6480

日本トムソン(6480)に経済的な堀はあるか

機械 機械

株価

現在株価
1,805
2026-09-01
時価総額
1,252 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 437 30 16 -24 2.7 21.6 65.0
FY2016 441 11 -3 -4 -0.5 -4.0 58.4
FY2017 552 26 17 47 2.8 23.4 13.0 59.3
FY2018 576 49 37 1 6.2 52.0 13.0 59.1
FY2019 475 13 -2 -87 -0.3 -2.6 15.0 58.4
FY2020 443 -6 2 27 0.4 3.0 12.5 58.7
FY2021 623 59 41 82 6.5 58.3 8.0 59.6
FY2022 683 95 75 37 10.4 104.9 13.0 62.6
FY2023 550 32 27 -78 3.5 37.8 19.0 63.8
FY2024 544 16 10 30 1.3 14.2 19.0 62.6

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

特定のブランド認知度は限定的だが、長年の実績と品質への信頼は無形資産となりうる。しかし、特許やライセンスによる明確な独占性は見られない。

スイッチングコスト3/5

ベアリングという精密部品は、一度採用されると、品質、精度、信頼性の観点から他社製品への切り替えは容易ではない。特に産業機械や半導体製造装置など、高い信頼性が求められる分野では、切り替えコスト(評価・検証・再設計)は大きい。

ネットワーク効果0/5

製品の利用が増えることで、その製品自体の価値が向上するようなネットワーク効果は存在しない。

コスト優位2/5

長年の生産ノウハウによる効率化や、一部サプライヤーとの関係性でコスト優位性を持つ可能性はあるが、構造的な圧倒的コスト優位性を示す証拠は乏しい。競合他社も一定の生産効率を持つと考えられる。

規模の経済4/5

ベアリング業界、特に特殊用途向けベアリングにおいては、日本トムソンは主要プレイヤーの一つであり、一定の市場シェアと生産規模を持つ。この規模が、研究開発投資や品質管理体制の維持に寄与し、効率的な事業運営を可能にしている。

競合との比較優位

強気シナリオ

産業機械、半導体製造装置、自動車部品など、高精度ベアリングの需要が堅調に推移する。

技術革新による高付加価値製品の開発・投入が成功する。

グローバル市場でのシェア拡大が継続する。

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格製品の台頭や、技術的キャッチアップが進む。

主要顧客産業の景気後退や設備投資の抑制。

原材料価格の高騰が収益性を圧迫する。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本トムソンの競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が長年培ってきた精密加工技術や品質管理能力を競合他社が凌駕する状況である。特に、中国や韓国の新興メーカーが、低コストかつ同等以上の品質を持つ製品をグローバル市場に大量供給し始めた場合、日本トムソンの価格競争力と市場シェアが急速に低下する可能性がある。また、ベアリングの代替技術(例えば磁気浮上技術など)が急速に普及し、従来のベアリング市場そのものが縮小することも考えられる。さらに、主要顧客である半導体製造装置メーカーや自動車メーカーが、サプライヤーを大幅に集約し、日本トムソンがそのリストから外れるような事態も、同社の競争優位性を根本から覆す要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

高精度・高付加価値製品へのシフトとグローバル展開の加速により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。特に、半導体・EV関連分野での採用拡大が牽引役となる。

中立

産業機械・自動車分野を中心に安定した需要を確保し、緩やかな成長を維持する。コスト管理を徹底し、収益性を維持する。

弱気

競合激化と一部顧客産業の低迷により、売上・利益ともに伸び悩む。価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,252億
2. 健全な財務 自己資本比率 66.2%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -17.7%
6. 適度なPER PER 30.8倍
7. 適度なPBR PBR 1.51倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 日本トムソン の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →