TOA(6809)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 425 | 29 | 18 | 24 | 4.1 | 51.7 | — | 74.1 |
| FY2017 | 442 | 35 | 21 | 16 | 4.7 | 63.2 | 22.0 | 74.7 |
| FY2018 | 463 | 39 | 25 | 12 | 5.5 | 74.0 | 23.0 | 74.8 |
| FY2019 | 451 | 35 | 21 | -7 | 4.6 | 61.0 | 26.0 | 72.9 |
| FY2020 | 406 | 23 | 16 | 32 | 3.4 | 48.9 | 26.0 | 75.8 |
| FY2021 | 409 | 22 | 15 | 9 | 3.1 | 45.1 | 20.0 | 73.7 |
| FY2022 | 451 | 17 | 18 | -22 | 3.6 | 54.5 | 20.0 | 72.4 |
| FY2023 | 488 | 30 | 20 | 41 | 4.1 | 62.6 | 40.0 | 72.0 |
| FY2024 | 506 | 36 | 24 | 32 | 4.5 | 78.7 | 40.0 | 72.1 |
| FY2025 | 554 | 47 | 33 | 69 | 5.4 | 105.9 | 40.0 | 76.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
TOAは音響機器分野で一定のブランド認知度を持つが、特許や規制ライセンスによる明確な独占性は限定的。公共施設や商業施設での採用実績はあるものの、それが直接的な無形資産価値に結びつくかは疑問。
公共施設や商業施設など、一度導入された音響システムは、メンテナンスや互換性の問題から、他社製品への切り替えには一定の手間とコストが発生する可能性がある。しかし、新規導入時の選択肢は広く、スイッチングコストは限定的。
音響機器の利用において、ユーザーが増えることで製品の価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に見られない。
音響機器の製造において、大量生産によるコスト削減の可能性はあるが、競合他社も同様の取り組みを行っており、構造的なコスト優位性は確立されていない。ODM/OEMによるコスト効率化の余地はある。
音響機器、特に公共施設や商業施設向けのシステム構築においては、一定の規模を持つ企業が有利となる場合がある。TOAは長年の実績と販売網を持ち、業界内で一定のシェアを確保している。しかし、グローバルな視点では寡占状態とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
公共施設やインフラ投資の増加による音響システム需要の拡大
海外市場での販売網拡大とブランド認知度向上
スマートシティ化に伴う統合型音響ソリューションの提供
弱気シナリオ(モート侵食)
低価格帯の競合製品の台頭による価格競争の激化
技術革新への対応遅れによる陳腐化
主要顧客層である公共機関の予算削減リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
TOAの投資が失敗するには、まず音響機器市場全体が縮小し、特に公共施設や商業施設向けの大型案件が激減する必要がある。また、同社が長年培ってきた販売網や技術力が、急速な技術革新や低価格製品を提供する新興企業によって陳腐化させられるシナリオも考えられる。さらに、グローバル市場での競争において、主要な海外競合他社が圧倒的なブランド力や技術力、あるいは低コスト構造を確立し、TOAが価格競争力や製品の差別化で劣後する状況が継続することも、失敗要因となり得る。特に、IoTやAIといった新しい技術との融合が遅れ、単なる音響機器メーカーとしての地位に甘んじることが、長期的な競争優位性を失わせる。
5年後のモート予測
公共投資の拡大と海外展開の成功により、売上高・利益ともに堅調に成長。特にスマートシティ関連ソリューションが新たな収益源となる。
国内市場は安定推移、海外市場での緩やかな成長。コスト管理を徹底し、利益率は現状維持。
価格競争の激化と技術革新への対応遅れにより、売上・利益ともに減少。海外市場でのシェア低下も懸念される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 502億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 76.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 24.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.95倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書