フクダ電子(6960)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,172 | 106 | 74 | 23 | 7.4 | 505.5 | — | 72.8 |
| FY2016 | 1,217 | 121 | 88 | 74 | 8.3 | 575.5 | — | 72.6 |
| FY2017 | 1,289 | 123 | 93 | 141 | 8.2 | 612.5 | 160.0 | 71.9 |
| FY2018 | 1,298 | 126 | 96 | 33 | 8.0 | 629.4 | 170.0 | 74.1 |
| FY2019 | 1,334 | 133 | 96 | 61 | 7.7 | 633.0 | 175.0 | 73.7 |
| FY2020 | 1,468 | 198 | 147 | 105 | 10.7 | 973.3 | 180.0 | 72.0 |
| FY2021 | 1,321 | 227 | 162 | 123 | 10.8 | 1,072.4 | 275.0 | 76.7 |
| FY2022 | 1,346 | 241 | 173 | 89 | 10.6 | 571.3 | 305.0 | 78.8 |
| FY2023 | 1,403 | 265 | 187 | 91 | 11.1 | 622.4 | 215.0 | 80.8 |
| FY2024 | 1,390 | 259 | 186 | 160 | 10.2 | 645.4 | 185.0 | 82.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
フクダ電子は、医療機器分野における長年の実績と信頼に基づく強力なブランド力を有する。特に心電計や除細動器などの分野で高い認知度を誇り、医療従事者からの信頼が厚い。これは新規参入障壁となり得る。
医療機器は、導入後のトレーニング、保守・メンテナンス体制、既存システムとの互換性などから、大学病院や基幹病院レベルでの切り替えには時間とコストがかかる。特に高度な医療機器ほど、その傾向は強い。
医療機器の利用自体に直接的なネットワーク効果は見られない。個々の機器の性能やサポート体制が重要となる。
医療機器の製造には高度な技術と品質管理が求められ、一般的にコスト競争力で差別化することは難しい。ただし、生産効率の改善努力は行われていると考えられる。
国内の医療機器市場においては一定のシェアを持つが、グローバル市場では大手外資系企業との競争も激しく、圧倒的な規模の経済を享受しているとは言えない。国内市場での安定した地位は強み。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内医療機器市場における安定した地位の維持・拡大
新製品開発による技術的優位性の継続
保守・サービス事業の収益性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
海外大手競合による価格攻勢や技術革新
国内医療制度の変更による影響
新興国市場での競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
フクダ電子の投資が失敗するには、同社が長年培ってきたブランド力や医療従事者からの信頼が急速に失われる必要がある。これは、製品の重大な欠陥や安全性に関する問題が公になり、医療現場での採用が激減する場合に起こり得る。また、競合他社が、フクダ電子の主力製品と同等以上の性能を持ちながら、大幅に低い価格で提供を開始し、かつ迅速なサポート体制を構築した場合、スイッチングコストの壁を乗り越えて市場シェアを奪われる可能性がある。さらに、医療機器の規制環境が大きく変化し、フクダ電子の既存製品ラインナップが陳腐化するような技術革新が起こり、同社が迅速に対応できないシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
国内市場でのシェア維持・拡大と、保守・サービス事業の成長により、安定した増収増益を続ける。
国内市場での緩やかな成長と、新製品投入による売上維持。競争環境の厳しさから大幅な成長は限定的。
海外競合の攻勢や国内市場の停滞により、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,854億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 82.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -15.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.57倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書