月島ホールディングス(6332)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 758 | 55 | 31 | 11 | 5.2 | 69.8 | — | 58.2 |
| FY2016 | 699 | 35 | 22 | 100 | 3.5 | 49.3 | — | 56.9 |
| FY2017 | 851 | 44 | 29 | -44 | 4.5 | 66.5 | 17.0 | 54.2 |
| FY2018 | 978 | 78 | 50 | -21 | 7.3 | 112.5 | 17.0 | 51.0 |
| FY2019 | 1,003 | 81 | 57 | -44 | 8.5 | 130.3 | 22.0 | 51.5 |
| FY2020 | 906 | 57 | 10 | 56 | 1.3 | 22.0 | 24.0 | 48.9 |
| FY2021 | 931 | 57 | 82 | -46 | 10.1 | 186.4 | 24.0 | 51.8 |
| FY2022 | 978 | 50 | 42 | 54 | 5.1 | 96.2 | 30.0 | 55.4 |
| FY2023 | 1,242 | 68 | 27 | -84 | 2.5 | 62.4 | 40.0 | 42.0 |
| FY2024 | 1,392 | 89 | 67 | 199 | 6.0 | 155.0 | 42.0 | 48.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
月島ホールディングスは、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに依存する事業モデルではなく、主にエンジニアリング能力と顧客との関係構築に強みを持つと見られる。そのため、無形資産による競争優位性は限定的である。
プラントエンジニアリングや食品機械分野では、顧客の生産ラインやプロセスに深く組み込まれるため、サプライヤー変更に伴うコストやリスクが大きい。特に、カスタマイズされた大型設備や長期的なメンテナンス契約は、スイッチング・コストを高める要因となる。
同社の事業は、特定のプラットフォームやサービスを共有するユーザーが増えることで価値が増大するネットワーク効果を持つものではない。個々の顧客との個別契約が中心であり、プラットフォーム型のビジネスモデルではない。
製造業としての規模の経済や効率化の努力は存在するが、競合他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を確立しているという明確な証拠はない。設計・製造・据付・保守といった一連のプロセスにおける効率化が競争力の源泉の一つである。
プラントエンジニアリングや食品機械分野において、一定の業界規模と実績を持つ企業は限られており、同社は主要プレイヤーの一つとして、プロジェクト遂行能力やサプライチェーン管理において効率規模の恩恵を受けていると考えられる。特に大型プラント案件では、規模が重要となる。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ投資や設備更新需要の拡大によるプラントエンジニアリング事業の成長
食品・医薬品業界における自動化・省力化ニーズの高まりによる食品機械事業の堅調な推移
M&Aや技術提携による事業領域の拡大と収益基盤の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
国内外の景気後退による設備投資の低迷
主要顧客の事業縮小や海外移転による需要減少
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による採算性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
月島ホールディングスへの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた顧客との関係性や、特定のプロセスに深く組み込まれた設備・サービス提供能力が、競合他社のより低価格な代替品や、より迅速な技術革新によって陳腐化することが真実でなければならない。具体的には、顧客が容易に乗り換え可能な標準化された技術や、初期投資が極めて低いソリューションが登場し、スイッチング・コストの優位性が失われるシナリオが考えられる。また、同社が強みとする大型プラント案件において、技術的な参入障壁が低下し、価格競争が激化することも、競争優位性の崩壊につながるだろう。さらに、グローバルな大手エンジニアリング企業が、日本の市場に積極的に進出し、規模の経済と技術力で圧倒することも、同社のモートを侵食する要因となりうる。
5年後のモート予測
インフラ投資や食品・医薬品業界の設備投資拡大を背景に、プラントエンジニアリングおよび食品機械事業が堅調に推移し、収益が安定的に成長する。
国内外の景気変動の影響を受けつつも、既存顧客との関係維持と新規案件獲得により、緩やかな成長を維持する。
世界経済の減速や競争激化により、設備投資が抑制され、採算性も悪化。収益が低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,249億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 48.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -6.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 18.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.34倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-12 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-24 臨時報告書
- 2026-06-24 臨時報告書
- 2026-06-11 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-11 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)