ソーバル(2186)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 79 | 5 | 3 | 3 | 12.5 | 83.7 | — | 77.8 |
| FY2017 | 82 | 6 | 4 | 5 | 14.1 | 52.1 | 42.0 | 75.0 |
| FY2018 | 82 | 6 | 4 | 3 | 12.9 | 51.2 | 24.5 | 77.5 |
| FY2019 | 83 | 6 | 4 | 9 | 14.1 | 55.0 | 27.0 | 71.4 |
| FY2020 | 75 | 3 | 4 | 4 | 11.7 | 48.1 | 30.0 | 75.2 |
| FY2021 | 82 | 6 | 4 | 4 | 13.0 | 56.8 | 32.0 | 73.5 |
| FY2022 | 82 | 6 | 7 | 9 | 17.5 | 86.8 | 33.0 | 75.2 |
| FY2023 | 82 | 7 | 5 | 1 | 12.3 | 65.3 | 33.0 | 81.4 |
| FY2024 | 87 | 6 | 4 | 11 | 10.0 | 54.9 | 33.0 | 76.1 |
| FY2025 | 90 | 7 | 5 | 3 | 10.1 | 58.5 | 33.0 | 76.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
提供された財務サマリからは、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。サービス業という業種特性上、無形資産が競争優位の源泉となる可能性はありますが、現時点では評価に足る情報はありません。
ソーバルは、主にITエンジニア派遣や受託開発サービスを提供しています。顧客企業は、特定のプロジェクトや技術要件を満たすためにソーバルを利用していると考えられます。しかし、他の派遣会社や開発会社への乗り換えコストが極めて高いという状況は想定しにくく、スイッチング・コストは限定的と考えられます。
ソーバルの事業モデルは、ITエンジニアのスキルと顧客のニーズを結びつけるマッチングが中心であり、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高めるネットワーク効果は働きにくい構造です。プラットフォーム型ビジネスとは異なり、直接的なネットワーク効果は期待できません。
ITエンジニア派遣・受託開発業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい側面があります。ソーバルが他社と比較して構造的に低いコストでサービスを提供できるという優位性を示す具体的な情報は現時点では確認できません。効率化努力は行われていると考えられますが、際立ったコスト優位性はありません。
ITエンジニア派遣・受託開発市場は広大ですが、多数のプレイヤーが存在する競争環境です。ソーバルが業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えず、規模の経済による明確な優位性は限定的と考えられます。一定の事業規模はありますが、突出したシェアや寡占状態ではありません。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX需要の高まりによるIT人材・開発サービス需要の継続的な拡大
特定の技術領域における専門性の深化と、それによる高単価案件の獲得増加
優秀なエンジニアの継続的な採用・定着による、質の高いサービス提供能力の維持・向上
弱気シナリオ(モート侵食)
ITエンジニアの供給不足の深刻化と、それに伴う採用コストの増加・人材獲得競争の激化
景気後退によるIT投資の抑制や、顧客企業の開発内製化の進展
競合他社による価格攻勢や、より魅力的な待遇による人材流出の増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ソーバルの投資が失敗するには、まずIT人材・開発サービス市場全体の成長が鈍化または縮小すること、特にDX推進の動きが停滞し、企業がIT投資を削減するシナリオが考えられます。また、同社が強みとする特定の技術領域において、競合他社がより低コストで同等以上のサービスを提供できるようになるか、あるいは、同社が優秀なエンジニアを惹きつけ、維持する能力を失い、人材の質・量が低下することが挙げられます。さらに、顧客企業が内製化を進めたり、より安価な代替サービス(例:オフショア開発、AIによる自動化)に移行したりすることも、ソーバルの競争優位性を損なう要因となり得ます。これらの要因が複合的に作用することで、同社の収益性と成長性が著しく悪化する可能性があります。
5年後のモート予測
DX需要の拡大と人材確保・育成能力を活かし、高付加価値サービスへのシフトが進み、売上・利益ともに着実な成長を続ける。
市場の成長に沿った緩やかな売上・利益の伸びが見込まれるが、人材獲得競争の激化が利益率を圧迫する可能性がある。
人材不足や景気後退の影響を受け、案件獲得が困難になり、価格競争に巻き込まれることで、売上・利益ともに低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 71億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 76.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -12.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.57倍 |
合格数:3/7 部分的合格