ティアック(6803)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 205 | 0 | -2 | -2 | -24.4 | -0.7 | — | 5.8 |
| FY2016 | 173 | 3 | -1 | -4 | -8.2 | -0.2 | — | 5.1 |
| FY2017 | 170 | 3 | 2 | 1 | 27.3 | 0.9 | 0.0 | 8.0 |
| FY2018 | 157 | 6 | 1 | -2 | 3.9 | 1.8 | 0.0 | 12.3 |
| FY2019 | 147 | 3 | 0 | 0 | 1.9 | 0.9 | 0.0 | 13.9 |
| FY2020 | 146 | 5 | 3 | 7 | 16.3 | 10.5 | 0.0 | 19.1 |
| FY2021 | 160 | 7 | 4 | -3 | 15.9 | 13.6 | 0.0 | 24.5 |
| FY2022 | 157 | 6 | 3 | 2 | 9.8 | 10.6 | 0.0 | 28.4 |
| FY2023 | 157 | 4 | -1 | 0 | -1.5 | -1.9 | 1.0 | 30.1 |
| FY2024 | 157 | 3 | 1 | 11 | 2.3 | 2.8 | 1.0 | 32.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ティアック(6803)の財務サマリデータが入手できず、無形資産に関する具体的な情報(ブランド力、特許、規制ライセンス等)を評価するための十分な根拠がありません。過去の事業内容から、オーディオ機器におけるブランド認知は一定程度存在する可能性はありますが、定量的な評価は困難です。
ティアックの製品(オーディオ機器等)は、特定のブランドや音質にこだわりを持つユーザー層が存在する可能性があります。しかし、一般的にオーディオ機器市場は技術革新や価格競争が激しく、顧客が容易に他社製品へ乗り換える可能性も否定できません。乗り換えによる損失が限定的であると考えられます。
ティアックの主要事業であるオーディオ機器や計測器の分野では、ネットワーク効果が働くビジネスモデル(例:プラットフォーム型、SNS型)は見られません。製品の利用者が増えることで、製品自体の価値が向上するような構造は存在しないと考えられます。
ティアックは長年のオーディオ機器製造で培われた生産ノウハウを持つ可能性がありますが、グローバルな競争環境において、構造的なコスト優位性を確立しているという明確な証拠はありません。特に、ODM/OEM生産が中心となる場合、価格競争力は他社との相対的なものとなります。
ティアックはオーディオ機器や計測器分野で一定の事業規模を有していますが、業界全体で見ると、規模の経済性を活かした寡占的な地位を築いているとは言えません。特にオーディオ市場は多数のプレイヤーが存在し、ティアックが圧倒的なシェアを持つ状況ではありません。
競合との比較優位
強気シナリオ
高音質オーディオ市場におけるブランド力の再評価とニッチ市場でのシェア拡大
計測器事業における技術革新と新規顧客獲得による収益源の多様化
サプライチェーンの最適化によるコスト競争力の改善
弱気シナリオ(モート侵食)
オーディオ市場におけるデジタル化・ストリーミングサービスの普及への対応遅れ
競合他社による低価格製品の攻勢による価格競争の激化
円安や原材料価格高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ティアックの投資が失敗するには、まず同社が持つオーディオ機器におけるブランド価値が、デジタル化の波や低価格帯製品の台頭によって急速に陳腐化し、主要顧客層を失うことが考えられます。また、計測器事業においても、競合他社がより革新的な技術や低コストな製品を投入し、ティアックの技術的優位性や価格競争力が失われるシナリオも考えられます。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、主要部品の供給不足が長期化し、生産能力の低下やコスト増が継続することで、収益性が著しく悪化することも、この投資の失敗要因となり得ます。これらの要因が複合的に作用し、同社の持続的な成長が不可能になると判断される場合、投資は失敗に終わるでしょう。
5年後のモート予測
高音質オーディオ市場でのブランド再評価と計測器事業の成長により、売上・利益ともに緩やかな成長を遂げる。特にニッチ市場での優位性を確立し、安定的な収益基盤を築く。
オーディオ市場の成熟と競争激化により、売上は横ばい圏で推移。計測器事業の成長が収益を下支えするものの、大幅な増益は期待できない。コスト削減努力が鍵となる。
デジタル化への対応遅れや価格競争の激化により、オーディオ事業の収益性が悪化。計測器事業も競合の台頭で伸び悩み、全体として減収減益となるリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 30億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 32.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -40.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 36.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.83倍 |
合格数:0/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書