ヤーマン(6630)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 163 | 10 | 6 | 21 | 8.7 | 101.6 | — | 59.9 |
| FY2017 | 200 | 35 | 23 | 33 | 25.5 | 397.9 | 72.0 | 63.7 |
| FY2018 | 230 | 54 | 34 | 26 | 28.6 | 59.6 | — | 71.9 |
| FY2019 | 273 | 57 | 35 | 7 | 27.1 | 62.7 | 8.1 | 72.8 |
| FY2020 | 230 | 25 | 13 | 13 | 9.9 | 23.7 | 3.6 | 77.3 |
| FY2021 | 366 | 61 | 37 | 29 | 22.1 | 67.8 | 8.1 | 65.3 |
| FY2022 | 409 | 69 | 56 | 40 | 25.3 | 101.5 | 8.5 | 72.3 |
| FY2023 | 430 | 61 | 39 | 4 | 15.4 | 71.1 | 13.0 | 82.1 |
| FY2024 | 320 | 4 | 4 | 10 | 1.6 | 7.2 | 9.0 | 86.3 |
| FY2025 | 172 | -7 | -12 | -16 | -4.9 | -21.8 | 9.0 | 87.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
ヤーマンは美容機器分野で一定のブランド認知度を持つが、特許や独占的IPによる明確な優位性は限定的。競合他社も類似製品を開発しており、無形資産による持続的な競争優位性はまだ確立されていない。
ヤーマンの美容機器は、一度購入すると他の製品への乗り換えに心理的なハードルがある可能性はあるが、技術革新が速い分野であり、顧客がより高性能・低価格な競合製品に乗り換えるリスクは無視できない。スイッチングコストは高くない。
ヤーマンの製品は主に個人消費者向けであり、プラットフォーム型ビジネスではないため、ネットワーク効果は発生しない。ユーザーが増えることで製品価値が向上する構造ではない。
ヤーマンはODM(相手先ブランド設計生産)を活用している可能性はあるが、美容機器業界において構造的なコスト優位性を確立している証拠はない。競合他社との価格競争力に大きな差はないと考えられる。
ヤーマンは美容機器市場において一定のシェアを持つが、業界全体から見ると最適化された少数寡占状態とは言えない。グローバルな規模の経済を享受しているわけではなく、規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
「ヤーマン」ブランドのさらなる強化と、独自技術による高付加価値製品の開発
インバウンド需要や海外市場への展開加速による売上拡大
美容医療との連携強化や、サブスクリプションモデルの導入による収益安定化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格・高機能製品の投入による価格競争の激化
美容トレンドの変化への対応遅れや、新技術への投資不足
海外市場でのブランド浸透の失敗や、為替変動リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヤーマンへの投資が失敗するシナリオは、同社が持つ「ヤーマン」ブランドの価値が急速に失われること、あるいは競合他社がより革新的な技術や低コストな製造プロセスを確立し、ヤーマンの製品優位性を覆すことである。特に、美容機器市場は技術革新が速く、トレンドの変化も激しいため、ヤーマンが研究開発投資を怠り、陳腐化した製品ラインナップしか提供できなくなった場合、ブランド力や既存顧客のスイッチングコストの低さだけでは競争力を維持できない。また、中国市場など、主要な成長市場での規制強化や、現地企業の台頭により、ヤーマンの販売チャネルや収益性が悪化する可能性も考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、原材料価格の高騰が、同社のコスト構造を悪化させ、価格競争力を失わせることも、投資失敗の要因となりうる。
5年後のモート予測
ブランド力と独自技術を活かし、国内市場での地位を固めつつ、海外展開を加速。新製品投入やサービス拡充により、売上・利益ともに着実な成長を続ける。
国内市場での安定した需要を基盤に、緩やかな成長を維持。競合との競争は激化するものの、ブランド力と一定の技術力でシェアを維持する。
技術革新の遅れや競合激化により、国内シェアが低下。海外展開も伸び悩み、売上・利益ともに停滞または減少するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 385億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 86.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 96.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.53倍 |
合格数:1/7 部分的合格