三相電機(6518)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 134 | 5 | 7 | 0 | 9.5 | 73.6 | — | 50.3 |
| FY2016 | 139 | 7 | 8 | 12 | 10.5 | 89.5 | — | 48.9 |
| FY2017 | 156 | 9 | 8 | 5 | 9.3 | 177.2 | 7.0 | 52.3 |
| FY2018 | 158 | 9 | 7 | 0 | 7.4 | 146.1 | 20.0 | 53.8 |
| FY2019 | 137 | 2 | 2 | 5 | 2.0 | 38.6 | 22.0 | 57.3 |
| FY2020 | 129 | 4 | 4 | 10 | 4.3 | 89.4 | 22.0 | 59.4 |
| FY2021 | 171 | 8 | 9 | -0 | 8.5 | 195.8 | 22.0 | 58.6 |
| FY2022 | 186 | 9 | 8 | 4 | 7.3 | 180.0 | 25.0 | 54.4 |
| FY2023 | 177 | 7 | 5 | 17 | 4.2 | 108.5 | 27.0 | 60.0 |
| FY2024 | 160 | 1 | 1 | -16 | 1.0 | 26.0 | 27.0 | 64.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
三相電機は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPによる強力な無形資産の優位性は、公開情報からは明確に確認できません。汎用品に近い製品も多く、差別化要因が限定的と考えられます。
三相電機の製品(ポンプ、ファン等)は、産業機器や設備の一部として組み込まれることが多く、一度導入されると、交換・更新には設計変更や再度の検証が必要となる場合があります。このため、一定のスイッチング・コストが発生する可能性があります。
三相電機の事業モデルは、顧客数が増えることで製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造にはありません。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なります。
長年の製造業としての経験や、効率的な生産体制の構築により、一定のコスト競争力を持っている可能性があります。しかし、他社との明確なコスト優位性を示す具体的な情報は乏しく、業界内での標準的な水準と考えられます。
産業用ポンプやファン市場において、三相電機は一定のシェアを有しており、業界内でも主要なプレイヤーの一つです。規模の経済を活かした効率的な生産・販売体制を構築していると考えられ、一定の寡占状態にあると推測されます。
競合との比較優位
強気シナリオ
産業インフラ投資の拡大による需要増
省エネ・高効率製品へのシフトによる高付加価値製品の販売拡大
海外市場でのシェア拡大による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカーによる低価格攻勢の激化
主要顧客産業の景気後退リスク
技術革新への対応遅れによる競争力低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
三相電機の投資が失敗するには、まず、その主要な競争優位性である「効率規模」が崩壊する必要がある。これは、競合他社がより大規模な設備投資を行い、生産効率で三相電機を凌駕した場合に起こりうる。また、スイッチング・コストの低減も重要な要因となる。例えば、標準化が進み、他社製品への交換が容易になったり、顧客がより安価な代替品を容易に見つけられるようになれば、三相電機の価格決定力や顧客維持力が低下する。さらに、無形資産の構築に失敗し、ブランド力や技術的優位性を確立できないまま、汎用品市場での価格競争に巻き込まれるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な収益性と競争優位性が損なわれる可能性がある。
5年後のモート予測
インフラ投資や省エネ需要の高まりを背景に、主力製品の販売が堅調に推移。海外展開も奏功し、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
国内市場は成熟しつつも、安定した需要を維持。海外市場での競争は激化するものの、一定のシェアを確保し、緩やかな成長軌道を維持する。
国内外の景気後退や、競合他社の低価格攻勢により、価格競争が激化。シェア低下と利益率悪化が同時に進み、成長が鈍化またはマイナスに転じる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 86億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 64.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -49.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 73.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.73倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-22 臨時報告書