6472

NTN(6472)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
385
2026-09-01
時価総額
2,180 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 7,170 478 150 125 6.1 28.3 29.2
FY2016 6,833 356 28 212 1.2 5.3 28.7
FY2017 7,444 396 204 134 7.6 38.4 10.0 30.2
FY2018 7,336 269 -70 -224 -2.8 -13.1 15.0 27.4
FY2019 6,515 71 -440 -181 -26.1 -82.8 15.0 20.6
FY2020 5,628 -31 -116 185 -6.3 -21.9 5.0 20.4
FY2021 6,420 69 73 115 3.4 13.8 0.0 23.1
FY2022 7,740 171 104 204 4.4 19.5 0.0 25.4
FY2023 8,363 281 106 401 3.8 19.9 5.0 29.0
FY2024 8,256 230 -238 197 -9.6 -44.9 10.0 27.2

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

NTNはベアリング業界で一定のブランド認知度を持つが、SKFやNSKのような圧倒的なブランド力や、特許による明確な技術的優位性は限定的。特定のニッチ分野での技術力は存在するものの、広範な無形資産としての競争優位性はまだ弱い。

スイッチングコスト3/5

自動車や産業機械分野では、ベアリングの品質や信頼性が重要視されるため、一度採用されたサプライヤーからの切り替えには、性能評価、再認証、設計変更などのコストとリスクが伴う。特にOEM(相手先ブランド製造)においては、サプライヤー変更は容易ではない。

ネットワーク効果0/5

ベアリング事業には、ユーザーが増えるほど製品価値が増すといったネットワーク効果は基本的に存在しない。プラットフォーム型ビジネスではないため、このモートは適用されない。

コスト優位2/5

NTNはグローバルな生産体制を持ち、規模の経済を活かしたコスト削減努力を行っている。しかし、競合他社も同様の努力をしており、構造的な圧倒的コスト優位性を確立しているとは言えない。為替変動の影響も受ける。

規模の経済4/5

NTNは世界有数のベアリングメーカーであり、自動車、産業機械、航空宇宙など多岐にわたる分野で事業を展開している。業界全体で見ると、主要プレイヤーは少数であり、NTNはその中で一定のシェアを確保し、規模の経済による効率性を享受している。

競合との比較優位

強気シナリオ

EV化や自動化の進展による高機能ベアリング需要の増加

グローバルサプライチェーンにおける安定供給能力の評価向上

M&Aや事業再編による収益性改善とシェア拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

新興国メーカーの低価格攻勢による価格競争の激化

主要顧客である自動車業界の構造変化への対応遅れ

原材料価格の高騰や地政学リスクによるコスト増と供給制約

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

NTNの競争優位性が失われるシナリオは、まず主要な顧客層である自動車産業が、ベアリングを必要としない、あるいは極めてシンプルな構造の代替部品に移行した場合である。例えば、インホイールモーター技術が普及し、ハブベアリングの重要性が低下する、あるいは磁気浮上技術などが実用化され、従来の機械式ベアリングが不要になるような技術革新が起これば、NTNの既存の規模の経済やスイッチング・コストの優位性は大きく損なわれる。また、中国などの新興国メーカーが、技術的キャッチアップだけでなく、圧倒的な低コスト構造と迅速なサプライチェーンを構築し、NTNの主要市場でシェアを急速に奪っていくことも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの分断や保護主義の台頭により、NTNが強みとするグローバル生産・販売網の維持が困難になり、コスト競争力や供給能力が低下することも、その優位性を揺るがす要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

EV・自動化関連需要の取り込み、高付加価値製品へのシフト、グローバル供給網の最適化により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長とコスト削減努力により、収益性を維持・微増させる。

弱気

価格競争の激化、自動車産業の変革への対応遅れ、原材料高騰などにより、売上・利益ともに低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,180億
2. 健全な財務 自己資本比率 29.0%
3. 利益の安定性 6年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 20.6倍
7. 適度なPBR PBR 0.83倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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