トピー工業(7231)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,082 | 72 | 72 | 91 | 6.9 | 303.9 | — | 46.6 |
| FY2017 | 2,305 | 80 | 55 | 49 | 5.0 | 234.3 | — | 43.7 |
| FY2018 | 2,862 | 75 | 71 | -91 | 6.3 | 302.9 | 80.0 | 39.2 |
| FY2019 | 2,633 | 29 | -45 | 2 | -4.3 | -191.4 | 90.0 | 40.3 |
| FY2020 | 2,251 | -29 | 6 | -32 | 0.5 | 24.7 | 40.0 | 40.6 |
| FY2021 | 2,712 | -17 | 4 | -81 | 0.3 | 16.6 | 20.0 | 39.9 |
| FY2022 | 3,345 | 72 | 63 | 67 | 5.2 | 276.5 | 20.0 | 41.1 |
| FY2023 | 3,340 | 104 | 47 | 129 | 3.3 | 204.9 | 88.0 | 46.8 |
| FY2024 | 3,006 | 53 | 64 | 134 | 4.7 | 281.1 | 103.0 | 48.0 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 103.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
トピー工業は、輸送用機器部品メーカーであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという顕著な証拠はない。その競争優位性は、主に製造技術や品質管理に依存していると考えられる。
自動車メーカーとの取引は長期にわたることが多いが、部品メーカー間の乗り換えコストは限定的である。特定の高度な技術や金型を共有している場合、一定のスイッチングコストは発生しうるが、それが主要な競争優位性とは言えない。
トピー工業の事業モデルは、ユーザーが増えることでサービスの価値が増すようなネットワーク効果を生む性質のものではない。BtoBビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスとは根本的に異なる。
長年の製造経験と生産効率の改善により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や、競合他社との技術革新競争により、持続的なコスト優位性を確立しているとは断定しにくい。
自動車用ホイールやサスペンション部品などの分野で、一定の市場シェアと生産規模を有しており、効率的な生産体制を構築している。これにより、規模の経済によるコストメリットや、大手自動車メーカーとの取引における交渉力を維持している。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトに対応した新製品開発の成功
グローバルな自動車メーカーとの強固なサプライヤー関係の維持・拡大
生産効率のさらなる向上によるコスト競争力の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
EVシフトへの対応遅れによる市場シェア低下
主要顧客である自動車メーカーの業績悪化
新興国メーカーなどからの低価格攻勢による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
トピー工業の投資が失敗するには、まず、その主要事業である自動車部品、特にホイールやサスペンション分野における規模の経済が、技術革新や市場構造の変化によって陳腐化することが必要である。例えば、自動車の構造が根本的に変わり、現在の主要部品が不要になる、あるいは、モジュール化が進み、部品メーカーの個別の規模の経済が意味をなさなくなるケースが考えられる。また、EV化の波に乗り遅れ、競合他社がより軽量で高性能な新素材や構造の部品を開発し、トピー工業がそれに追随できず、主要顧客である自動車メーカーから取引を打ち切られるシナリオも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編や、地政学リスクの高まりにより、現在の生産拠点の優位性が失われ、コスト競争力が著しく低下することも、失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
EVシフトへの適応とグローバル展開の加速により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。新技術への投資が奏功し、競争優位性を維持・強化する。
自動車業界の構造変化に対応しつつ、既存事業の効率化を進める。緩やかな成長を維持するが、競争環境の厳しさから利益率は安定にとどまる。
EVシフトへの対応遅れや、主要顧客の業績不振により、売上・利益ともに低迷する。コスト競争力も低下し、市場シェアを失うリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 627億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 48.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 156.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.45倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書