ガリレイホールディングス(6420)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 803 | 84 | 60 | 57 | 14.3 | 300.1 | — | 56.8 |
| FY2017 | 862 | 87 | 57 | 77 | 11.6 | 283.6 | 35.0 | 57.6 |
| FY2018 | 865 | 94 | 66 | 33 | 12.3 | 330.2 | 40.0 | 62.1 |
| FY2019 | 868 | 91 | 62 | -13 | 10.7 | 310.8 | 48.0 | 65.7 |
| FY2020 | 825 | 81 | 63 | 95 | 9.7 | 314.4 | 48.0 | 66.8 |
| FY2021 | 961 | 98 | 82 | 45 | 11.4 | 407.9 | 53.0 | 69.3 |
| FY2022 | 1,050 | 115 | 87 | 33 | 10.8 | 431.6 | 62.0 | 70.7 |
| FY2023 | 1,158 | 153 | 123 | 97 | 13.3 | 615.5 | 73.0 | 71.0 |
| FY2024 | 1,306 | 166 | 120 | 9 | 11.6 | 299.8 | 105.0 | 72.4 |
| FY2025 | 1,386 | 171 | 123 | -70 | 10.8 | 306.7 | 74.0 | 73.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ガリレイ(6420)は、パチンコ・パチスロ遊技機メーカーであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPによる持続的な競争優位性は、公開情報からは明確に確認できない。業界内でのブランド認知はあるものの、それが参入障壁となるほどの無形資産とは評価しにくい。
パチンコ・パチスロ遊技機は、設置店舗(ホール企業)が導入する際に、機種の収益性や顧客の嗜好を考慮して選定する。一度導入した機種の入れ替えには、撤去費用や新規導入費用が発生する可能性があるが、ホール側は常に収益性の高い機種を求めるため、乗り換えによる損失は限定的であり、スイッチング・コストは低いと考えられる。
ガリレイの事業モデルは、遊技機の開発・製造・販売であり、ユーザー(プレイヤー)が増えることで直接的に製品価値が増加するネットワーク効果は発生しない。プレイヤーの嗜好は個々の遊技機に依存し、プラットフォームとしての広がりはない。
遊技機製造においては、部品調達コストや製造ラインの効率化がコスト競争力に影響する。ガリレイが他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を持っているという情報は公開されておらず、標準的な製造業のコスト構造であると推測される。
パチンコ・パチスロ業界は、大手メーカーが複数存在する寡占市場である。ガリレイは一定の市場シェアを有していると考えられるが、業界全体に対する最適な規模の少数寡占を形成しているとまでは言えず、規模の経済による優位性は限定的である。
競合との比較優位
強気シナリオ
革新的な遊技機開発による市場シェア拡大
新規市場(海外など)への展開成功
遊技機以外の新規事業分野での成功
弱気シナリオ(モート侵食)
遊技機市場全体の縮小・規制強化
競合他社による強力な新機種投入
技術革新への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ガリレイへの投資が失敗するシナリオは、遊技機市場そのものの構造的な衰退、あるいは規制強化によって事業環境が著しく悪化する場合である。特に、ギャンブル依存症対策としての規制強化や、遊技機の陳腐化を加速させるような技術革新への対応遅れが顕著になれば、同社の収益基盤は大きく揺らぐ。また、競合他社が圧倒的な人気を誇る新機種を継続的に投入し、ガリレイの製品が市場から受け入れられなくなる状況も考えられる。さらに、遊技機以外の事業への多角化が失敗し、本業の収益性が悪化した場合も、投資は成功しないだろう。
5年後のモート予測
遊技機市場の回復と、ガリレイのヒット機種投入により、売上・利益ともに増加。新規事業も軌道に乗り、多角化が進む。
遊技機市場は横ばい傾向。ヒット機種の有無で業績は変動するが、全体としては安定推移。
遊技機市場の縮小と規制強化により、売上・利益ともに減少。新規事業も期待したほどの成果を上げられず、厳しい経営環境となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,403億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -10.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.24倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準