6849

日本光電工業(6849)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
1,531
2026-09-01
時価総額
2,454 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,663 136 91 50 8.8 106.8 68.0
FY2017 1,742 145 92 75 8.4 106.9 35.0 69.2
FY2018 1,788 150 112 66 9.6 131.4 35.0 68.4
FY2019 1,850 155 99 46 8.1 115.7 35.0 72.6
FY2020 1,997 271 182 110 13.1 214.2 35.0 72.0
FY2021 2,051 310 234 214 15.0 276.5 55.0 74.4
FY2022 2,066 211 171 -102 10.2 203.3 67.0 77.3
FY2023 2,220 196 170 104 9.4 202.5 61.0 77.6
FY2024 2,254 207 141 -99 7.8 84.9 61.0 69.5
FY2025 31.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

日本光電は医療機器分野で長年の実績と一定のブランド認知を持つが、特許や規制ライセンスにおける明確な独占性は限定的。競合他社も同様の技術や許認可を有しており、突出した無形資産とは言えない。

スイッチングコスト3/5

医療機器は、導入済みのシステムとの互換性、医療従事者の操作習熟度、保守・サポート体制などから、他社製品への切り替えには一定のコストと時間がかかる。特に高度な診断・治療機器ではスイッチング・コストが働く。

ネットワーク効果0/5

医療機器の利用は個々の医療機関や医師の判断に依存し、ユーザー数の増加が直接的に製品価値を高めるネットワーク効果はほとんど見られない。

コスト優位1/5

医療機器製造は高度な品質管理と研究開発投資が必要であり、構造的なコスト優位を築くことは難しい。一部の汎用的な消耗品等ではコスト競争力がある可能性も否定できないが、全体をカバーするものではない。

規模の経済3/5

医療機器業界は、高度な技術力と販売網を持つ一部の企業が市場を牽引する傾向がある。日本光電は国内市場で一定のシェアを持ち、グローバル展開も進めていることから、規模の経済による効率性は一定程度期待できる。

競合との比較優位

強気シナリオ

高度化・多様化する医療ニーズに対応した新製品開発の成功

海外市場における販売網の拡充とシェア拡大

M&Aによる事業領域の拡大とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

新興国メーカーの低価格攻勢による価格競争の激化

主要市場における規制強化や薬価改定の影響

技術革新への対応遅れによる競争力低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本光電の投資が失敗するには、まず医療機器業界全体が、スイッチング・コストを無視できるほど急速に技術革新し、製品ライフサイクルが極端に短くなる必要がある。また、同社が長年培ってきた医療機関との信頼関係や販売・保守ネットワークが、競合他社の参入によって容易に陳腐化し、スイッチング・コストが機能しなくなる状況も考えられる。さらに、グローバル市場での規模の経済を活かせないほど、各国の市場が細分化・地域化し、日本光電が効率的な生産・供給体制を維持できなくなることも、失敗要因となりうる。ブランド力や特許といった無形資産も、急速な技術変化の前では価値を失うだろう。

5年後のモート予測

強気

新製品投入と海外展開が順調に進み、売上・利益ともに堅調に成長。特にアジア市場でのシェア拡大が寄与し、収益性が向上する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、一部の新製品が市場に浸透。緩やかな成長を続けるが、競争激化により利益率は横ばい。

弱気

新興国メーカーの台頭や国内市場の成熟化により、価格競争が激化。新製品開発も遅れ、売上・利益ともに減少傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,454億
2. 健全な財務 自己資本比率 69.5%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -32.5%
6. 適度なPER PER 17.4倍
7. 適度なPBR PBR 1.34倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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