サンセイ(6307)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 54 | 6 | 4 | 3 | 12.5 | 42.5 | — | 54.2 |
| FY2016 | 51 | 6 | 2 | 6 | 7.3 | 26.2 | — | 56.8 |
| FY2017 | 52 | 6 | 4 | -1 | 11.0 | 43.3 | 8.0 | 57.8 |
| FY2018 | 57 | 5 | 3 | -5 | 7.7 | 29.8 | 10.0 | 51.3 |
| FY2019 | 57 | 7 | 5 | 9 | 12.7 | 59.3 | 12.0 | 58.5 |
| FY2020 | 53 | 6 | 3 | 7 | 9.0 | 44.9 | 13.0 | 62.9 |
| FY2021 | 45 | 3 | 2 | -2 | 5.4 | 27.7 | 14.0 | 67.2 |
| FY2022 | 54 | 5 | 4 | 8 | 8.3 | 45.1 | 14.0 | 65.2 |
| FY2023 | 56 | 4 | 3 | 0 | 7.3 | 42.0 | 14.0 | 65.4 |
| FY2024 | 58 | 5 | 3 | -4 | 7.4 | 44.5 | 15.0 | 73.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
サンセイ(6307)は、パチンコ・パチスロ遊技機メーカーであり、特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスによる独占的な優位性は見られない。競合他社も同様の事業を展開しており、参入障壁は低いと考えられる。
遊技機メーカーとホール企業との関係は、過去の取引実績や機種のヒット実績に基づき構築される側面がある。しかし、ホール側はより収益性の高い機種を求めており、メーカー間の乗り換えコストは限定的である。新規参入や他社機種への切り替えは比較的容易。
遊技機メーカーのビジネスモデルにおいて、ユーザー数が増えることでサービスの価値が増すといったネットワーク効果は発生しない。製品の価値は個々の機種の面白さや収益性に依存する。
遊技機製造における部品調達や生産プロセスにおいて、規模の経済によるコスト削減の可能性はあるが、業界全体として構造的なコスト優位を確立している企業は少ない。サンセイも特段のコスト優位性を示す情報は確認できない。
遊技機業界は、大手メーカーが一定のシェアを占める寡占市場の側面もある。サンセイも一定の生産規模を持つが、業界トップクラスの企業と比較すると規模の優位性は限定的であり、最適な少数寡占とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
新規則機への対応が進み、ヒット機種を継続的に輩出する。
海外市場への展開が成功し、新たな収益源を確立する。
遊技機以外の新規事業(例:アミューズメント施設運営)が軌道に乗る。
弱気シナリオ(モート侵食)
遊技機市場全体の縮小が加速する。
競合他社のヒット機種により、市場シェアを奪われる。
規制強化により、新機種開発・販売が困難になる。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
サンセイへの投資が失敗するには、遊技機市場が予想以上に早く縮小し、同社が新たな収益源を見出せない状況が真実でなければならない。具体的には、ギャンブル依存症対策や社会情勢の変化により、遊技機の需要が構造的に低下し、代替となるエンターテイメント市場へのシフトが加速する。また、同社が持つ技術やノウハウが、変化する市場ニーズに対応できず、競合他社がより魅力的なコンテンツや新しい遊び方を提案することで、サンセイの市場での存在感が急速に低下する。さらに、規制当局による一層の規制強化や、遊技場経営者からの厳しい要求(例:低貸玉遊技機の普及遅延、高純増機の販売制限など)が、同社の収益性を著しく悪化させるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の事業継続性そのものが危ぶまれる状況に至る可能性がある。
5年後のモート予測
遊技機市場の回復とヒット機種の継続的な投入により、売上・利益ともに堅調に成長。海外展開も進み、収益基盤が強化される。
市場環境は厳しいものの、既存事業で一定のシェアを維持。新規事業や海外展開は限定的な効果に留まる。
遊技機市場の縮小が続き、ヒット機種も出ず、業績は悪化。新規事業も軌道に乗らず、厳しい経営環境が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 38億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 17.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.81倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準