6652

IDEC(6652)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
3,710
2026-09-01
時価総額
1,059 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 435 32 17 57 5.3 56.5 64.8
FY2016 434 35 24 -185 7.3 80.7 40.1
FY2017 598 61 53 41 11.7 170.4 40.0 49.2
FY2018 628 57 37 35 8.1 112.5 50.0 51.1
FY2019 584 47 30 49 7.0 95.2 50.0 49.1
FY2020 540 40 28 43 6.5 92.8 50.0 48.7
FY2021 708 97 79 83 16.1 264.1 50.0 51.2
FY2022 839 141 101 39 17.3 348.4 100.0 56.1
FY2023 727 63 44 36 6.7 150.1 130.0 61.2
FY2024 674 37 18 72 2.8 60.4 130.0 58.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

IDECは、FA(ファクトリーオートメーション)用機器の分野で、長年の実績と一定のブランド認知度を持つ。特に、制御機器、センサー、安全機器などの分野で、信頼性の高い製品を提供してきた歴史がある。しかし、特許や強力なブランドによる独占的な地位を確立しているとは言い難く、競合他社も多数存在する。

スイッチングコスト2/5

IDECの製品は、FAシステムの一部として組み込まれることが多く、一度導入されると、他のメーカーへの切り替えには、システム全体の再設計や検証が必要となる場合がある。これにより、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、顧客が必ずしもIDEC製品に強く縛られているわけではなく、代替製品も存在する。

ネットワーク効果0/5

IDECの事業モデルは、製品の利用者が増えることでその価値が増すようなネットワーク効果を生み出すものではない。個々の製品の機能や性能が重視されるビジネスモデルである。

コスト優位1/5

IDECは、長年の製造経験とサプライチェーンの最適化により、一定のコスト競争力を持っていると考えられる。しかし、業界全体で激しい価格競争が存在し、構造的に圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えない。特に、中国などの新興国メーカーとの価格競争は厳しい。

規模の経済3/5

IDECは、FA用機器市場において、グローバルに事業を展開しており、一定の規模を持つ企業である。特に、制御機器、安全機器などのニッチな分野では、主要プレイヤーの一つとして認識されている。しかし、市場全体で見ると、より巨大なグローバル企業も存在し、寡占的な地位を確立しているとまでは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

FA市場の成長に伴う売上増加

高付加価値製品へのシフトによる利益率改善

グローバル展開の加速によるシェア拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社との価格競争激化による利益率低下

新興国メーカーの台頭による市場シェアの低下

技術革新への対応遅れによる製品競争力の低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

IDECの投資が失敗するには、まずグローバルなFA市場の成長が期待外れに終わるか、あるいはIDECがその成長の恩恵を享受できない状況が考えられる。具体的には、主要顧客である自動車産業やエレクトロニクス産業の設備投資が長期的に低迷し、IDECの製品需要が伸び悩むシナリオだ。さらに、IDECが持つ既存の顧客基盤が、競合他社、特に低価格帯で攻勢をかける新興国メーカーによって侵食され、価格決定力が失われることもリスクとなる。また、IoTやAIといった最新技術の進化にIDECが追随できず、製品ポートフォリオが陳腐化し、顧客ニーズから乖離していく可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、IDECの競争優位性が失われ、収益性が悪化する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

FA市場の堅調な成長と、IDECの高付加価値製品へのシフトが成功し、グローバルシェアを拡大。売上・利益ともに着実な成長を遂げる。

中立

FA市場は緩やかに成長するが、価格競争は継続。IDECは既存事業を維持しつつ、新製品投入で一定の成長を確保する。

弱気

世界経済の減速や地政学リスクによりFA投資が停滞。競合激化で価格競争が激化し、IDECの収益性は悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,059億
2. 健全な財務 自己資本比率 58.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -38.9%
6. 適度なPER PER 59.6倍
7. 適度なPBR PBR 1.68倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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