エフテック(7212)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,979 | 80 | 40 | 1 | 8.1 | 261.0 | — | 23.3 |
| FY2017 | 2,261 | 69 | 47 | -21 | 8.4 | 263.0 | 27.0 | 26.7 |
| FY2018 | 2,354 | 66 | 28 | 163 | 5.0 | 152.3 | 20.0 | 30.5 |
| FY2019 | 2,187 | 41 | 3 | -14 | 0.6 | 17.6 | 20.0 | 29.9 |
| FY2020 | 1,836 | 31 | -12 | -8 | -2.1 | -62.6 | 20.0 | 29.5 |
| FY2021 | 1,919 | 11 | 2 | -138 | 0.4 | 11.3 | 8.0 | 28.0 |
| FY2022 | 2,612 | 20 | 17 | 11 | 2.7 | 93.3 | 10.0 | 28.4 |
| FY2023 | 2,988 | 37 | 17 | 106 | 2.4 | 90.6 | 20.0 | 29.1 |
| FY2024 | 3,008 | 55 | -69 | 69 | -10.8 | -373.0 | 20.0 | 29.0 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 20.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
エフテックは特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性を示唆する情報は現時点では確認できません。事業内容は自動車部品製造であり、技術力は重要ですが、それが独占的な無形資産に結びついているかは不明瞭です。
自動車部品サプライヤーとして、エフテックは主要顧客である自動車メーカーとの長年の取引関係と、特定の車種に合わせた部品開発・供給の実績を持っています。金型や設計仕様の共有、品質管理体制の構築など、顧客企業がサプライヤーを変更する際には、多大な時間とコスト、リスクを伴うため、一定のスイッチング・コストが発生すると考えられます。
エフテックの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。自動車部品の製造・供給は、個々の取引関係に依存するビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は期待できません。
自動車部品業界は価格競争が激しいですが、エフテックが他社と比較して構造的に圧倒的なコスト優位性を持つという明確な証拠は現時点では見当たりません。生産効率の向上やサプライチェーンの最適化は継続的に行われていると考えられますが、それが持続的な競争優位となるほどのレベルかは不明です。
エフテックは、特定の自動車部品分野において、一定の生産規模と技術力を有しており、主要な自動車メーカーとの取引実績があります。これにより、規模の経済によるコスト効率や、顧客からの信頼を得ていると考えられます。しかし、業界全体で見ると、より巨大なグローバルサプライヤーも存在するため、絶対的な寡占状態とは言えません。
競合との比較優位
強気シナリオ
主要顧客である自動車メーカーとの強固な関係維持・深化
EVシフトや自動運転技術に対応した新製品開発・供給能力の向上
サプライチェーンの効率化によるコスト競争力の維持・強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の生産台数減少や、他社部品への切り替え
技術革新への対応遅れや、競合他社による代替技術の開発
原材料価格の高騰や、為替変動による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エフテックの投資が失敗するには、まず自動車メーカーとの長年にわたる取引関係が、単なる慣習に過ぎず、実際には容易に解消可能であると証明される必要がある。具体的には、主要顧客が競合他社への部品切り替えを、わずかなコスト増やリスク許容で実行できる状況が生まれることだ。また、同社が強みとする特定の部品分野において、技術的な陳腐化が急速に進み、代替技術を持つ新興企業や既存の大手競合が容易に市場シェアを奪取できるような状況も考えられる。さらに、自動車メーカーが垂直統合を強化し、内製化を進めることで、エフテックのような外部サプライヤーへの依存度を意図的に低下させる動きが加速することも、同社の競争優位性を根底から覆す要因となりうる。
5年後のモート予測
EV・自動運転関連部品へのシフトが成功し、主要顧客との関係を維持・強化することで、売上・利益ともに着実に成長する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな技術革新に対応することで、現状維持に近い業績推移となる。
自動車業界の構造変化への対応が遅れ、主要顧客の業績悪化や部品切り替えにより、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 124億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 29.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.22倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書