翻訳センター(2483)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 92 | 5 | 4 | 3 | 13.8 | 255.5 | — | 67.1 |
| FY2016 | 102 | 7 | 4 | 6 | 12.8 | 263.8 | — | 68.0 |
| FY2017 | 106 | 8 | 6 | -1 | 14.4 | 168.2 | 55.0 | 68.6 |
| FY2018 | 120 | 9 | 6 | 2 | 14.5 | 187.4 | 58.0 | 67.0 |
| FY2019 | 116 | 8 | 3 | 4 | 6.7 | 91.8 | 35.0 | 73.0 |
| FY2020 | 99 | 4 | 1 | 5 | 2.6 | 35.4 | 42.0 | 71.8 |
| FY2021 | 103 | 8 | 6 | 8 | 11.3 | 172.1 | 20.0 | 70.9 |
| FY2022 | 109 | 9 | 7 | 3 | 12.1 | 205.9 | 40.0 | 75.7 |
| FY2023 | 113 | 9 | 7 | 7 | 11.4 | 212.9 | 45.0 | 75.0 |
| FY2024 | 112 | 9 | 7 | 3 | 10.7 | 216.2 | 65.0 | 76.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPなどの無形資産に関する具体的な評価は不可能。公開情報が限定的。
翻訳サービスは一般的に顧客の乗り換え障壁は低いが、特定の専門分野や長期契約を結んでいる顧客においては、一定のスイッチング・コストが発生する可能性が示唆される。しかし、その程度は限定的。
翻訳サービスは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は期待しにくいビジネスモデルである。
翻訳業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい。翻訳センターが構造的に他社より安価にサービスを提供できるコスト優位性は現時点では確認できない。一部の効率化は考えられるが、顕著ではない。
翻訳業界は多数の事業者が存在する中で、一定の規模を持つことで、より多くの案件を効率的に処理し、価格交渉力を持つ可能性がある。しかし、業界全体として最適化された少数寡占とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
インバウンド需要の回復とグローバル化の進展による翻訳需要の増加
DX推進による翻訳プロセスの効率化とコスト削減
特定分野における専門性の強化による高付加価値サービスの提供
弱気シナリオ(モート侵食)
AI翻訳技術の急速な進化による代替リスクの高まり
新規参入企業による価格競争の激化
主要顧客の離反や翻訳単価の下落
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
翻訳センターの投資が失敗するには、AI翻訳技術が人間の翻訳能力をあらゆる面で凌駕し、かつ低コストで提供されるようになる必要がある。これにより、同社が提供する付加価値がゼロに近づき、価格競争に巻き込まれて収益性が著しく悪化するシナリオが考えられる。また、主要な顧客基盤が、より安価な代替サービスや競合他社へ一斉に移行し、同社の顧客維持能力が完全に失われることも、失敗の要因となり得る。さらに、グローバル経済の停滞や地政学的リスクの高まりが、翻訳需要そのものを根本的に縮小させることも、同社の成長性を奪う。
5年後のモート予測
AI翻訳の補完や高難易度案件で需要を維持・拡大。DXによる効率化で収益性改善。専門分野特化で高付加価値化が進む。
AI翻訳との共存。既存顧客基盤を維持しつつ、新規需要を取り込む。緩やかな成長と収益性の維持を目指す。
AI翻訳に代替される案件が増加。価格競争により収益性が悪化。新規顧客獲得も困難となり、事業縮小を余儀なくされる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 70億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 76.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.04倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準