6301

小松製作所(6301)に経済的な堀はあるか

機械 機械

株価

現在株価
7,507
2026-09-01
時価総額
58,955 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 18,030 1,741 1,134 1,228 6.9 120.3 59.4
FY2017 25,011 2,716 1,964 -2,294 11.3 208.3 58.0 49.4
FY2018 27,252 3,978 2,565 153 13.5 271.8 84.0 49.9
FY2019 24,449 2,507 1,538 1,043 8.3 162.9 110.0 48.5
FY2020 21,895 1,673 1,062 1,911 5.3 112.4 94.0 50.5
FY2021 28,023 3,170 2,249 1,574 9.6 238.0 55.0 51.4
FY2022 35,435 4,907 3,264 370 12.2 345.2 96.0 52.1
FY2023 38,651 6,072 3,934 2,304 12.3 416.0 139.0 53.8
FY2024 41,044 6,571 4,396 3,065 13.1 473.4 167.0 55.0
FY2025 41,328 5,673 3,764 2,497 10.2 413.9 190.0 54.7

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●●●
5/5

総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

小松製作所は建設・鉱山機械分野で高いブランド認知度と技術力を有するが、特許やライセンスによる明確な独占性は限定的。一部で技術優位性はあるものの、無形資産による圧倒的な競争優位性は確立されていない。

スイッチングコスト2/5

建設機械は初期投資が大きく、オペレーターの習熟度も関係するため、顧客が他社製品へ乗り換える際のコストは一定程度存在する。しかし、製品ライフサイクルやメンテナンス契約の柔軟性から、スイッチング・コストは限定的。

ネットワーク効果0/5

建設機械業界は、ユーザー数が増えることで製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果は基本的に見られない。各顧客の利用は独立しており、プラットフォーム型ビジネスではない。

コスト優位3/5

グローバルな生産・調達ネットワークと、長年の経験に基づく効率的な生産プロセスにより、一定のコスト競争力を有する。特に、規模の経済を活かした部品調達や生産効率化は強み。

規模の経済5/5

建設・鉱山機械業界は、巨額の設備投資とグローバルな販売・サービス網が必要であり、業界全体で少数の大手企業による寡占状態となっている。小松製作所はその中でトップクラスのシェアを誇り、効率規模の優位性は極めて高い。

競合との比較優位

Caterpillar

両社とも建設・鉱山機械のグローバルリーダーであり、規模の経済とブランド力で強固な競争優位を持つ。Caterpillarはより広範な製品ラインナップとサービス網を持つが、小松製作所は特定の分野(小型建機など)で強みを持つ場合がある。技術開発競争は激しい。

日立建機

日本を代表する建設機械メーカーであり、小松製作所の強力な国内競合。特に油圧ショベルなどの分野で高い技術力とシェアを持つ。グローバル展開も進めているが、規模や製品ラインナップでは小松製作所が先行している面がある。

強気シナリオ

世界的なインフラ投資拡大による建設機械需要の増加

IoTや自動化技術の導入によるサービス収益の拡大

新興国市場でのシェア拡大と高付加価値製品の浸透

弱気シナリオ(モート侵食)

世界経済の減速や地政学リスクによる建設投資の低迷

競合他社による技術革新や低価格攻勢の激化

為替変動や原材料価格高騰による収益性の悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

小松製作所の投資が失敗するには、まず世界的なインフラ投資の継続的な低迷が挙げられる。特に、中国経済の構造的な減速が長期化し、同社の主要市場であるアジア太平洋地域の需要が期待外れに終わるシナリオだ。また、競合他社、特に中国の建設機械メーカーが、技術力とコスト競争力を急速に向上させ、小松製作所のグローバルシェアを侵食する事態も考えられる。さらに、自動運転や電動化といった技術シフトへの対応が遅れ、既存の強みである効率規模の優位性が陳腐化する可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が持続的に低下する状況が、この投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

世界的なインフラ投資の拡大と、IoT・自動化技術の進展により、建設機械需要が堅調に推移。小松製作所は効率規模の優位性を活かし、サービス収益も拡大させ、売上・利益ともに着実に成長する。

中立

世界経済の緩やかな成長に伴い、建設機械需要は安定的に推移。小松製作所は既存の強みを維持しつつ、新興国市場でのシェア拡大や生産効率の改善を通じて、堅実な業績を維持する。

弱気

世界経済の減速や地政学リスクの高まりにより、建設投資が低迷。競合他社の攻勢も激化し、価格競争や技術競争で劣勢に立たされる。原材料価格の高騰も重なり、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 58,955億
2. 健全な財務 自己資本比率 54.7%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 6.2%
6. 適度なPER PER 15.7倍
7. 適度なPBR PBR 1.66倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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