冨士ダイス(6167)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 166 | 12 | 9 | 4 | 4.8 | 42.8 | 22.0 | 70.7 |
| FY2018 | 180 | 15 | 9 | 6 | 5.1 | 46.6 | 23.0 | 70.1 |
| FY2019 | 184 | 13 | 10 | -3 | 5.1 | 47.5 | 24.0 | 72.8 |
| FY2020 | 174 | 9 | 6 | 10 | 3.3 | 31.3 | 24.0 | 76.4 |
| FY2021 | 142 | 1 | 5 | 12 | 2.5 | 23.5 | 22.0 | 79.4 |
| FY2022 | 169 | 11 | 8 | 15 | 4.1 | 39.9 | 22.0 | 76.1 |
| FY2023 | 172 | 12 | 13 | 1 | 6.3 | 65.2 | 32.0 | 77.7 |
| FY2024 | 167 | 8 | 7 | 4 | 3.4 | 35.7 | 32.0 | 79.0 |
| FY2025 | 166 | 5 | 4 | 10 | 2.1 | 21.4 | 40.0 | 81.0 |
| FY2026 | 174 | 8 | 6 | 4 | 2.8 | 29.0 | 40.0 | 79.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:null/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
特定のブランド力や特許による独占的な優位性は限定的。ただし、長年の経験に裏打ちされた技術ノウハウは存在する可能性があるが、定量的な評価は困難。
特殊な用途向けのダイカストマシンや金型は、顧客の生産ラインに深く組み込まれており、他社製品への切り替えには多大なコストと時間を要する。特に既存設備との互換性やオペレータの習熟度が障壁となる。
ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。
大量生産による規模の経済は限定的。ただし、長年の生産経験による効率化や、特定の部品調達における交渉力は一定程度存在する可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトや自動運転技術の進展に伴う、高精度・高性能ダイカストマシンの需要増加
海外市場、特にアジア地域における自動車部品メーカーからの受注拡大
長年の実績に基づく顧客からの信頼と、特殊用途向け製品における技術的優位性の維持・強化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や、より革新的な技術開発による陳腐化リスク
自動車業界の景気変動や、主要顧客の生産計画の縮小・変更
原材料価格の高騰や、為替レートの変動による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、冨士ダイスが提供するダイカストマシンや金型が、競合他社の製品と比較して、価格、性能、納期、アフターサービスなどの点で、顧客にとって魅力がなくなる必要がある。具体的には、競合がより低コストで同等以上の品質の製品を提供し始め、顧客が容易にスイッチングできるようになるシナリオが考えられる。また、自動車産業全体の構造変化(内燃機関からEVへの移行など)が、同社が強みを持つ分野の需要を急速に縮小させ、かつ同社が新たな需要に対応できない場合も、投資の失敗につながるだろう。さらに、主要顧客が生産拠点を海外に移転する際に、現地の競合メーカーを利用するようになり、冨士ダイスのグローバルなサポート体制が追いつかない状況も考えられる。
5年後のモート予測
EV関連需要の取り込みや海外展開の成功により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。特に高付加価値製品の販売比率が上昇し、収益性が向上する。
自動車業界の景気変動の影響を受けつつも、既存顧客基盤とニッチ市場での競争力を維持し、緩やかな成長を続ける。為替や原材料価格の変動リスクには注意が必要。
自動車産業の構造変化への対応遅れや、競合激化により、売上・利益ともに減少傾向となる。特に低価格帯製品での競争力低下が顕著になる。
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書