NKKスイッチズ(6943)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 70 | -3 | -6 | 5 | -5.4 | -72.9 | — | 83.8 |
| FY2017 | 77 | 3 | 2 | 3 | 2.0 | 264.8 | 7.0 | 80.3 |
| FY2018 | 77 | -3 | -5 | -6 | -4.4 | -568.0 | — | 81.4 |
| FY2019 | 73 | 1 | -1 | 1 | -0.7 | -92.1 | 90.0 | 82.6 |
| FY2020 | 68 | 0 | 1 | 4 | 0.6 | 75.6 | 100.0 | 81.9 |
| FY2021 | 89 | 8 | 6 | -0 | 5.2 | 706.1 | 85.0 | 79.7 |
| FY2022 | 103 | 9 | 8 | 0 | 6.7 | 1,004.1 | 150.0 | 80.3 |
| FY2023 | 94 | 4 | 4 | -6 | 2.9 | 473.1 | 150.0 | 85.4 |
| FY2024 | 76 | -5 | -4 | 0 | -3.2 | -491.1 | 120.0 | 84.8 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 70.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
NKKスイッチズは特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性を示唆する情報は現時点では確認できません。事業内容から、汎用的な電子部品の製造・販売が中心と考えられます。
産業機器や制御システムに使用されるスイッチは、一度組み込まれると、仕様変更や互換性の問題から顧客が容易に他社製品へ切り替えることが難しい場合があります。しかし、NKKスイッチズの製品ラインナップ全体で見た場合、スイッチング・コストが極めて高いと断定できるほどの独自性やカスタマイズ性は限定的と考えられます。
NKKスイッチズの事業モデルは、ユーザー数の増加によって製品やサービスの価値が指数関数的に高まるネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なります。
大量生産による規模の経済や、独自の製造プロセスによる顕著なコスト優位性を示す具体的な情報は乏しいです。一般的な電子部品メーカーとして、効率的な生産体制は維持していると考えられますが、競合他社と比較して構造的に安価に提供できるほどの優位性は確認できません。
スイッチングデバイス市場において、NKKスイッチズは一定のシェアを持つと推測されます。業界全体が成熟しており、多数のプレイヤーが存在する中で、特定のニッチ市場や主要顧客との関係性において、効率的な規模を活かした事業運営を行っている可能性があります。しかし、圧倒的な寡占状態とは言えません。
競合との比較優位
強気シナリオ
産業用IoT化の進展に伴う高機能スイッチ需要の増加
主要顧客との長期契約による安定収益の確保
海外市場でのシェア拡大による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格製品の攻勢
代替技術の登場によるスイッチングデバイス市場の縮小
主要顧客の業績悪化や生産移管による需要減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
NKKスイッチズの投資が失敗するには、まず同社が持つ「効率規模」の優位性が崩壊する必要がある。これは、競合他社がより大規模な生産設備投資を行い、コスト競争力で圧倒するか、あるいは市場全体が縮小し、規模の経済が意味をなさなくなる状況を想定させる。また、スイッチング・コストの優位性も限定的であるため、顧客が容易に競合製品へ移行できる環境が整えば、同社の顧客基盤は脆弱になる。さらに、技術革新により同社の主力製品が陳腐化し、代替技術が市場を席巻するシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
産業オートメーションやIoT関連の需要増を背景に、高付加価値製品へのシフトが進み、売上・利益ともに堅調に成長する。特に海外市場でのシェア拡大が寄与する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長に合わせて売上・利益は微増する。コスト削減努力により、利益率は横ばい傾向を維持する。
価格競争の激化や代替技術の台頭により、主力製品の需要が減少し、売上・利益ともに減少する。特に国内市場での競争圧力が高まる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 40億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 85.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.30倍 |
合格数:3/7 部分的合格