セルム(7367)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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8年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2020 | 46 | 3 | 1 | 3 | 8.3 | 29.4 | — | 45.2 |
| FY2021 | 65 | 7 | 4 | 11 | 9.5 | 57.3 | 0.0 | 65.5 |
| FY2022 | 73 | 9 | 5 | 7 | 16.4 | 43.1 | 18.0 | 65.5 |
| FY2023 | 75 | 10 | 6 | 4 | 20.2 | 54.4 | 13.0 | 62.4 |
| FY2024 | 82 | 11 | 6 | -14 | 19.7 | 25.2 | 19.0 | 36.9 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 19.0 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 15.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 15.5 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
セルムの事業内容(人材育成・組織開発コンサルティング)において、特許やブランドによる明確な無形資産の優位性は確認できない。競合他社も同様のサービスを提供しており、差別化要因が限定的。
顧客企業はセルムのコンサルティングサービスを導入後、組織文化や人材育成プロセスに深く関与するため、他社への切り替えには一定の学習コストや関係構築コストが発生する可能性がある。しかし、サービス内容の標準化が進めばスイッチングコストは低下する。
セルムの事業モデルは、顧客企業との個別契約に基づいており、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は期待できない。
人材育成・組織開発コンサルティング業界は、専門人材の質がサービス価値に直結するため、構造的なコスト優位性を確立することは困難である。人件費が主要コストとなる。
セルムは一定規模の顧客基盤を持つが、業界全体で見ると多数の競合が存在し、特定のセグメントで圧倒的なシェアを持つ状況ではない。規模の経済による顕著な優位性は見られない。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX推進に伴う組織変革ニーズの高まりによるコンサルティング需要の増加
特定の業界や課題に特化した専門性の深化による顧客基盤の強化
成功事例の蓄積によるブランド認知度向上と新規顧客獲得への貢献
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格戦略や類似サービスの提供による価格競争の激化
顧客企業のインハウス化や内製化の進展による外部コンサルティング需要の減少
コンサルタント個人のスキルや経験に依存する事業構造のリスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
セルムの投資が失敗するには、人材育成・組織開発コンサルティング市場が予想以上に縮小するか、あるいは競合他社がより革新的なサービスモデルやテクノロジーを導入し、セルムの既存の顧客関係やノウハウを陳腐化させる必要がある。特に、AIを活用したパーソナライズド研修プログラムや、データに基づいた組織診断ツールの普及がセルムの提供価値を相対的に低下させるシナリオが考えられる。また、顧客企業がコンサルティング費用を削減し、社内リソースで同様のサービスを代替する動きが加速することも、セルムの成長を阻害する要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、セルムの競争優位性は失われ、収益性が悪化する可能性がある。
5年後のモート予測
DXや人的資本経営への関心の高まりを背景に、組織変革コンサルティング需要が拡大。セルムは専門性を活かし、高付加価値サービスを提供することで、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。
市場の成長は緩やかだが、セルムは既存顧客との関係を維持しつつ、新規顧客獲得にも一定の成功を収める。収益性は安定するものの、大きな成長は見込めない。
競合激化や顧客企業のインハウス化により、価格競争が激化。新規顧客獲得が困難になり、既存顧客の離脱も発生。売上・利益ともに低迷するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 69億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 36.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -24.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.50倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-16 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-01 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-02 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)