遠藤照明(6932)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 396 | 25 | 2 | 22 | 1.1 | 14.3 | — | 35.1 |
| FY2017 | 401 | 25 | 13 | 39 | 6.6 | 89.8 | 30.0 | 38.6 |
| FY2018 | 398 | 28 | 23 | 40 | 11.2 | 159.0 | 30.0 | 41.3 |
| FY2019 | 392 | 25 | 19 | 5 | 8.6 | 129.8 | 30.0 | 44.4 |
| FY2020 | 354 | 19 | 13 | 34 | 5.4 | 86.4 | 30.0 | 46.6 |
| FY2021 | 406 | 38 | 33 | 20 | 11.8 | 225.4 | 15.0 | 50.8 |
| FY2022 | 457 | 31 | 30 | 11 | 9.4 | 200.5 | 22.5 | 55.0 |
| FY2023 | 517 | 52 | 46 | 72 | 12.1 | 314.7 | 30.0 | 61.5 |
| FY2024 | 537 | 49 | 48 | -14 | 10.9 | 324.9 | 40.0 | 65.1 |
| FY2025 | 555 | 57 | 43 | 60 | 8.7 | 294.0 | 50.0 | 65.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
公開情報からは、特許やブランド価値、規制ライセンス等、明確な無形資産の優位性を示す具体的な情報は確認できませんでした。照明器具のデザインや技術に関する強みは存在する可能性はありますが、定量的な評価は困難です。
照明器具は一度設置すると、交換には工事費用や手間が発生するため、一定のスイッチングコストが存在します。しかし、デザインや機能、価格など、より魅力的な代替品があれば乗り換えは十分に考えられます。
遠藤照明の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は確認できません。BtoBビジネスが中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なります。
製造業として、効率的な生産体制や調達網によるコスト競争力は重要ですが、公開情報からは、競合他社と比較して構造的に優位なコスト構造を有していることを示す具体的な証拠は見当たりません。
国内の照明器具市場において一定のシェアを有していると考えられますが、グローバルな視点や、圧倒的な規模の経済によるコスト優位性までは示されていません。市場全体から見ると、少数寡占の頂点とは言えない可能性があります。
競合との比較優位
強気シナリオ
デザイン性の高い製品ラインナップによるブランド価値向上
省エネ・高機能照明への需要拡大による売上増加
海外市場への展開加速による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカー等による低価格製品の台頭
LED以外の革新的な照明技術の登場による陳腐化リスク
国内建設市場の低迷による需要の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
遠藤照明の投資が失敗するには、まず、同社が持つスイッチングコストの優位性が、競合他社のより低価格で高性能な製品、あるいは設置・交換の容易さによって完全に無効化される必要がある。具体的には、顧客が照明器具の交換にかかるコスト(工事費、手間)よりも、新しい照明システムへの移行によって得られるメリット(大幅な省エネ、最新の調光・調色機能、スマートホーム連携など)の方が大きいと判断される状況が広範に発生すること。さらに、同社のデザイン力や品質が、競合の模倣や、より革新的なデザイン・機能によって相対的に陳腐化し、ブランドロイヤリティが低下することも必要条件となる。加えて、同社が注力するであろう特定用途(例:オフィス、店舗、住宅)において、競合がより迅速かつ低コストで優れたソリューションを提供し、市場シェアを奪うことができれば、遠藤照明の持続的な競争優位性は失われるだろう。
5年後のモート予測
デザイン性と省エネ性能を強みに、国内市場でのシェアを維持・拡大。海外展開も進み、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
国内市場の競争激化と景気変動の影響を受けつつも、既存顧客基盤と一定のデザイン力を活かし、現状維持に近い業績推移となる。
低価格競争の激化や技術革新への対応遅れにより、国内シェアが低下。海外展開も伸び悩み、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 354億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 65.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 13.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.71倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書