伊豆シャボテンリゾート(6819)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 28 | 3 | 0 | 1 | 3.1 | 0.9 | — | 50.1 |
| FY2016 | 30 | 4 | 5 | 3 | 36.7 | 16.8 | — | 61.9 |
| FY2017 | 31 | 4 | 5 | -2 | 25.7 | 15.9 | 0.0 | 75.6 |
| FY2018 | 31 | 4 | 4 | 0 | 18.0 | 13.5 | 0.0 | 80.5 |
| FY2019 | 30 | 3 | 2 | -0 | 6.6 | 5.3 | 0.0 | 81.4 |
| FY2020 | 21 | 1 | 3 | 5 | 11.1 | 10.1 | 0.0 | 73.1 |
| FY2021 | 24 | 2 | 2 | -3 | 7.0 | 6.8 | 0.0 | 74.2 |
| FY2022 | 34 | 6 | 5 | 5 | 14.6 | 16.8 | 0.0 | 66.0 |
| FY2023 | 46 | 9 | 3 | 4 | 6.5 | 17.8 | 0.0 | 73.1 |
| FY2024 | 55 | 12 | 9 | 7 | 15.7 | 49.7 | 10.0 | 79.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
伊豆シャボテン公園グループは、長年にわたり培ってきた「シャボテン公園」というブランド認知度と、動物園・植物園としての独自のノウハウを持つ。しかし、特許や強力なIP、規制ライセンスによる独占性は限定的であり、ブランド力も特定の地域や層に留まる。
顧客が他のレジャー施設から伊豆シャボテン公園グループへ乗り換える際の心理的・金銭的コストは極めて低い。リピーターは存在するものの、それは体験の魅力によるものであり、乗り換え障壁ではない。
同社の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は存在しない。来場者数が増えても、個々の来場者の体験価値が向上するわけではない。
動物の飼育や植物の管理には専門知識と一定のコストがかかる。大規模なスケールメリットによる構造的なコスト優位性は見出しにくい。一部、仕入れや運営効率化の努力は考えられるが、競合に対する決定的な優位性とは言えない。
伊豆シャボテン公園グループは、複数の施設を運営しているが、業界全体から見ると最適化された少数寡占を形成しているとは言えない。規模の経済による効率性は限定的であり、業界内での支配的な地位を築いているわけではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
「シャボテン公園」ブランドの再強化と新規顧客層の開拓
体験型コンテンツの拡充によるリピート率向上と単価上昇
M&Aによる事業規模拡大とシナジー効果の発揮
弱気シナリオ(モート侵食)
レジャー需要の低迷や競合施設の台頭による集客力低下
自然災害や感染症流行による事業継続リスク
インバウンド需要の回復遅延や国内レジャー消費の低迷
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が「シャボテン公園」というブランドの持つ潜在的な魅力を全く引き出せず、むしろ時代遅れの施設として認識されるようになる必要がある。具体的には、競合他社がより魅力的で革新的な体験を提供し、顧客の関心がそちらへ完全に移ってしまう状況が考えられる。また、施設の老朽化が進み、維持管理コストが収益を圧迫するにも関わらず、新たな投資が行われず、顧客体験が悪化し続けるシナリオも考えられる。さらに、地域経済の衰退や、レジャーに対する消費者の価値観の変化(例:体験型から所有型へのシフト、デジタルエンターテイメントへの傾倒)が、同社の事業基盤そのものを揺るがす可能性もある。
5年後のモート予測
ブランド力と体験価値向上により、来場者数・単価ともに増加。新規事業やM&Aも成功し、収益性が大きく改善する。
現状維持または緩やかな成長。ブランド力維持とコスト管理により、安定した収益を確保する。
競合激化やレジャー需要低迷により、来場者数・単価ともに減少。コスト増も重なり、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 86億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 79.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 93.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.52倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書