研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
|---|---|---|
| 2025-03 | - | 1 |
| 2024-03 | - | 3 |
| 2023-03 | - | 1 |
| 2022-03 | - | 1 |
| 2021-03 | - | 1 |
研究開発活動(本文)
FY2025|3,027 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は102名で、研究開発費として1,217百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> ポータブルオーディオレコーダー市場向けでは、32ビットフロート録音に対応しタイムコードジェネレーター機能を搭載したフィールドレコーダー/タイムコードジェネレーターFR-AV2を市場導入しました。更にBluetooth通信によりスマートフォンなどの専用アプリからのリモート制御やワイヤレスタイムコード同期、ワイヤレス音声モニタリングを可能にするBluetoothアダプターAK-BT2を同時に市場導入しました。また、様々なシーンでの定番機として広く愛用されてきたDR-05XおよびDR-07Xに32ビットフロート録音やUSB Type-Cに対応し音割れしないレコーディングが可能な軽量で持ち運びやすいポータブルハンドヘルドレコーダーDR-05XPおよびDR-07XPを市場導入しました。ミキサー市場向けでは、既に市場導入済みのデジタルミキサーSonicview用としてSMPTE ST2110準拠64入力/64出力のオーディオ伝送と独立した制御ポートに対応したオプションカードIF-ST2110を市場導入しました。また、アナログミキサーの操作性とデジタル技術による機能性を兼ね備え、USBオーディオインターフェースとDAWトランスポートコントロール、更には専用アプリModel Mixer Settings PanelによりUSB経由でPC画面にメーターブリッジを表示可能なレコーディングミキサーModel2400を市場導入しました。更にアナログとデジタル機器をシームレスに繋ぐレコーディングソリューションとして24マルチトラックレコーダーやUSBオーディオインターフェースによるDAWへの録音が可能なStudio Bridgeを市場導入しました。業務用レコーダー市場向けでは、PCM 192kHz、DSD 5.6MHzの2チャンネル録音ハイサンプリング録音に対応した高音質の業務用マスターレコーダー/AD/DAコンバーターDA-3000SDを市場導入しました。設備市場向けでは、USB DACおよびFMチューナーを搭載のほかBluetoothアダプターAK-BT2を装着することでBluetoothでのレシーバー機能や専用アプリによるリモートコントロール機能を拡張可能な業務用SD/USBプレーヤーMP-800Uの開発を完了し2025年5月に市場投入いたします。また、設備音響システムにワイヤレスオーディオ受信機能を拡張することができる、Bluetooth5.1 Class 1採用のハーフラックサイズよりもコンパクトなBluetoothレシーバーRX-BT10の開発を完了し2025年6月に市場導入いたします。 プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Referenceシリーズ、ヘッドホンアンプ/プリアンプHA-507、ステレオパワーアンプAP-507、マスタークロックジェネレーターCG-10M-Xの設計開発を行いました。HA-507では、低能率なヘッドホンも駆動できる強力なヘッドホンアンプ回路を新規設計しました。AP-507では、オランダHypex社製パワーアンプモジュールをベースに独自音質チューニングを行いオリジナルパワーアンプモジュールを設計しました。CG-10M-Xでは、新世代のシャーシコンストラクションを設計し、新たな音質チューニングで高音質化を図りました。 ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、Grandiosoシリーズ、フォノイコライザーアンプGrandioso E1、ネットワークオーディオトランスポートGrandioso N1Tの設計開発を行いました。Grandioso E1では、MCカートリッジからのバランス電流入力回路、光カートリッジ専用入力回路、各種イコライザーカーブに対応するフルディスクリート構成のバリアブルEQゲインアンプ回路を新規設計しました。Grandioso N1Tでは、光ネットワーク接続に対応した第4世代となるネットワークモジュール「ESOTERIC Network Engine G4」、独自デジタル伝送ES-LINK出力回路を新規設計しました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は909百万円であります。 <情報機器事業> 医用画像録画記録再生機器では、従来製品UR-4MDの後継機種として、UR-4MD-SEの開発を完了し国内市場向けに2025年4月より販売開始いたしました。医療現場におけるサイバーセキュリティ対応の厳格化に伴うUSBデバイスの使用を禁止する施設様への対応として、従来オプション機能としていたネットワーク転送を標準搭載いたしました。また、内蔵HDDを500GBから1TBに増やすことで、データバックアップ機能をさらに強化いたしました。 広帯域データ記録機器では、従来製品WX-7000シリーズの後継機として、WX-9000シリーズを、2025年1月より販売いたしました。主に航空宇宙、鉄道、電力、防衛などの基幹産業における高帯域、多チャンネル計測でご利用いただくことを目的とした製品で、従来製品WX-7000シリーズと比べ、機能・性能など基本仕様を大幅に改善したことに加え、ランニングコストの低減やユーザービリティの向上を実現しています。 デジタル指示計機器では、従来製品TD-9000T NPNタイプのPNP出力モデルであるTD-9000T PNPタイプを、2025年1月より発売いたしました。ヨーロッパを中心に需要があるPNPモデルを追加することで、より広い市場ニーズに対応いたしました。 航空機内エンターテインメント機器では、2024年2月より発売を開始しました航空機内サーバーPortaStreamの第2世代機PS-V50 GEN2に於いて、機内販売、機内サービス、ケータリング管理を自動化した機内デジタルプラットフォームを提供するリーディング企業Forthcode社(インド バンガロール)と、2024年7月より業務提携を開始いたしました。同社のプラットフォーム「nGO Airlines」と連携させることにより、機内販売、サービス、在庫調整、乗員業務効率化、ギャレー運用を自動化させ、PCI DSS(クレジットカード情報セキュリティ基準)に準拠したクレジットカード決済機能もサポートが可能となります。また、航空会社の経営資源管理システム(ERPシステム)からのデータを統合し、シームレスな機内販売及びサービス管理を提供することで、付帯収入による収益性向上を実現します。 当連結会計年度における研究開発費の金額は308百万円であります。
FY2024|2,469 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は94名で、研究開発費として1,157百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> ポータブルオーディオレコーダー市場向けでは、Portacaptureシリーズにつづき32bitフロート録音に対応し超コンパクトで軽量な本体サイズでスマートフォンからのリモートコントロールやカメラとのワイヤレスタイムコード同期に対応したピンマイク付きレコーダーDR-10Lproを市場導入しました。またミキサー市場向けで既に市場導入済みのデジタルミキサーSonicviewのファームウェアおよびSonicview ControlアプリのバージョンアップにてIF-MTR32の新機能"Overdub Mode"に対応、Snapshot recallの高速化、Monitor機能の拡充、Audio Follow Video機能の追加などを行いv1.6.0をリリースしました。設備市場向けには、文教・会議室・商業施設などの音響システムの中核をなすデジタルミキサーとして操作性に優れた60mmフェーダーを搭載しハウリングサプレッサーやアナウンスミューティング(ダッキング)、ミュージックミューティング、マルチバンド出力イコライザー、ディレイなど設備音響システムに欠かせない機能を網羅したMX-D1606を市場導入しました。同時にシステム設計から施工現場での最終調整までをサポートする専用ソフトウェア「TASCAM MX-D CONNECT」をリリースしました。また、タスカムとしては初となる設備向けアンプとして小規模空間向け多用途/多機能、Bluetoothレシーバー搭載ミキシングアンプMA-BT240を市場導入しました。さらにブルーレイ/DVD/CD、SDカードやUSBメモリから様々なフォーマットの動画や静止画、音声ファイルの再生に対応したコンパクトサイズの業務用マルチメディアプレーヤーBD-MP1MK2を市場導入しました。 プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Referenceシリーズのラインナップ拡充を図っています。Reference500シリーズでは、独自ディスクリートD/Aコンバーター「TRDD5」搭載のUSB DAC/プリアンプ/ヘッドホンアンプUD-507の設計開発を行いました。上級機種UD-701Nに搭載されているディスクリートDACシステムを500シリーズ用にブラッシュアップ、最適化して搭載しています。また超高音質ヘッドホンとの接続を主目的としたヘッドホンアンプHA-507の設計開発を行いました。こちらの製品は、ハイインピーダンスのヘッドホンもしっかりドライブできるデュアルモノ、フルバランス、高出力ヘッドホンアンプ搭載の純アナログ構成となっています。 ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、既存デジタルプレーヤーのクロック回路、オーディオ回路などをブラッシュアップし、音楽再生能力をさらに高めたSEバージョン Grandioso P1X SE/D1X SE/K1X SE、N-01XD SEの4機種を設計開発し市場導入いたしました。また独自のオーブン温度コントロールとディスクリート発振回路のマスターサウンドディスクリートクロックユニットを搭載したクロックジェネレーター G-01XD/G-05の2機種を設計開発し市場導入いたしました。さらに独自電流伝送に対応したインテグレーテッドアンプ2機種 純A級 F-01/AB級 F-02を設計開発し市場導入いたしました。F-01、F-02は、追加設計開発し市場導入を行ったオプション電源ユニットPS-01Fを接続し、プリアンプ回路ブロックの電源を強化することで、さらなる高音質にグレードアップすることができるようになっています。 当連結会計年度における研究開発費の金額は715百万円であります。 <情報機器事業> 機内エンターテイメント機器では、ポータブルストリーミングサーバーPortaStream™ PS-V50を株式会社ソラシドエアへ納入いたしました。株式会社ソラシドエアでは2017年12月から2020年11月まで機内エンターテインメントサービスを提供していましたが、この度サービス再開に向けてこれまでの課題の整理を継続し、サーバーの機種選定からコンテンツ調達の仕組み等全体の見直しを行いPortaStream™ PS-V50の導入に至りました。また、PortaStream™の第2世代となる新製品PS-V50 GEN2を2024年2月より販売開始しました。PS-V50 GEN2は、Wi-Fi6採用による通信の高速化、バッテリーのホットスワップによる長時間連続稼働、LTE・USB・LAN 等の外部インターフェイス機能の強化、オープンプラットフォームによるサードパーティの追加開発の簡便化等の特徴を備えています。 医用画像記録再生機器では、メディカルビデオレコーダーUR-NEXT 4Kを欧米への販売に続き、中国顧客への販売を開始しました。UR-NEXT 4Kは、内視鏡や手術用顕微鏡の4K映像など医療現場で使用されている4Kカメラの映像記録を可能にした、SDI入力映像端子とHDMI入力映像端子のモデルを展開する、4K解像度に対応したメディカルビデオレコーダーです。 当連結会計年度における研究開発費の金額は442百万円であります。
FY2023|2,360 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は107名で、研究開発費として1,154百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> ハンドヘルドレコーダー市場向けでは、Portacapture X8に続き32bitフロート録音に対応しカラータッチパネルとアプリランチャーシステムを採用した、ビデオグラファー、YouTubeクリエイター、ミュージシャン、レコーディングエンジニア、ポッドキャスターなど、コンパクトな機材で高品位な録音を必要とするクリエイターに向けたPortacapture X6を市場導入しました。またミキサー市場向けにデジタルミキサーSonicviewのオーディオ部と全く同じハードウェア構成で同等の性能を確保し高音質マイクプリアンプを搭載、Sonicviewからのフルコントロールで複数台の使用に加え専用リモートコントロール・ソフトウェアTASCAM IO CONTROLを使用することで、スタンドアローンでの運用や他社のデジタルミキサーが組み込まれた現場で入出力のリモートコントロールも可能な16チャンネル入出力DanteステージボックスSB-16Dを市場導入しました。更にSonicviewシリーズに装着することで、32チャンネルのマルチトラック録音、最大32トラックのパンチイン/アウト録音をサポート、プリレック機能、オートレック機能、マーキング機能、停電など予期せぬ電源のシャットダウン等においてもデータ損失を最小限に抑える電源断対応機能など、タスカムのレコーディング技術のノウハウを惜しみなく注いだインターフェースカードIF-MTR32を市場導入しました。既に市場導入済みのSonicview本体もIF-MTR32との連携機能と、バスごとに独立して設定できる(Ch mute/ Pre-send link)機能を追加したファームウェア V1.2.0、およびSonicview Controlアプリ V1.2.0をリリースいたしました。 プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Referenceシリーズのラインナップ拡充を図りました。Reference700シリーズでは、VRDSメカニズムを搭載したCDプレーヤーVRDS-701とCDトランスポートVRDS-701Tの設計開発を行いました。こちらの製品は2023年4月、5月にそれぞれ市場導入しております。Reference500シリーズでは、TASCAMブランドの放送局用機器で実績のある自社ドライブをベースとしたCDドライブを搭載し、10MHzクロック入力に対応したCDトランスポートPD-505Tの設計開発を行いました。この製品は2023年6月に市場導入しております。Reference300シリーズでは、HDMI eARCでテレビからハイレゾ音声を高音質で再生できるデジタル入力対応プリメインアンプAI-303を市場導入しました。 ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、Grandiosoシリーズと05シリーズのラインナップ拡充を図りました。最高級フラッグシップモデルとなるGrandiosoシリーズでは、特許取得の独自非接触ドライブ方式を採用したアナログレコードターンテーブルGrandioso T1、上級機種のエッセンスを1筐体に凝縮したプリアンプGrandioso C1Xsolo、独自電流伝送に対応した純A級ステレオパワーアンプGrandioso S1Xを市場導入しました。ワールドワイド戦略モデル銘打った05シリーズでは、ネットワークDACプリアンプN-05XDとペアとなり、独自電流伝送に対応した純A級ステレオパワーアンプS-05、ATLAS 05メカニズムとディスクリートDAC搭載のSACDプレーヤーK-05XDを市場導入しました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は698百万円であります。 <情報機器事業> 指示計/アンプ製品では、ロードセルシグナルコンディショナーTD-SC1の全4モデル市場導入を行いました。TD-SC1は、ロードセルの微小な電気信号を、制御装置の仕様に合わせた出力に変換するシグナルコンディショナーです。TD-SC1は、機能を必要最低限に抑えた『薄型コンパクト設計』とし、DINレール固定方式により制御ユニットの省スペース化に対応し、お客様の装置の小型化に貢献します。また、TDSC1は、TEDS校正に対応しています。TEDS校正により、電源投入時にセンサー情報を読込、自動で校正が完了します。 医用画像記録再生機器では、メディカルビデオレコーダーUR-NEXT 4Kを開発し、国内に続いて海外市場への導入を行いました。UR-NEXT 4Kは、内視鏡や手術用顕微鏡の4K映像など医療現場で使用されている4Kカメラの映像記録を可能にした当社では初となる4K解像度に対応したメディカルビデオレコーダーです。7インチのタッチパネルに加え、本機種で初めてジョグダイヤルを採用しました。多彩な機能とシンプルで直感的な操作性を実現しました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は457百万円であります。
FY2022|2,162 文字
5【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は94名で、研究開発費として1,150百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> ハンドヘルドレコーダー市場向けでは、3.5インチのカラータッチパネルと直感的な操作ができるアプリランチャーシステムを搭載し、マイク径14.6mmラージダイアフラムコンデンサーマイクを採用し32bit float録音に対応した8トラックハンドヘルドレコーダーを市場導入しました。急成長している動画制作市場においては、キヤノン株式会社、富士フイルム株式会社、株式会社ニコンとの共同企画によるミラーレスカメラにXLR入力を拡張し、高性能マイクプリアンプによるプロ品質の音声をダイレクト伝送するアダプターを、キヤノン株式会社、フジフィルム株式会社、株式会社ニコンを含むアナログインターフェース向けに、それぞれCA-XLR2d-C、CA-XLR2d-F、CA-XLR2d-ANを市場導入しました。ICレコーダー市場に対してはVR-01、VR-02に続き1.2インチLCDを搭載し簡単操作の実現とスタイリッシュな軽量コンパクトボディにステレオマイクとインタビューマイクを搭載したVR-04と、くっきり見やすい有機ELディスプレーを搭載し薄型でスタイリッシュな軽量コンパクトボディにステレオマイクを搭載したVR-03を市場導入しました。更にポッドキャスト市場に向けて、ポッドキャスト、ライブ配信、イベント収録といった複数の利用シーンで音源の収録からミックスまでをワンストップで簡単に行えるワークステーションにポッドキャスト編集やサウンドパッドの音源編集・割り当てなどセッティングを可能とした専用アプリケーションPodcastEditorをバンドルし市場導入しました。 プレミアムオーディオカテゴリー(TEACブランド)では、Reference500シリーズでは、D/AコンバーターをESS社製のチップにブラッシュアップしたUSB DAC/ヘッドホンアンプUD-505-X、USB DAC/ネットワークプレーヤーNT-505-Xを市場導入しました。またReferenceシリーズ最上位となる700シリーズを新たに展開、ステレオパワーアンプAP-701、USB DAC/ネットワークプレーヤーUD-701Nを市場導入しました。UD-701Nでは、汎用D/Aコンバーターチップを使用せず、オリジナルディスクリート構成のD/Aコンバーター回路を採用し、高音質化を図っております。オリジナルディスクリートD/Aコンバーター技術は、今後の製品への展開も予定されております。 ハイエンドオーディオカテゴリー(ESOTERICブランド)では、新カテゴリーとなるネットワーク DAC/プリアンプN-05XDを市場導入しました。 上級機譲りのマスターサウンドディスクリートDACの搭載による高音質化と、独自電流伝送に対応したプリアンプ機能とバランス駆動ヘッドホンに対応したヘッドホンアンプ機能を搭載し、これまで接点のなかったヘッドホンリスニングのお客様にもご評価いただける内容となっています。また最上位となるGrandiosoシリーズのモノラルパワーアンプM1Xを市場導入しました。独自電流伝送入力を搭載することで、ソース機器からパワーアンプまで電流伝送による高音質を楽しんでいただくことが可能になりました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は711百万円であります。 <情報機器事業> 指示計/アンプ製品では、ロードセルシグナルコンディショナーTD-SC1を開発し市場導入を開始しました。TD-SC1は、ロードセルの微小な電気信号を、制御装置の仕様に合わせた出力に変換するシグナルコンディショナーです。TD-SC1は、機能を必要最低限に抑えた『薄型コンパクト設計』とし、DINレール固定方式により制御ユニットの省スペース化に対応し、お客様の装置の小型化に貢献します。また、TDSC1は、TEDS校正に対応しています。TEDS校正により、電源投入時にセンサー情報を読込、自動で校正が完了します。 医用画像記録再生機器では、メディカルビデオレコーダーUR-NEXT 4Kを開発し市場導入を開始しました。UR-NEXT 4Kは、内視鏡や手術用顕微鏡の4K映像など医療現場で使用されている4Kカメラの映像記録を可能にした当社では初となる4K解像度に対応したメディカルビデオレコーダーです。7インチのタッチパネルに加え、本機種で初めてジョグダイヤルを採用しました。多彩な機能とシンプルで直感的な操作性を実現しました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は439百万円であります。
FY2021|2,513 文字
5【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は94名で、研究開発費として1,134百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> 設備市場向けでは、4Kコンテンツに対応した1Uラックマウントサイズの外部制御可能な業務用ブルーレイ/マルチメディアプレーヤーBD-MP4Kを市場導入しました。 MI市場向けでは、192kHz対応などオーディオ性能を向上させループバック機能、OBSにも対応し、生配信やポッドキャストのインターフェースとしても使用可能な特徴を共通とし、XLRマイク、TRSライン入力を4系統装備したUS-4x4HR、コンボジャック マイク/ライン入力を2系統装備したUS-2x2HR、XLRマイク入力を1系統、TRS ライン/ギター入力1系統装備したUS-1x2HRの3機種をUSBオーディオインターフェース市場へ導入しました。また、ICレコーダー市場に対し会議録音などのビジネスシーンはもちろん、学校での講義や講演、インタビューや語学トレーニングなど、録音メモに便利なレコーダーVR-01と更にワイドFMに対応したFMチューナーを搭載しSDカードを使えるようにしたVR-02を市場導入しました。更に、かんたん操作で各種ネット配信サービスを使った音声演出を楽しめる家庭用放送機器としてUS-42Bを市場導入、適切な感度で配信用途、テレコミュニケーション用途に最適な放送向けダイナミックマイクロフォンTM-70、歌、楽器の録音など汎用的に使いまわせるスタンダードなダイナミックマイクロフォンTM-82を市場導入しました。 コンシューマーオーディオ市場向け(TEACブランド)では、フォノイコライザーアンプPE-505を市場導入しました。MCバランス接続に対応し、高音質レコード再生を実現するとともに、イコライザーカーブの選択や負荷インピーダンス、負荷容量の選択で好みの音質が設定できるなど、高い趣味性を実現しました。ターンテーブルカテゴリーでは、バランス伝送に対応したターンテーブル最上位機種TN-5BBを市場導入しました。PE-505と接続可能なXLRバランス出力端子やナイフエッジトーンアームの搭載、人工大理石、和紙、MDFの組み合わせによる共振低減キャビネットなど、レコード再生を高音質で楽しんでいただける製品となっています。そして、さらに高音質を目指すシリーズとして、Reference700シリーズの開発に着手しており、2021年中にネットワークDAC UD-701NとパワーアンプAP-701の2機種の発売に向けて開発を進めています。 ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、最上位のGrandiosoシリーズのプリアンプC1Xを市場導入しました。ボリュームコントロールと増幅回路に、新開発の2つのオリジナル素子を搭載し、0.1dBステップのきめ細やかなボリュームコントロールと生演奏に迫る臨場感ある再生音を実現しました。マスタークロックジェネレーターカテゴリーでは、Grandioso G1Xを市場導入しました。新開発の独自ディスクリート発振回路によるOCXO(Oven Controlled Crystal Oscillator)を搭載し、ディスクリートD/Aコンバーター搭載機種との接続で、音の立体感や音楽性を向上させる効果を実現しました。そして、パワーアンプカテゴリーでは、Grandioso M1Xの開発に着手しました。2020年8月に山梨大学、新日本無線(株)から発表された新技術スーパージャンクション構造バイポーラトランジスターを出力段に搭載したパワーアンプとして、最高音質を目指して開発を進めています。 当連結会計年度における研究開発費の金額は739百万円であります。 <情報機器事業> データレコーダー製品では、インテグレーテッドロガーLX-1000用のCANモジュールAR-LXCAN1000を開発し2021年5月に発売を開始しました。AR-LXCAN1000は、次世代車載ネットワークCAN FDに対応したCANモジュールです。AR-LXCAN1000は多ポートのCAN収録に対応しており、1モジュールで2ポート、LX-1000に最大4モジュールまで実装可能です。このCANモジュールと入力アンプモジュールを組み合わせることで、CANデータとアナログ入力信号(振動・音・ひずみ等)の同時計測が可能になります。CANデータ収録モードは、シグナルモード/丸取りモードを備えており、収録データの量の削減や処理の効率化、試験後に必要なデータの確認・解析の選択ができます。 機内エンターテイメント機器では、Peach Aviation株式会社、並びに朝日放送テレビ株式会社との合同プロジェクトにより、ポータブルストリーミングサーバー Porta Stream PS-V50を用いた機内動画コンテンツやフライトマップ、機内販売のセルフオーダーサービスなどを提供する「機内デジタルサービス」を共同開発しサービスを開始しました。 医用画像記録再生機器では、メディカルビデオレコーダーUR-Xを市場導入しました。UR-Xは、操作性に優れた5インチのタッチスクリーンを搭載し、患者情報の入力や各種設定をタッチパネルで行うことができ、スクリーンからは入力中の手術映像を確認することができます。タッチパネルは手袋をつけたままでも行うことができる抵抗膜方式を採用しています。 当連結会計年度における研究開発費の金額は394百万円であります。
FY2020|2,976 文字
5【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は94名で、研究開発費として1,110百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> プロオーディオ市場向けでは、最大30MbpsのH.264 Long GOPエンコードを採用し、100Mbpsまたは1Gbpsの標準ネットワークに対応、Full HDビデオストリーム(1920x1080p)の録画・エンコード・ストリーミング・デコードを同時に動作可能なオールインワンの映像配信機器VS-R264、更には4Kビデオストリーム(3840x2160p)の録画・エンコード・ストリーミング・デコードに対応したVS-R265を市場導入しました。 設備市場向けでは、柔軟なルーティング・ミキシング・ディストリビューションが可能なBluetooth®対応3ゾーン業務用ミキサーMZ-123BTと、8入力/8出力マトリクスミキサー『MX-8A』の壁埋め込み型プログラマブルコントローラRC-W100を市場導入、また公共・文教・商業施設や劇場、アミューズメント及びエンターテイメント事業など、様々な商業設備に適した1Uラックマウントサイズの外部制御可能な業務用ブルーレイプレイヤーBD-MP1を市場導入しました。また、定評のあるTASCAMマルチトラックレコーダー機能を内蔵し、USBオーディオ/MIDIインターフェース、DAWコントロール機能に加えて、ポッドキャスト番組制作に便利なミックスマイナス機能やスマートホン経由でトーク番組への参加を可能にするスマートホン入力など、ユニークな機能を搭載した小型サイズ多機能ミキサーModel12とラックマウント可能なコンパクトなボディを実現し、アナログサウンドの暖かさとデジタルワークフローの機能がベストマッチしたハイブリッドミキシングコンソールModel16を市場導入しました。 MI市場向けでは、充実した内蔵エフェクター/ミキサー機能に加え、iPadなどのモバイルデバイスにも対応し、ホームレコーディング、スタジオレコーディング、ライブレコーディングなどあらゆる環境に対応したSERIES 102iと最大20チャンネルまでのマルチトラックレコーディングに対応したSERIES 208i、更には2系統のS/MUX光出力端子により、SERIES 102iやSERIES 208iその他ADATまたはS/MUX入力を搭載した様々なUSBオーディオインターフェース製品との接続も可能なHDIAマイクプリアンプ8基搭載のスタジオやステージ用途に最適なマイクプリアンプSERIES 8p Dynaを市場導入しました。 コンシューマーオーディオ市場向け(TEACブランド)では、高音質Referenceシリーズ初となるパワーアンプカテゴリーの製品AP-505を市場導入いたしました。オランダHypex社のクラスDアンプモジュールにTEAC独自の音質チューニングを施したものを搭載し、高効率と高音質を両立しました。音質と本体サイズを超えたスピーカー駆動力が評価され、音元出版主催のオーディオビジュアルアワードにおいても金賞を受賞するなど、高評価を得ています。アナログレコード関連商品では、入門機ながらもサエク社と共同開発した高音質ナイフエッジトーンアームを搭載したベルトドライブ駆動のTN-3Bを市場導入いたしました。先に市場導入されたダイレクトドライブのTN-4Dとともに入門機の中の高音質プレミアム機として評価されています。またTEACブランドでは初となるフォノイコライザーアンプPE-505を1月にアメリカで開催されたCES、2月に開催されたオーディオフェスタin名古屋にて、参考出品させていただきました。MCカートリッジのバランス接続に対応し、通常のRIAAカーブに加えて、DeccaカーブやColumbiaカーブに対応した趣味性の高いフォノイコライザーで、2020年製品発売予定で開発を進めております。 ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、SACDプレーヤーカテゴリーで、新VRDSメカニズムVRDS-ATLASの搭載と、既存のD/Aコンバーターチップを使わず独自開発のディスクリートD/Aコンバーター回路を搭載した一体型プレーヤー、Grandioso K1X、K-01XD、K-03XDを市場導入いたしました。既存機種から数段ステップアップした音質と独自回路の搭載などにより、ブランドの技術力と独自性を大きくアピールすることに成功いたしました。ネットワークオーディオカテゴリーでは、DSD22.5MHz再生に対応したネットワーク再生と、独自のデジタル伝送ES-LINK入力を装備したネットワークDAC N-01XDを市場導入いたしました。こちらの製品も独自ディスクリートD/Aコンバーター回路の搭載と、リニア電源によるネットワークオーディオ入力回路を搭載することで、既存モデルからの大幅な音質アップを達成し、市場での高評価を得ています。 当連結会計年度における研究開発費の金額は765百万円であります。 <情報機器事業> 医用画像ファイリング製品では、内視鏡イメージレコーダーMV-1を市場導入しました。MV-1は、新たに「タッチパネル」や「HD/SDリアルタイムコンバート機能」などの機能を追加し従来レコーダーに比べ使い易さを向上させました。消化器内視鏡で検査中の患部の静止画像記録はもちろん、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など、検査途中で行う処置の過程を記録したいというニーズに応えるため、1080p 60fps Full HDによる動画記録にも対応しました。 データレコーダー製品では、ひずみ計測アンプAR-LXST1000を市場導入しました。AR-LXST1000は、インテグレーテッドロガーLX-1000のオプション入力アンプです。このアンプにより、自動車、鉄道の計測分野で需要が多い、強度試験に用いられる「ひずみゲージ」、加速度測定に用いられる「ひずみゲージ式加速度センサ」による計測が可能となります。ロードセル・トランスデユーサー関連製品では、カラーグラフィックデジタル指示計TD-9000Tを市場導入しました。TD-9000Tは、荷重(ロードセル)とストローク(変位計)の2入力に対応した荷重管理用デジタル指示計です。24bit、25kHzの高速A/D変換、4.3型タッチパネルモニターを搭載し、直感的な操作性と優れた視認性を実現するとともに、測定中も全ての波形をリアルタイムで確認できるなど現場での利便性を向上させました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は345百万円であります。
FY2019|3,324 文字
5【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は93名で、研究開発費として1,075百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> プロオーディオ市場向けでは、1Uサイズ64チャンネルマルチトラックレコーダーDA-6400にて、PTP(Precision Time Protocol)技術を活用した、同一ネットワーク上での2台の同時録音/再生動作ができるカスケード機能を追加したバージョンアップファームウェアを市場導入しました。 設備市場向けでは、DSP機能を搭載し、用途や環境に適した音声処理が可能な中規模音響システム向け8チャンネル入出力マトリクスミキサーMX-8Aや、Danteプロトコルと様々な入出力仕様のモデルを組み合わせることにより、あらゆるシステムに最適な導入を可能とするハーフラックサイズのDanteコンパクトプロセッサー(DCP)シリーズ7機種、また、それらをコントロールするソフトウェア 『TASCAM MX CONNECT』、『TASCAM DCP CONNECT』、『TASCAM EZ CONNECT』を市場導入しました。また、分電盤から電源を直接配線することで最大40A(20Ax2)の電流供給が可能な大容量パワーディストリビューターAV-P3040、1UマルチプレーヤーCD-400U用のイーサネットコントロールカード IF-E100を市場導入しました。DR-10シリーズでは、MP3での録音対応を中心に各種機能を追加した、バージョンアップファームウェアVersion2.00を市場導入しました。 MI市場向けでは、直感的な操作性を実現するアナログコンソールならではのシンプルなデザインとデジタルマルチトラックレコーディングを融合した24トラックライブレコーディングミキサーModel 24を市場導入しました。 ポータブル市場向けでは、ご好評をいただいているDRシリーズに、USBオーディオインターフェース機能や議事録作成をサポートした文字起こしモード機能など大幅な機能強化したリニアPCMレコーダーDR-05X、DR-07X、DR-40Xを市場投入しました。。 コンシューマーオーディオ市場向け(TEACブランド)では、高音質Reference505シリーズの中核となるUSB DAC/ヘッドホンアンプ UD-505とUSB DAC/ネットワークプレーヤーNT-505を市場導入しました。どちらのモデルもUSB DACとしては、DSD22.5MHz、PCM768kHzの最高スペックに対応し、最新DACチップAK4497を搭載した高音質モデルです。スマートホンなどと手軽に接続できるBluetooth機能では、新たにaptX HDコーデックに対応し、従来から対応しているLDACと合わせ、高音質なBluetooth再生が可能です。NT-505は、ハイエンドオーディオ機器に採用されているOpen Homeプロトコルに対応したネットワークソリューションを搭載した本格派ネットワークプレーヤーです。新ジャンルの製品としては、ハイエンドオーディオ機器で音質アップアイテムとして定着しているマスタークロックジェネレーターをTEACブランドとしては初めて市場導入しました。マスタークロックジェネレーターCG-10Mは、心臓部にTEACオリジナルの超高精度OCXO(Oven Controlled Xtal Oscillator)を搭載し、出力される高精度な10MHzのマスタークロックにUD-505をはじめとしたクロック入力を持つデジタルオーディオ機器を同期させ、音質を向上させる機器で、今後対応機器が増える見込みのクロック同期機能に必要なアイテムとして注目されています。ここ数年好調を維持しているアナログレコード関連機器では、Bluetoothでレコードの音声を出力できるアナログターンテーブルNT-400BTを市場導入しました。雑誌などの媒体で取り上げられる機会も多く、ワイヤレス接続によりレコードプレーヤーの設置を自由にできる利便性も市場から大きく注目されています。コンシューマー機器としては長らく製品リリースのなかった単品録音機器のジャンルでは、SDカードにDSDフォーマットを含むハイレゾ録音ができるハイレゾ・マスターレコーダーSD-500HRと、今となっては貴重なカセットテープの再生録音ができるダブルカセットデッキW-1200を市場導入し、録音機器のTEACを再アピールし、録音ファンから好評を博しています。 ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、ディスクプレーヤー、アンプに続く3本目の柱として伸長著しいネットワークプレーヤーカテゴリーにおいて、最高峰D/Aコンバーターを搭載するネットワークオーディオプレイヤーN-01と、D/Aコンバーターを搭載せず、USB出力でD/Aコンバーターと接続して使うネットワークオーディオトランスポートN-03Tを市場導入しました。どちらの機種もこれまでのネットワークプレーヤーでは難しいとされた音楽表現がきちんとできるということで、市場での高い評価を得ています。SACDプレーヤーカテゴリーでは、主力機種となるK-01X、K-03Xの後継機種となるK-01Xs、K-03Xsを市場導入しました。最上級機Grandioso-K1の成果を惜しみなく投入し得られた音質は、これまでのデジタルプレーヤーにはないアナログにより近づいた自然な音質という高評価をいただき、先代を上回るスタートとなっています。アンプカテゴリーでは、8年ぶりの新モデルとなるフォノイコライザーアンプE-02を市場導入しました。MCカートリッジのバランス接続という長い歴史のあるアナログレコード再生において見逃されてきた高音質化にチャレンジしたモデルで、MCのバランス接続で得られる音質は、これまで聴いてきたレコードから高い空間表現をはじめ、次元の違う再生が出来る、など市場でも非常に好評価を得ています。 当連結会計年度における研究開発費の金額は684百万円であります。 <情報機器事業> インフライトエンタテインメント製品では、ポータブルストリーミングサーバーPortaStream™ PS-V50を市場導入しました。PortaStream™は航空機搭載用の小型軽量の電池駆動式ポータブルサーバーです。機内の任意の場所に設置し、ワイヤレス通信を利用して乗客のPC/タブレット/スマートフォンなどの携帯端末にコンテンツ配信を行います。医用画像ファイリング製品では、内視鏡イメージレコーダーMV-1の商品化を開始しました。MV-1は、新たに「タッチパネル」や「HD/SDリアルタイムコンバート機能」などの機能を追加します。消化器の検査中に患部を撮影するための静止画像記録はもちろん、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など、検査途中で行う処置の過程を記録したいというニーズにお応えするため、1080p 60fps Full HDによる動画記録にも対応します。 データレコーダー製品では、インテグレーテッドロガーLX-1000 Seriesを市場導入しました。LX-1000 Seriesは、可搬性に優れた小型軽量設計、製品のすべての制御とデータレベルの表示が可能なカラーリモコン(別売)、DC8V~36V対応の柔軟な電源仕様など、フィールドユース仕様で、充実の機能を実現しています。 当連結会計年度における研究開発費の金額は391百万円であります。
FY2018|3,354 文字
5【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は95名で、研究開発費として1,014百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> プロオーディオ市場向けでは、放送業務仕様の4チャンネルレコーダー/プレーヤーHS-4000にて主要放送局からの要求をベースに、本体での波形表示機能等を追加した有償バージョンアップファームウェアを市場導入しました。1Uサイズ64チャンネルマルチトラックレコーダーDA-6400にて、市場からのリクエストを取り入れ、さらに幅広い分野での導入を可能とする、劇場、アミューズメントでの送出に最適なシアタープレイ機能を中心に14項目の新機能を追加して、ユーザビリティを大幅に向上させたバージョンアップファームウェアVersion2.0を市場導入しました。業務用レコーダー向けでは、動画の音声をより高音質にすることが可能な6トラックリニアPCMレコーダーDR-701Dにて、独SENNHISER社とパートナーシップを締結し、AMBEO VR MICをはじめとしたVRコンテンツの音声収録に最適なアンビソニックマイクの収録に対応した新ファームウェアVersion2.0を市場導入しました。設備市場向けでは、Danteプロトコルを採用し、安定性が高くフレキシブルなシステムの構築に対応した、32チャンネル、16チャンネルアナログライン入出力/DanteコンバーターML-32DとML-16Dや、CD/SDカード、USBメモリー、Bluetooth再生、AM/FMチューナーを搭載し、外部制御に対応した1UマルチプレーヤーCD-400U、店舗、公共施設オフィスなど複数の再生機器やスピーカを設置する複雑な音響システムを集中管理して、複数のエリアにBGMやアナウンスのアサインが可能な業務用ラックマウントミキサーMZ-223/MZ-372を市場導入しました。また、安定性、耐久性に優れたワンウェイのICロジックトランスポートコントロールを採用した録音/再生メカを2系統搭載し、設備音響現場での運用に便利な機能を多数搭載した業務用ダブルカセットデッキ202MKⅦを市場導入しました。SS-250N/SS-CDR250Nにて、より柔軟な運用ができる様に、複数台の本体電源管理・状態監視、ファイル・フォルダーのブラウズおよびプレイリストの管理・編集、タイマーイベントリスト機能の設定が可能なコントロールアプリ『TASCAM SS250 CONTROL』Ver2.0を市場導入しました。 コンシューマーオーディオ市場向け(TEACブランド)では、高音質Reference505シリーズの中核となるUSB DAC/ヘッドホンアンプ UD-505とUSB DAC/ネットワークプレーヤーNT-505を市場導入しました。どちらのモデルもUSB DACとしては、DSD22.5MHz、PCM768kHzの最高スペックに対応し、最新DACチップAK4497を搭載した高音質モデルです。スマートホンなどと手軽に接続できるBluetooth機能では、新たにaptX HDコーデックに対応し、従来から対応しているLDACと合わせ、高音質なBluetooth再生が可能です。NT-505は、ハイエンドオーディオ機器に採用されているOpen Homeプロトコルに対応したネットワークソリューションを搭載した本格派ネットワークプレーヤーです。新ジャンルの製品としては、ハイエンドオーディオ機器で音質アップアイテムとして定着しているマスタークロックジェネレーターをTEACブランドとしては初めて市場導入しました。マスタークロックジェネレーターCG-10Mは、心臓部にTEACオリジナルの超高精度OCXO(Oven Controlled Xtal Oscillator)を搭載し、出力される高精度な10MHzのマスタークロックにUD-505をはじめとしたクロック入力を持つデジタルオーディオ機器を同期させ、音質を向上させる機器で、今後対応機器が増える見込みのクロック同期機能に必要なアイテムとして注目されています。ここ数年好調を維持しているアナログレコード関連機器では、Bluetoothでレコードの音声を出力できるアナログターンテーブルNT-400BTを市場導入しました。雑誌などの媒体で取り上げられる機会も多く、ワイヤレス接続によりレコードプレーヤーの設置を自由にできる利便性も市場から大きく注目されています。コンシューマー機器としては長らく製品リリースのなかった単品録音機器のジャンルでは、SDカードにDSDフォーマットを含むハイレゾ録音ができるハイレゾ・マスターレコーダーSD-500HRと、今となっては貴重なカセットテープの再生録音ができるダブルカセットデッキW-1200を市場導入し、録音機器のTEACを再アピールし、録音ファンから好評を博しています。 ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、ディスクプレーヤー、アンプに続く3本目の柱として伸長著しいネットワークプレーヤーカテゴリーにおいて、最高峰D/Aコンバーターを搭載するネットワークオーディオプレイヤーN-01と、D/Aコンバーターを搭載せず、USB出力でD/Aコンバーターと接続して使うネットワークオーディオトランスポートN-03Tを市場導入しました。どちらの機種もこれまでのネットワークプレーヤーでは難しいとされた音楽表現がきちんとできるということで、市場での高い評価を得ています。SACDプレーヤーカテゴリーでは、主力機種となるK-01X、K-03Xの後継機種となるK-01Xs、K-03Xsを市場導入しました。最上級機Grandioso-K1の成果を惜しみなく投入し得られた音質は、これまでのデジタルプレーヤーにはないアナログにより近づいた自然な音質という高評価をいただき、先代を上回るスタートとなっています。アンプカテゴリーでは、8年ぶりの新モデルとなるフォノイコライザーアンプE-02を市場導入しました。MCカートリッジのバランス接続という長い歴史のあるアナログレコード再生において見逃されてきた高音質化にチャレンジしたモデルで、MCのバランス接続で得られる音質は、これまで聴いてきたレコードから高い空間表現をはじめ、次元の違う再生が出来る、など市場でも非常に好評価を得ています。 当連結会計年度における研究開発費の金額は690百万円であります。 <情報機器事業> インフライトエンターテイメント製品では、ポータブルストリーミングサーバーPS-V50の商品化を開始しました。PS-V50は、航空機搭載用の小型軽量の電池駆動式ポータブルサーバーです。機内の任意の場所に設置し、ワイヤレス通信を利用して乗客のPC/タブレット/スマホなどの携帯端末にコンテンツ配信を行います。 医用画像ファイリング製品では、内視鏡イメージレコーダーMV-7000S/MV-7000Hを市場導入しました。MV-7000Sは、NTSCの標準画質に対応し、静止画の記録に加えMotion JPEG方式による最長10分の動画記録が可能です。MV-7000Hは、高解像度の映像信号の記録に対応し、静止画の記録とMPEG2 TS方式による最大24時間の動画記録が可能です。MV-7000では、内視鏡検査中であっても過去に検査した画像をモニターに表示し、たった今内視鏡で撮影した画像と照らし合わせて患部や異常な部位などの変化を確認することができます。 当連結会計年度における研究開発費の金額は324百万円であります。
FY2017|3,543 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は115名で、研究開発費として1,207百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> プロオーディオ市場向けでは、スタジオ、放送局向けには1Uサイズ64チャンネルマルチトラックレコーダーDA-6400のオプションとして、2枚使用で最大32チャンネルのAES/EBU入出力が可能となる16チャンネルの入出力インターフェースカード「IF-AE16」と2枚使用することで最大32チャンネルのアナログ出力が可能となり、コンパクトな1Uマルチ再生環境を提供する16チャンネルアナログ出力インターフェースカード「IF-AN16/OUT」を市場導入しました。業務用レコーダー向けでは、ブライダル、イベントや番組、舞台、講義やセミナーの録音など、幅広い用途で手軽に高音質に音声収録が可能な軽量、コンパクトなウェアラブルピンマイクレコーダー「DR-10L」を市場導入しました。設備市場向けでは、FTPクライアント/サーバー、録音データの自動アップロードや音素材のダウンロードが可能となるネットワーク機能、iOS/Android端末やPCにインストールされた専用アプリケーションからのリモートコントロールやマイク入力端子を搭載し、録音、再生メディアにデュアルスロットのSDカードとUSBフラッシュメモリを採用して、様々な用途にフレキシブルに対応可能なソリッドステート/ステレオオーディオレコーダー「SS-R250N」とCDメディアの録音、再生まで対応したソリッドステート/CDステレオオーディオレコーダー「SS-CDR250N」や、専用オプションとしてカラーLCDを搭載し、より直感的な操作を実現するポン出しリモートコントロールユニット「RC-SS150」やDanteインターフェースシステムへの導入を可能とする2イン/2アウトのDanteインターフェースカード「IF-DA2」を市場導入しました。また、カセットテープの録音再生、CDの再生に加えて、USBメモリーでの録音再生に対応し、1台で幅広いメディアに対応したラックマウント可能な設備/業務用途に適したカセット、CD、USBメモリーレコーダー/プレーヤー「CD-A580」を市場導入しました。 楽器市場向けでは、かんたん操作で音声演出を楽しめるインターネット生放送向け家庭用放送機器としてMiNiSTUDIOの2機種、高音質マイクも内蔵、インターネット生放送に絞ったシンプルなエントリーモデルのUS-32、モード切り替えで生放送/制作用途の双方に対応しマイク2本の同時使用が可能なハイグレードモデルのUS-42を市場導入しました。更にドライバやファームウェアの更新情報をいち早くお客様へお届けすることを目的とした自動更新機能をVersion 2にて公開、他のUSシリーズへの展開を実施しました。ハンドヘルドレコーダに於いてはS/N100dB超でTASCAMステレオリニアPCMレコーダー史上最良のオーディオパフォーマンス、現場に必要な信頼性と音質を兼ね備えた最上位機種DR-100MK3を市場投入しました。また「もっと使いやすいレコーダー」を世界各地のお客様へお届けできるよう表示の多言語化プロジェクトをDRシリーズで推進、最大で日本語、 英語、 ドイツ語、 フランス語、 イタリア語、 スペイン語、 中国語、 ロシア語の8言語に対応したファームウェアを市場導入しました。 コンシューマオーディオ市場向け(TEACブランド)では、「New Vintage」をキーワードに、ティアックの新しいフラッグラインとしてReference7シリーズ初のモデル、ネットワークCDプリメインアンプ「NR-7CD」を市場導入しました。「NR-7CD」は、最新のネットワークプレーヤー機能(オープンホーム、DSD5.6MHz、PCM192kHz/24bitに対応)、自社製CD専用のメカドライブ、BTL構成のClass-Dアンプ、LDACにも対応したBluetooh再生機能、PCMデジタル音源をDSD11.2MHzにアップコンバートするフルエンシーアルゴリズムを用いたアップコンバート機能、グランド分離接続対応4極ヘッドホン端子など、最新技術を数多く盛り込みました。また、同じくアンプカテゴリーではReference500シリーズ、USB-DAC/プリメインアンプ「AI-503」の市場導入も行いました。「AI-503」はデスクトップオーディオに最適なアンプとして、ソースをパソコン、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)、スマートホンに照準を合わせ、スピーカーリスニングにも興味があるハイエンドヘッドホンユーザーをターゲットとすることで、新たなユーザー層の獲得を目指しました。これら両プリメインアンプは、アンプカテゴリーとしては初のVGP大賞を受賞するなど、市場でも非常に高評価を得ています。また、ハイレゾ対応製品と対極にあるアナログ製品の販売も伸長しています。カセットデッキとCDプレーヤーのコンビネーションモデル「AD-850」を市場導入しました。「AD-850」はカセットやUSBメモリにも録音可能であり、アナログとデジタルの相互メディアコンバートマシーンとしての需要が大きいものと推測しています。アナログターンテーブルカテゴリーでは、ももいろクローバーZとのコラボ製品「TN-100NOFU」を限定販売することで、新しいオーディオファン層にリーチしました。シニア層向けのオールインワンタイプのターンテーブルシステム「LP-R550USB」は、国内大手通販での販売も安定的に継続しており、大手家電量販店への導入・販売拡大にも大きく波及しています。 ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、一体型アンプの新シリーズ「Fシリーズ」に2モデルF-03A、F-07を追加し、最高級シリーズGrandioso(グランディオーソ)にも新たに一体型SACDプレーヤー(Grandioso K1)と一体型アンプ(Grandioso F1)の2モデルを市場投入しました。また、マスタークロックジェネレーターのシリーズである「Gシリーズ」も刷新し、従来の2モデルから3モデル展開(Grandioso G1、G-01X、G-02X)に拡大しました。更にブランド創立30周年記念モデルとして、限定の「Limited Edition Black Series」6モデル、セパレート型SACDプレーヤーP-05X(SACDトランスポート)/D-05X(D/Aコンバーター)を発売するなど、数多くの新製品を投入しました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は824百万円であります。 <情報機器事業> インフライトエンタテイメント製品では、SDメモリーカードオーディオ再生機AE-1600SDiを市場導入しました。AE-1600SDiは、オーディオコンテンツのダウンロードを行うことなくSDメモリーカード上のオーディオコンテンツを直接再生することができます。また、CDを使用している従来製品との高い互換性を有し、迅速な機器更新を提供します。 医用画像ファイリング製品では、内視鏡イメージレコーダーMV-7000S/MV-7000Hを商品化し市場導入を開始します。MV-7000Sは、NTSCの標準画質に対応し、静止画の記録に加えMotion JPEG方式による最長10分の動画記録が可能です。MV-7000Hは、高解像度の映像信号の記録に対応し、静止画の記録とMPEG2 TS方式による最大24時間の動画記録が可能です。 計測機器製品では、ポータブルデジタル指示計TD-01 Portableを市場導入しました。TD-01 Portableは、表示画面に視認性に優れたカラー液晶画面を採用、データ収録機能やセンサー断線チェック機能およびTEDS規格対応など、携帯型でありながら高機能を実現しております。 当連結会計年度における研究開発費の金額は383百万円であります。
FY2016|3,017 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。 当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。 当連結会計年度の開発人員は125名で、研究開発費として1,319百万円投入しております。 当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。 <音響機器事業> プロオーディオ市場向けでは、放送局向けにはMADI/DANTEなどフレキシブルなオーディオインターフェースに対応し、ProToolsシステムとの同期運転によるバックアップ録音も可能な1Uサイズ64チャンネルマルチトラックレコーダーDA-6400とオプションとなるMADI、DANTEインターフェースカードを市場導入いたしました。DSLR(デジタル一眼レフカメラ)市場向けにはシリーズ最上位機種となるHDMIコネクターやタイムコード入力機能を搭載しカメラとの同期を可能とし更にマグネシウム合金による軽量、堅牢な筐体を採用することで幅広い現場で多くのカメラと組み合わせて使用可能な高音質6トラックレコーダーDR-701Dに加えて超指向性マイクを搭載し、被写体の音を狙って収録することが可能で且つカメラのアクセサリーシューに装着出来るほどの機動性を備えた軽量かつコンパクトなショットガンマイク一体型カメラ用リニアPCMレコーダーDR-10SGを市場導入いたしました。設備市場向けには業務用DVDプレーヤーの後継として新たにブルーレイやUSBメモリ、SDカードからの再生にも対応しRS-232CやLANからの外部制御も可能な1Uサイズ業務用ブルーレイプレーヤーBD-01Uに加えて幅広い用途に対応できるようライン入力に加えマイク入力の装備や4トラック録音機能を活用したバックアップ録音機能、万が一の電源断でも録音が継続できる単3形電池駆動機能を搭載しシンプルな操作でより安全、確実な録音を実現した1Uサイズ マイク入力搭載 SDカードレコーダーSD-20Mを市場投入いたしました。 楽器市場向けではUltra-HDDAマイクプリアンプを8基搭載、3モード切換による高い汎用性をもち192kHz対応したUSB3.0/2.0 20IN20OUTオーディオ/MIDIインターフェースCelesonic US-20x20を市場導入しました。また、インターネット生放送やインターネットカラオケなどの用途にも対応できるようASIO/WDMソフトの同時出力に対応したUS-2x2-SC/US-4x4-SC用「TASCAM Software Mixer」を市場導入しました。更にコンパクトボディでワイドレンジ再生、小音量でもクリアなモニターサウンドが得られデスクトップに気軽に設置できる2ウェイパワードモニタースピーカーVL-S3、加えてBluetoothによるワイヤレス再生にも対応し高音質・低遅延のAAC/Qualcomm aptX™コーデックに対応したVL-S3BTを市場導入しました。 コンシューマオーディオ市場向けでは、最新ハイレゾ音源(DSD 11.2MHz・PCM384kHz/32bit)に対応したUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「UD-503」およびUSB-DAC/ネットワークプレーヤー「NT-503」、DSD 5.6MHz・PCM192kHz/24bitに対応した新たなデザインのポータブルヘッドホンアンプ「HA-P5」を市場導入しました。これらの機種はハイレゾ対応製品の中でも上位モデルに位置づけされる高スペックモデルです。ハイレゾ入門者向けには、ハイレゾ対応(PCM192kHz/24bit)マイクロCDコンポ「HR-X101」を市場導入しました。本製品アンプ部の横幅及びスピーカーの高さを"182mm"という非常にコンパクトなサイズとすることと、上部のメッシュタイプの通気口はハイエンドアンプを思わせるこだわった意匠としました。また、スピーカーもハイレゾ対応としたことで、あらゆるソースに対応した多機能なハイレゾCDマイクロシステムとなります。これらハイレゾ対応製品の対極にあるアナログ製品としてアナログターンテーブルの販売が伸びています。TN-300/350の下位モデル「TN-100(海外)」及び「TN-200(海外)」の市場導入によりアナログターンテーブルの販売台数が大きく拡大、新たに世界で初めて192kHz/24bitの光デジタル出力が可能なモデル「TN-570」の市場導入は、注目度も高く導入後の販売台数も急速に進んでいます。オールインワンタイプのターンテーブルシステム「LP-R550USB」は、国内大手通販での導入をきっかけに売り上げ台数が大きく伸び、ターンテーブルカテゴリー全体での販売台数を大きく引き上げました。 ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、最高級シリーズGrandioso(グランディオーソ)に次ぐ準フラッグシップモデルとして、セパレート型SACDプレーヤーP-02X(SACDトランスポート)/D-02X(D/Aコンバーター)、上位モデル02シリーズの設計思想を忠実に踏襲した03シリーズのセパレート型アンプ2機種C-03Xs(プリアンプ)、S-03(ステレオパワーアンプ)、ESOTERICブランド初のネットワークオーディオプレーヤーN-05、一体型アンプの全く新しいシリーズ(Fシリーズ)F-05を市場投入しました。 当連結会計年度における研究開発費の金額は864百万円であります。 <情報機器事業> 医用画像製品では、メディカルビデオレコーダーUR-4MDの機能を搭載した組み込み小型ボードを商品化し市場導入を開始します。この小型ボードにより、高解像度の静止画・動画の録画・再生機能を画像診断装置へ簡単に付加することができます。停電や事故による電源コードがコンセントから外れた場合のフェイルセイフ記録、バックアップのための内臓ハードディスクの搭載などUR-4MDの機能が全てそろった仕様から、機能を絞ったカスタム仕様にも対応します。 インフライトエンターテイメント製品では、SDメモリーカードビデオ再生機VE-801SDiを開発し市場導入しました。VE-801SDiは、映像コンテンツのダウンロードを行うことなくSDメモリーカード上の映像コンテンツを直接再生することができます。また、記録媒体として8mm、Hi8、VHSなどを使用している従来製品との高い互換性を有しており、これらビデオ再生機と迅速で無駄のない機器更新を提供します。また、SDメモリーカードオーディオ再生機AE-1600SDiの開発に着手しました。AE-1600SDiも音楽コンテンツのダウンロードを行うことなくSDメモリーカード上の音楽コンテンツを直接再生することができます。CDを使用している従来製品との高い互換性を有し、迅速な機器更新を提供します。 当連結会計年度における研究開発費の金額は455百万円であります。