ヤマザキ(6147)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 33 | 2 | 1 | 2 | 4.5 | 19.4 | — | 41.2 |
| FY2016 | 28 | 1 | 0 | 3 | 1.2 | 5.4 | — | 44.1 |
| FY2017 | 31 | 1 | 0 | -1 | 2.3 | 10.7 | 0.0 | 43.4 |
| FY2018 | 34 | 3 | 2 | 3 | 10.3 | 49.5 | 5.0 | 41.6 |
| FY2019 | 37 | 1 | 1 | -2 | 4.0 | 19.3 | 5.0 | 45.7 |
| FY2020 | 23 | -4 | -4 | 3 | -21.3 | -85.3 | 10.0 | 43.4 |
| FY2021 | 26 | -2 | -1 | 1 | -9.0 | -32.6 | 15.0 | 38.7 |
| FY2022 | 27 | -2 | -1 | 2 | -7.8 | -25.1 | 10.0 | 34.1 |
| FY2023 | 25 | -1 | -0 | 1 | -2.5 | -7.4 | 10.0 | 36.1 |
| FY2024 | 31 | 1 | 1 | -1 | 4.0 | 12.9 | 10.0 | 35.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
ヤマザキ(6147)は、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IP(知的財産)を保有しているという明確な兆候は見られません。事業内容は汎用的な機械部品の製造・販売が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。
顧客がヤマザキの製品から他社製品へ切り替える際の直接的な金銭的・時間的コストは低いと考えられます。しかし、長年の取引で培われた信頼関係や、特定の仕様に合わせたカスタマイズ対応など、暗黙的なスイッチングコストが存在する可能性はあります。ただし、その程度は限定的です。
ヤマザキの事業モデルは、製品の利用者が増えることでその価値が増加するネットワーク効果を生み出すものではありません。BtoBの機械部品サプライヤーとしての性質上、ネットワーク効果は期待できません。
同社は長年の事業継続により、生産プロセスやサプライチェーンにおいて一定の効率化を実現している可能性があります。しかし、業界全体として価格競争が激しい場合、構造的なコスト優位性を確立しているかは不明です。具体的なコスト削減策や規模の経済による優位性は確認できません。
ヤマザキは機械部品業界において一定の事業規模を有していますが、業界全体を寡占するほどの圧倒的なシェアや、規模の経済を最大限に活かした効率性を享受しているかは不明です。競合他社も多数存在し、特定のニッチ市場での優位性は考えられますが、広範な効率規模の優位性は限定的と評価します。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における技術力向上とシェア拡大
サプライチェーンの効率化によるコスト競争力の強化
主要顧客との長期的な関係維持による安定収益の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
汎用部品市場における価格競争の激化
新興企業や海外競合による低価格攻勢
主要顧客の業績悪化や取引縮小のリスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヤマザキ(6147)への投資が失敗するには、同社が競争優位性を全く持たない、あるいは既に失っているという仮説が真実である必要がある。具体的には、同社が提供する機械部品が、競合他社と比較して価格、品質、納期、技術サポートのいずれにおいても優位性がなく、顧客が容易に代替可能な状況が常態化している場合である。さらに、技術革新の波に乗り遅れ、製品の陳腐化が進み、新たな技術や素材への対応が遅れることで、市場での存在意義が低下していくシナリオも考えられる。また、主要顧客との関係性が、価格交渉力や取引条件の悪化につながり、収益性を圧迫する可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、同社の長期的な成長と収益性を阻害するならば、投資としての魅力は失われるだろう。
5年後のモート予測
ニッチ市場でのシェア拡大と高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。コスト効率の改善も寄与し、収益性が向上する。
既存事業の安定性を維持しつつ、市場環境の変化に合わせた緩やかな事業構造の調整を行う。売上・利益は横ばい傾向で推移する。
価格競争の激化や主要顧客の業績悪化により、売上・利益ともに減少する。収益性の悪化も顕著になり、事業継続にリスクが生じる可能性も視野に入る。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 12億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 35.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 20.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.82倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書