プログリット(9560)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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5年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 23 | 3 | 2 | 5 | 45.7 | 54.4 | 0.0 | 27.0 |
| FY2023 | 30 | 5 | 4 | 8 | 33.0 | 31.3 | 0.0 | 41.5 |
| FY2024 | 45 | 8 | 6 | 10 | 34.0 | 49.9 | 13.0 | 46.0 |
| FY2025 | 57 | 12 | 9 | 7 | 39.0 | 71.2 | 19.0 | 50.4 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 22.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
プログリットは「英語学習のパーソナルジム」という独自のサービスモデルを確立し、一定のブランド認知を得ている。しかし、特許やIPによる明確な保護はなく、模倣されやすい側面もある。学習ノウハウの蓄積は無形資産となりうるが、現時点ではその優位性は限定的。
プログリットのサービスは、学習習慣の定着や目標達成に向けた伴走型支援が特徴。一度契約し、学習プロセスに入ると、他のサービスへの乗り換えには時間的・精神的なコストが発生する可能性がある。しかし、学習内容自体に強いロックイン効果はなく、乗り換えのハードルは高くない。
現時点では、プログリットのサービスにおいて、ユーザー数の増加が直接的にサービス価値を高めるネットワーク効果は確認できない。学習者同士のコミュニティ機能なども限定的であり、スケールメリットによる価値向上は見られない。
プログリットのビジネスモデルは、個別指導やコーチングに重点を置いており、構造的なコスト優位性を築くことは難しい。むしろ、高品質なサービス提供のために人件費などの固定費が高くなる傾向がある。
プログリットは英語学習コーチング市場において一定のシェアを持つが、市場全体はまだ断片的であり、寡占化は進んでいない。規模の経済による圧倒的なコスト優位性や市場支配力は現時点では限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
「英語学習のパーソナルジム」という独自ブランドの浸透と、顧客満足度の向上によるリピート・紹介の増加。
学習ノウハウの蓄積とデータ活用による、より効果的でパーソナライズされた学習プログラムの開発。
法人向け研修市場への展開拡大と、そこで培われるブランド力・実績の一般消費者向けサービスへの波及効果。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による類似サービスの低価格化や、より効果的な学習メソッドの登場による競争激化。
学習効果に対する顧客満足度の低下や、解約率の上昇による事業成長の鈍化。
オンライン学習プラットフォームの普及による、個別コーチング型サービスの相対的な魅力低下。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
プログリットの投資が失敗するには、まず「英語学習のパーソナルジム」という独自のポジショニングが、競合の模倣や代替サービスの登場によって陳腐化し、差別化要因を失う必要がある。具体的には、大手オンライン英会話やAI学習ツールが、より安価かつ同等以上の学習効果を提供できるようになり、プログリットの価格設定やサービス価値が市場に受け入れられなくなるシナリオだ。また、学習効果の測定が難しく、顧客が期待する成果を継続的に提供できず、解約率が上昇することも致命的となる。さらに、コーチング人材の獲得・育成が追いつかず、サービス品質が低下したり、人件費の高騰が利益を圧迫したりすることも、事業の持続可能性を損なう要因となるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、プログリットの競争優位性は失われ、投資は失敗に終わる可能性がある。
5年後のモート予測
ブランド力強化とサービス拡充により、顧客基盤を拡大。法人・個人双方で高い成長を維持し、英語学習市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立する。
既存事業の堅調な成長に加え、新規顧客獲得とサービス改善により、緩やかな成長を続ける。競争環境は厳しさを増すが、独自のポジションを維持する。
競合激化や学習効果への疑問符により、新規顧客獲得が鈍化。解約率の上昇やコスト増により、収益性が悪化し、成長が停滞する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 88億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 50.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 9.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.87倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-10 臨時報告書