引実績や仕様の適合性から、顧客が他のサプライヤーへ切り替えるには一定の手間やリスクが伴う。特に特殊な合金や加工品の場合、スイッチング・コストは高まる傾向にある。
金属素材卸売業は、基本的に個別の取引であり、プラットフォーム型のようなネットワーク効果は発生しない。
大手商社と比較すると、特定の金属分野に特化することで、調達・物流・加工における効率化を図っている可能性がある。しかし、グローバルな調達網や規模の経済を持つ競合他社と比較した場合、絶対的なコスト優位性は限定的。
金属素材卸売業界において、白銅は主要プレイヤーの一つであり、一定の市場シェアを有している。特に、特定の金属分野においては、その規模が調達力や顧客への対応力に繋がっていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
特殊金属や高機能素材分野でのシェア拡大
M&Aによる事業領域の拡大とシナジー創出
DX推進によるサプライチェーン効率化とコスト削減
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の業績悪化による需要低迷
原材料価格の急激な変動による収益圧迫
新興企業や海外勢力による価格競争の激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
白銅の投資が失敗するには、まず主要な顧客基盤が急速に縮小するか、あるいは顧客が代替素材や競合サプライヤーへ容易に移行できるようになる必要がある。例えば、顧客企業が内製化を進めたり、汎用的な素材への切り替えが容易になったりする場合、スイッチング・コストの優位性は失われる。また、金属価格の変動リスクをヘッジする能力が著しく低下し、在庫リスクが顕在化することも考えられる。さらに、競合他社がより効率的なサプライチェーンや低コストな調達網を構築し、白銅の価格競争力を奪うシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、現在の競争優位性が崩壊する可能性がある。
5年後のモート予測
高機能素材分野での需要増とM&Aによる事業拡大が奏功し、売上・利益ともに着実に成長。特にニッチ市場での優位性を確立する。
既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。金属価格の変動リスクを管理しながら、徐々に事業効率を改善していく。
主要顧客の需要減退や価格競争の激化により、売上・利益ともに伸び悩む。原材料価格の変動リスクへの対応も遅れ、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 371億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 53.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -9.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.56倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書