6330

東洋エンジニアリング(6330)に経済的な堀はあるか

建設業 建設・資材

株価

現在株価
2,609
2026-09-01
時価総額
1,229 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 2,998 111 30 346 6.0 15.9 15.8
FY2016 4,319 -20 15 23 2.9 7.7 16.2
FY2017 3,357 -330 -268 -164 -106.6 -700.3 2.0 9.9
FY2018 2,950 -56 -8 -245 -2.3 -20.5 0.0 15.1
FY2019 2,191 19 17 -107 4.6 28.4 0.0 17.2
FY2020 1,840 16 8 150 2.0 13.9 0.0 18.3
FY2021 2,030 30 16 -146 3.6 27.7 0.0 18.4
FY2022 1,929 48 16 61 3.4 28.1 0.0 19.1
FY2023 2,608 67 98 133 15.3 167.6 0.0 22.4
FY2024 2,781 26 20 -429 3.4 34.5 12.0 20.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

東洋エンジニアリングは、プラント建設における長年の実績とノウハウを持つが、特許やブランド力が決定的な無形資産となっているとは言えない。特定の技術やノウハウは存在するものの、競合他社も類似技術を持つ可能性があり、明確な独占的IPとは評価しにくい。

スイッチングコスト2/5

プラント建設は、顧客(エネルギー企業、化学メーカー等)にとって、建設後の運用・保守を含めると、建設業者の変更に伴うリスクやコストは大きい。しかし、プロジェクト毎に最適な業者を選定する傾向もあり、スイッチング・コストが決定的な優位性とはなりにくい。

ネットワーク効果0/5

プラント建設事業において、ネットワーク効果は直接的に見られない。顧客基盤の拡大やサプライヤーとの関係強化はあるが、ユーザー数の増加がサービス価値を指数関数的に高めるような構造ではない。

コスト優位1/5

大規模プロジェクトの遂行能力は一定のコスト効率を生む可能性があるが、建設業全体として、資材価格や人件費の変動の影響を受けやすく、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。海外での調達や現地法人活用による効率化は図っている。

規模の経済4/5

東洋エンジニアリングは、特にLNGプラントや石油化学プラント分野において、世界でも有数のEPC(設計・調達・建設)コントラクターとしての地位を確立している。大規模プロジェクトを遂行できる能力と実績は、業界内での競争優位性をもたらしている。

競合との比較優位

強気シナリオ

世界的なエネルギー転換(LNG需要の増加、再生可能エネルギー関連プラントの建設)に伴う大型案件の獲得

長年の実績と技術力による高難易度プロジェクトでのプラント建設受注

M&Aやアライアンスによる事業領域の拡大と収益基盤の強化

弱気シナリオ(モート侵食)

原油・天然ガス価格の低迷によるプラント投資の抑制

競合他社との激しい価格競争や技術開発競争

地政学的リスクや為替変動によるプロジェクト遅延・中止リスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

東洋エンジニアリングの投資が失敗するには、まず、世界的なエネルギー需要の構造的変化が予想以上に早く進み、同社が得意とする化石燃料関連プラントへの投資が急速に縮小する必要がある。また、再生可能エネルギー関連のプラント建設においても、同社が後発となり、既存の強みである大規模プロジェクト遂行能力を活かせない状況が生まれることが考えられる。さらに、主要な競合企業が、より低コストでの建設技術や、デジタル技術を活用した効率的なプロジェクト管理能力を開発し、同社を凌駕する競争力を獲得することが必要となる。加えて、同社が長年培ってきた顧客との信頼関係が、何らかの理由で失われ、プロジェクト受注において不利な立場に置かれるシナリオも考えられる。

5年後のモート予測

強気

エネルギー転換需要を取り込み、大型LNG・再生可能エネルギー関連プラントの受注を拡大。技術力と実績を活かし、高収益案件を安定的に確保し、売上・利益ともに着実に成長する。

中立

既存のプラント建設事業を堅調に維持しつつ、エネルギー転換関連の需要も一部取り込む。為替や市況の影響を受けながらも、安定的な収益基盤を維持し、緩やかな成長を目指す。

弱気

エネルギー価格の低迷や地政学リスクによりプラント投資が抑制され、受注が減少。価格競争の激化により収益性が悪化し、売上・利益ともに停滞または減少する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,229億
2. 健全な財務 自己資本比率 20.9%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 7.6%
6. 適度なPER PER 60.9倍
7. 適度なPBR PBR 1.79倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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