不二精機(6400)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 51 | 2 | 0 | 2 | 4.5 | 4.9 | 3.0 | 16.9 |
| FY2017 | 53 | 3 | 1 | 1 | 10.9 | 16.1 | 3.0 | 18.4 |
| FY2018 | 61 | 4 | 2 | 3 | 12.8 | 23.3 | 4.0 | 21.6 |
| FY2019 | 66 | 4 | 3 | -1 | 17.6 | 37.3 | 5.0 | 23.1 |
| FY2020 | 59 | 3 | 1 | -1 | 5.9 | 12.6 | 5.0 | 22.3 |
| FY2021 | 75 | 6 | 5 | 5 | 23.0 | 63.5 | 10.0 | 26.8 |
| FY2022 | 78 | 5 | 3 | 2 | 12.1 | 42.1 | 7.0 | 31.9 |
| FY2023 | 83 | 4 | 2 | 6 | 7.3 | 28.7 | 7.0 | 37.4 |
| FY2024 | 83 | 4 | 1 | 2 | 4.0 | 17.2 | 7.0 | 37.2 |
| FY2025 | 87 | 5 | 2 | 3 | 6.2 | 28.5 | 7.0 | 37.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
不二精機は特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスによる無形資産の優位性は、公開情報からは明確に確認できない。主力事業である遊技機関連の部品製造は、技術力は必要とされるものの、模倣や代替技術の出現リスクが考えられる。
遊技機メーカーとの取引関係は長期的である可能性はあるが、顧客が他社部品メーカーへ切り替える際の直接的な金銭的・時間的コストは限定的と推測される。特定の遊技機に最適化された部品の場合、代替が難しい側面はあるかもしれないが、全体的なスイッチングコストは高くないと考えられる。
不二精機は製造業であり、プラットフォーム型ビジネスではないため、ネットワーク効果は期待できない。製品の利用者が増えることで、製品自体の価値が向上するようなビジネスモデルではない。
長年の製造経験とノウハウの蓄積により、一定の生産効率やコスト管理能力は有していると考えられる。しかし、同業他社との激しい価格競争に直面している可能性があり、構造的なコスト優位性を確立しているとは断言しにくい。為替変動の影響も受ける可能性がある。
遊技機部品市場において、特定のニッチ分野で一定のシェアを確保している可能性はある。しかし、市場全体の規模や、不二精機がその中でどの程度の支配力を持っているかについては、詳細なデータが必要。大手メーカーとの取引実績は、一定の規模の優位性を示唆する。
競合との比較優位
強気シナリオ
遊技機市場の回復と新規則機への対応による需要増加
技術革新による高付加価値部品の提供拡大
海外市場への展開成功による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
遊技機市場の長期的な縮小傾向
競合他社による低価格攻勢や技術的キャッチアップ
主要顧客である遊技機メーカーの業績悪化や事業再編
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
不二精機への投資が失敗するには、まず遊技機市場そのものが構造的に縮小し、新規参入や既存プレイヤーの淘汰が加速することが考えられる。また、同社が長年培ってきた製造ノウハウや品質管理能力が、陳腐化したり、競合他社に容易に模倣されたりすることで、価格競争力や技術的優位性を失うシナリオも考えられる。さらに、主要顧客である遊技機メーカーが、部品調達先を多角化したり、内製化を進めたりすることで、不二精機への依存度が低下し、同社の収益基盤が揺らぐ可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
遊技機市場の回復と技術的優位性を活かした高付加価値製品の展開により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。
遊技機市場の動向に左右されつつも、既存顧客との関係を維持し、安定した収益基盤を確保する。
遊技機市場の縮小と競争激化により、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 23億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 37.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -12.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.63倍 |
合格数:3/7 部分的合格