高松コンストラクショングループ(1762)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,141 | 129 | 66 | 67 | 6.0 | 183.1 | — | 53.2 |
| FY2017 | 2,451 | 136 | 80 | -27 | 7.0 | 223.4 | 43.0 | 53.9 |
| FY2018 | 2,497 | 124 | 70 | -12 | 5.9 | 201.7 | 56.0 | 54.6 |
| FY2019 | 2,824 | 147 | 87 | 98 | 7.9 | 249.8 | 60.0 | 52.1 |
| FY2020 | 2,831 | 122 | 75 | -114 | 6.5 | 214.5 | 63.0 | 52.4 |
| FY2021 | 2,639 | 112 | 67 | -40 | 5.5 | 193.2 | 63.0 | 51.3 |
| FY2022 | 2,825 | 120 | 75 | -116 | 5.9 | 216.4 | 63.0 | 54.6 |
| FY2023 | 3,127 | 117 | 92 | -125 | 6.8 | 263.3 | 70.0 | 54.7 |
| FY2024 | 3,467 | 115 | 65 | 34 | 4.7 | 185.3 | 82.0 | 51.1 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 82.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ブランド力や特許などの無形資産は限定的。建設業という性質上、技術力やノウハウは存在するが、それが明確な競争優位性として数値化されにくい。
顧客が建設業者を変更する際のスイッチングコストは中程度。特に大規模プロジェクトや特殊な建築では、信頼関係や実績が重視され、変更は容易ではない。
建設業においては、ゼネコンやサブコン、サプライヤーとのネットワークは重要だが、それが他社に模倣されにくい強力なネットワーク効果を生んでいるとは言えない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。建設業は個別のプロジェクトごとに仕様や条件が異なり、標準化された生産プロセスによる大幅なコスト削減は難しい。
売上高3000億円超、営業利益100億円超の規模は、建設業界において一定の競争力を提供。大規模プロジェクトの受注能力や、資材調達における交渉力に繋がる可能性がある。
競合との比較優位
売上高、利益ともに高松コンストラクショングループを大きく上回る大手ゼネコン。技術力、ブランド力、資金力において優位性があり、大規模プロジェクトでの競争力は高い。高松コンストラクショングループは、中堅規模の強みを活かした機動性で差別化を図る必要がある。
こちらも高松コンストラクショングループを凌ぐ規模を持つ大手ゼネコン。特に免震・制震技術や環境技術に強みを持つ。高松コンストラクショングループは、特定の分野での専門性や、より顧客に近い立場でサービスを提供する点で差別化を図る余地がある。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大や再開発需要の増加により、受注が安定的に増加する。
M&Aや事業提携を通じて、新たな技術や地域でのシェアを獲得し、収益基盤を強化する。
建設DXの推進により、生産性向上とコスト削減を実現し、利益率を改善する。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇が続き、利益率を圧迫する。
景気後退や金利上昇により、新規建設プロジェクトの需要が減退する。
大手ゼネコンとの競争激化や、新たな競合企業の参入により、受注単価が低下する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設資材価格の高騰が想定以上に長期化し、かつ価格転嫁が困難な状況が続く。また、大規模な建設プロジェクトの遅延や中止が相次ぎ、収益機会を逸失する。さらに、主力事業以外の新規事業が軌道に乗らず、多額の投資負担のみが残る。
5年後のモート予測
インフラ投資や都市再開発の活発化、高松コンストラクショングループのM&A戦略成功により、売上・利益ともに年率5%以上の成長を達成。ROEも10%超に回復し、株価はPER25倍水準を目指す。
緩やかな景気回復と建設需要の安定推移により、売上・利益ともに年率2-3%の成長を維持。ROEは現在の水準を維持し、PERは20倍前後で推移すると予想される。
資材価格高騰や金利上昇の影響で建設需要が減退し、売上・利益ともに横ばいか微減。ROEは5%を下回り、PERは15倍水準まで低下するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,307億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 51.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -1.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 20.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.95倍 |
合格数:4/7 部分的合格