6627

テラプローブ(6627)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
11,130
2026-09-01
時価総額
1,084 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 227 28 5 -5 2.0 50.2 57.0
FY2016 188 23 13 -52 4.7 139.0 47.5
FY2017 179 18 3 -52 1.2 36.1 0.0 41.5
FY2018 217 17 10 -52 3.4 111.9 0.0 37.0
FY2019 169 -1 -2 11 -0.8 -26.7 0.0 40.2
FY2020 183 4 2 43 0.8 26.2 0.0 42.5
FY2021 259 42 18 18 4.9 197.2 17.0 41.6
FY2022 332 68 31 48 7.4 344.6 54.0 40.9
FY2023 354 72 41 37 8.4 450.1 110.0 49.1
FY2024 371 69 35 29 6.5 385.8 110.0 49.6

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

テラプローブは半導体テスト受託事業を主軸としており、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、あるいは規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は見られない。技術力は存在するものの、それが特許等で保護され、参入障壁となっている状況は限定的である。

スイッチングコスト2/5

半導体テスト工程は、顧客(半導体メーカー)の設計・製造プロセスと密接に連携しており、テストプログラムの開発や検証に多大な時間とコストがかかる。そのため、一度テスト受託先を決定すると、仕様変更や再検証の手間から安易な乗り換えは難しい。しかし、技術革新やコスト競争力によっては乗り換えの可能性も残る。

ネットワーク効果0/5

テラプローブの事業モデルは、特定のプラットフォーム上でユーザーが増えることで価値が増大するネットワーク効果を直接的に生み出す構造ではない。個々の顧客との個別契約に基づいてサービスを提供しており、顧客基盤の拡大が直接的にサービス価値を高めるわけではない。

コスト優位1/5

半導体テスト工程の自動化や効率化によるコスト削減努力は行われていると考えられるが、業界全体で技術進歩や設備投資によるコスト競争は激しく、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。特定の技術やプロセスで一時的な効率化はあり得る。

規模の経済3/5

テラプローブは、半導体テスト受託サービスにおいて、一定の規模を持つプレイヤーである。特に、高度なテスト技術や設備投資が必要な分野では、規模の経済が働き、効率的なサービス提供が可能となる。大手半導体メーカーとの取引実績は、この規模の優位性を示唆している。

競合との比較優位

強気シナリオ

半導体需要の構造的な増加と、先端デバイスの複雑化によるテスト需要の拡大。

顧客との長期的な関係構築と、高度なテスト技術・ノウハウの蓄積によるスイッチング・コストの深化。

M&A等による事業規模の拡大と、サービスラインナップの拡充。

弱気シナリオ(モート侵食)

半導体市場の周期的な変動や、主要顧客の業績悪化によるテスト需要の減少。

競合他社による低価格攻勢や、より高度なテスト技術の提供による競争激化。

顧客による内製化の動きや、テスト工程の自動化技術の進展による外部委託需要の低下。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

テラプローブの投資が失敗するには、半導体テスト受託事業の将来性が根本的に失われるか、同社が競争優位性を維持できなくなるシナリオが真である必要がある。具体的には、AIや自動運転といった成長分野からのテスト需要が期待通りに伸びず、むしろ半導体製造プロセス全体の高度化により、テスト工程の重要性が相対的に低下する可能性。あるいは、競合他社がより低コストで高品質なテストサービスを提供できるようになり、テラプローブの価格競争力や技術優位性が失われるケース。特に、顧客である半導体メーカーがテスト工程の内製化を急速に進めたり、新たなテスト手法が開発されて既存の設備投資が無駄になるような技術的陳腐化が起これば、スイッチング・コストの優位性も失われ、事業基盤が揺らぐだろう。また、グローバルな半導体メーカーが、テスト委託先を特定の数社に集約する動きが加速し、テラプローブがその集約から漏れるような事態も考えられる。

5年後のモート予測

強気

半導体市場の堅調な成長と先端デバイスの複雑化を背景に、テスト需要が拡大。テラプローブは高度な技術力と顧客との強固な関係を活かし、売上・利益ともに着実に成長。特に高付加価値テスト分野でのシェアを拡大する。

中立

半導体市場の景気変動の影響を受けつつも、中長期的には需要増。テラプローブは既存顧客との関係を維持しつつ、効率化を進め安定的な収益を確保。一部の新規分野での成長を取り込む。

弱気

半導体市場の停滞や、競合激化による価格圧力、顧客の内製化等により、売上・利益ともに伸び悩む。特に、技術革新への対応遅れや、主要顧客の業績悪化が業績を下押しするリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,084億
2. 健全な財務 自己資本比率 40.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 2.4%
6. 適度なPER PER 32.2倍
7. 適度なPBR PBR 2.68倍

合格数:3/7 部分的合格

同業他社

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