6506

安川電機(6506)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
4,700
2026-09-01
時価総額
18,121 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 3,949 304 204 148 10.2 76.6 51.2
FY2017 4,485 541 397 272 16.7 149.4 20.0 53.5
FY2018 4,746 498 412 57 16.5 155.9 40.0 54.1
FY2019 4,110 242 156 8 6.7 59.4 52.0 50.7
FY2020 3,897 272 189 300 7.6 72.4 52.0 50.5
FY2021 4,791 529 384 251 12.9 146.7 24.0 52.1
FY2022 5,560 683 518 -219 14.6 198.1 52.0 53.2
FY2023 5,757 662 507 253 12.4 193.9 64.0 56.9
FY2024 5,377 502 570 352 13.0 218.6 64.0 58.0
FY2025 5,421 473 352 80 7.1 135.9 68.0 59.5

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

安川電機は産業用ロボット分野で長年の実績と高い技術力を有するが、特許やブランド力が決定的な参入障壁となるほどの無形資産とは言えない。特定の顧客との関係性や技術ノウハウは存在するものの、数値化しにくい。

スイッチングコスト3/5

産業用ロボットは導入に多額の設備投資と、生産ラインへの組み込み、オペレーターの習熟が必要。一度導入すると、他社製品への切り替えは生産停止リスクや再教育コストが発生するため、顧客のスイッチングコストは高い。

ネットワーク効果0/5

産業用ロボットの利用において、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に見られない。

コスト優位2/5

長年の生産ノウハウやサプライチェーンの最適化により、一定のコスト競争力はあると考えられるが、他社と比較して構造的に圧倒的なコスト優位性を持つとは断定できない。特に中国メーカーなどの台頭による価格競争圧力はある。

規模の経済4/5

産業用ロボット、サーボモーター、コントローラーなどの分野で世界トップクラスのシェアを持ち、生産規模の経済を活かした効率的な生産体制を構築している。特にFA機器分野では、業界内で寡占的な地位を築いている。

競合との比較優位

強気シナリオ

FA機器市場の拡大と自動化ニーズの高まりによるロボット需要の継続的な増加。

IoTやAIとの連携強化による高付加価値製品の開発と、それによる顧客単価の上昇。

新興国市場における生産拠点設立や販売網強化によるシェア拡大。

弱気シナリオ(モート侵食)

中国メーカーなど新興企業の技術力向上と低価格攻勢による競争激化。

主要顧客である自動車産業の景気変動や設備投資抑制の影響。

地政学リスクやサプライチェーンの混乱による生産・供給体制への影響。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

安川電機の投資が失敗するには、まず産業用ロボット市場全体の成長が鈍化し、自動化への投資意欲が減退することが必要である。さらに、競合他社、特に中国企業が急速に技術革新を進め、安川電機が持つ技術的優位性を凌駕するだけでなく、価格競争力においても圧倒的な差をつけ、安川電機の主要顧客層である中堅・中小企業からシェアを奪う状況が考えられる。また、同社が注力するサービス事業やソリューション提供が顧客に響かず、従来型のハードウェア販売に依存したまま、ソフトウェアやプラットフォームを持つ競合に顧客基盤を奪われるシナリオも考えられる。最終的には、安川電機が長年培ってきたスケールメリットやサプライチェーンの強みが、グローバルな経済不安や保護主義の台頭によって損なわれ、生産コストの増加や市場アクセスの制限を受けることも、失敗の要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

FA機器市場の堅調な成長と自動化ニーズの高まりを背景に、ロボット事業を中心に売上・利益ともに拡大。IoT・AI連携による高付加価値化が進み、収益性が向上する。

中立

市場の成長は続くものの、競争激化により価格圧力がかかる。新興国でのシェア拡大やコスト削減努力により、緩やかな成長を維持する。

弱気

新興企業の台頭や自動車産業の減速により、ロボット事業の成長が鈍化。価格競争の激化で収益性が悪化し、売上・利益ともに低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 18,121億
2. 健全な財務 自己資本比率 59.5%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -11.8%
6. 適度なPER PER 51.4倍
7. 適度なPBR PBR 3.75倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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