エクセディ(7278)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,661 | 221 | 139 | 81 | 7.7 | 288.4 | — | 60.1 |
| FY2017 | 2,833 | 238 | 158 | 101 | 7.8 | 328.7 | 80.0 | 62.3 |
| FY2018 | 2,824 | 196 | 130 | 40 | 6.1 | 269.5 | 90.0 | 64.2 |
| FY2019 | 2,639 | 168 | 95 | 96 | 4.6 | 198.3 | 90.0 | 65.4 |
| FY2020 | 2,274 | 95 | 50 | 133 | 2.3 | 106.2 | 90.0 | 65.2 |
| FY2021 | 2,611 | 183 | 125 | 129 | 5.3 | 265.9 | 60.0 | 66.6 |
| FY2022 | 2,856 | 88 | 46 | 144 | 1.9 | 97.8 | 90.0 | 68.0 |
| FY2023 | 3,083 | -154 | -100 | 242 | -4.3 | -213.4 | 90.0 | 67.9 |
| FY2024 | 3,096 | 218 | 127 | 228 | 6.6 | 304.1 | 120.0 | 59.4 |
| FY2025 | 3,039 | 222 | 137 | 205 | 6.6 | 374.3 | 250.0 | 60.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
エクセディは、クラッチ部品における長年の実績と技術力で一定のブランドを築いている。特に、一部の高性能車向けクラッチシステムでは、独自のノウハウが競争優位性となりうるが、特許やライセンスによる明確な独占性は限定的。
自動車メーカーは、車両の安全性や性能に直結するパワートレイン部品のサプライヤー変更に慎重になる。エクセディのクラッチシステムは、OEM(相手先ブランド製造)として長年採用されており、開発・認証プロセスを経てきたため、自動車メーカーにとって乗り換えには時間とコストがかかる。
エクセディの事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出すプラットフォーム型ではないため、この要素は該当しない。
長年の生産経験と自動化の進展により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や、競合他社も同様の効率化を進めているため、構造的な圧倒的コスト優位性は確立されていない。
エクセディは、オートマチックトランスミッション(AT)用クラッチディスクやトルクコンバーター用クラッチにおいて、世界トップクラスのシェアを誇る。この規模の経済性は、生産効率の向上や仕入れコストの低減に寄与し、業界内での寡占的な地位を支えている。
競合との比較優位
強気シナリオ
電動化シフトに対応した新世代クラッチシステムの開発・普及
グローバルな自動車メーカーとの強固な関係維持・拡大
高付加価値製品へのシフトによる収益性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
EVシフトの加速によるクラッチ需要の構造的減少
新興国メーカー等による価格競争の激化
主要顧客である自動車メーカーの業績悪化や生産台数減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エクセディの競争優位性が失われるシナリオは、まず自動車産業全体の電動化が予想以上に急速に進み、内燃機関車向けのクラッチ部品の需要が構造的に激減することである。さらに、主要な顧客である自動車メーカーが、自社内製化や、より安価な代替部品サプライヤーへの切り替えを積極的に進めることで、エクセディの既存のサプライヤーとしての地位が揺らぐ可能性がある。また、中国などの新興国メーカーが、技術的なキャッチアップだけでなく、圧倒的なコスト競争力を持ってグローバル市場に参入し、エクセディのシェアを侵食する事態も考えられる。これらの要因が複合的に作用した場合、エクセディの現在の競争優位性は急速に失われるだろう。
5年後のモート予測
電動化対応製品のラインナップ拡充とグローバル展開が成功し、EVシフトの波を乗り越え、売上・利益ともに堅調に成長する。
EVシフトの影響を受けつつも、既存の内燃機関向け製品で一定のシェアを維持し、新製品投入で緩やかな成長を続ける。
EVシフトが想定以上に早く進み、クラッチ需要が大幅に減少。価格競争も激化し、売上・利益ともに減少基調となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,237億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 60.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 56.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.16倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-13 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-19 臨時報告書
- 2026-06-19 臨時報告書
- 2026-06-12 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)