エノモト(6928)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 194 | 12 | 9 | 14 | 7.6 | 613.4 | — | 60.4 |
| FY2017 | 221 | 17 | 12 | 5 | 8.4 | 199.3 | 100.0 | 62.4 |
| FY2018 | 210 | 11 | 9 | -6 | 6.1 | 134.4 | 35.0 | 64.1 |
| FY2019 | 226 | 14 | 9 | 9 | 5.8 | 135.9 | 35.0 | 64.4 |
| FY2020 | 230 | 16 | 15 | 1 | 8.9 | 221.7 | 35.0 | 65.4 |
| FY2021 | 273 | 20 | 15 | 4 | 8.3 | 230.5 | 40.0 | 61.7 |
| FY2022 | 293 | 16 | 13 | -12 | 6.2 | 190.0 | 50.0 | 60.5 |
| FY2023 | 252 | 2 | 1 | 13 | 0.6 | 18.2 | 60.0 | 64.8 |
| FY2024 | 269 | 6 | 4 | -9 | 2.0 | 68.5 | 70.0 | 66.7 |
| FY2025 | 304 | 17 | 12 | 9 | 5.3 | 191.2 | 71.0 | 67.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
エノモトの事業内容(電子部品、半導体製造装置部品等)において、特許やブランドによる強力な無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できない。ニッチ市場での技術力は存在する可能性はあるが、それが広範な競争優位に繋がるほどの無形資産とは評価しにくい。
電子部品や半導体製造装置部品は、顧客の生産ラインに組み込まれるため、仕様変更やサプライヤー変更には一定のコストやリスクが伴う。しかし、エノモトが提供する部品の汎用性や代替可能性によっては、スイッチング・コストは限定的である可能性が高い。
エノモトの事業は、BtoBの部品供給であり、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は期待できない。プラットフォームビジネスのような性質は有していない。
電子部品製造においては、量産効果や効率的な生産プロセスがコスト競争力に影響を与える。エノモトが独自の生産技術やサプライチェーン管理により、競合他社に対して構造的なコスト優位を確立しているという明確な証拠は現時点では乏しい。
半導体製造装置部品市場は、特定のプレイヤーが大きなシェアを持つ傾向がある。エノモトがこの市場で一定の地位を築いているとすれば、一定の規模の経済性は享受していると考えられるが、業界全体を支配するような寡占状態ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
半導体製造装置市場の長期的な成長に乗る
特定のニッチ分野で高い技術力を維持・向上させる
主要顧客との強固な関係性を維持・強化する
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体市場の景気変動の影響を強く受ける
競合他社による技術革新や低価格攻勢
主要顧客の生産戦略変更や内製化の動き
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エノモトへの投資が失敗するシナリオは、まず半導体製造装置市場全体が構造的に縮小するか、あるいはエノモトが属するニッチ市場において、より優れた技術を持つ新規参入者や既存競合による激しい価格競争に晒されることである。また、主要顧客がエノモトの部品に依存する度合いが低下し、代替サプライヤーへの切り替えが容易になる、あるいは顧客自身が内製化を進めることで、エノモトの受注が大幅に減少する可能性も考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や地政学的リスクが、部品調達や供給に深刻な影響を与え、事業継続性を脅かすシナリオも想定される。これらの要因が複合的に作用することで、エノモトの収益性と競争優位性が失われる可能性がある。
5年後のモート予測
半導体市場の旺盛な需要と、エノモトの特定分野における技術的優位性が維持され、売上・利益ともに堅調に成長する。
半導体市場の変動の影響を受けつつも、既存顧客との関係を維持し、緩やかな成長を続ける。
半導体市場の低迷、競合激化、主要顧客の離反により、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 223億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 0.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 18.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.99倍 |
合格数:2/7 部分的合格