アマダ(6113)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 3,040 | 425 | 274 | 309 | 6.5 | 74.6 | — | 73.6 |
| FY2016 | 2,788 | 330 | 259 | 205 | 6.2 | 70.9 | — | 78.1 |
| FY2017 | 3,007 | 380 | 299 | 55 | 6.8 | 81.6 | 42.0 | 78.2 |
| FY2018 | 3,382 | 453 | 334 | 88 | 7.5 | 91.8 | 42.0 | 77.9 |
| FY2019 | 3,201 | 347 | 234 | 115 | 5.4 | 65.9 | 46.0 | 77.2 |
| FY2020 | 2,504 | 267 | 186 | 489 | 4.1 | 53.4 | 48.0 | 80.2 |
| FY2021 | 3,127 | 385 | 278 | 489 | 5.7 | 79.9 | 30.0 | 78.1 |
| FY2022 | 3,657 | 499 | 342 | 116 | 6.7 | 98.3 | 38.0 | 77.8 |
| FY2023 | 4,035 | 565 | 406 | 324 | 7.6 | 119.0 | 48.0 | 77.8 |
| FY2024 | 3,967 | 491 | 324 | 540 | 6.2 | 98.7 | 60.0 | 79.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
アマダは長年にわたり、板金加工機械分野で高い技術力と信頼性を培ってきた。特にレーザー加工機やプレスブレーキなどの分野で、独自の技術開発と品質へのこだわりがブランド価値を形成している。しかし、特許などの明確な知的財産権による独占性は限定的であり、競合他社も技術開発を進めている。
アマダの機械は高額であり、導入には多額の設備投資とオペレーターの習熟が必要となる。また、同社の提供するソフトウェアや保守サービスとの連携も深く、一度導入すると他社製品への切り替えには、再教育コスト、互換性の問題、生産ラインの停止リスクなどが伴うため、顧客は容易に乗り換えられない。
アマダの事業モデルは、個々の機械の販売とサービスが中心であり、ユーザーが増えることで製品の価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に見られない。
アマダはグローバルな生産・販売体制を構築し、一定の規模の経済を活かしたコスト管理を行っている。しかし、高付加価値製品が中心であり、徹底した低コスト競争力を持つわけではない。為替変動や原材料価格の変動の影響を受ける可能性もある。
板金加工機械市場において、アマダは世界有数のシェアを誇る。特に高精度・高付加価値分野では、その規模と技術力から寡占的な地位を築いている。グローバルな販売・サービス網も強みであり、競合他社が容易に追随できない規模の優位性を持つ。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値製品へのシフトと技術革新による市場シェア拡大
グローバルな販売・サービス網の強化による顧客基盤の安定化
自動化・DX化ニーズの高まりによる主力製品への需要増
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカーの低価格攻勢による価格競争の激化
主要顧客産業(自動車、エレクトロニクス等)の景気変動リスク
急速な技術革新への対応遅れによる競争力低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
アマダの投資が失敗するには、まずグローバルな板金加工機械市場における同社の規模の優位性が崩壊する必要がある。これは、競合他社がアマダと同等以上の生産能力と販売網を、より低コストで構築できるようになった場合に起こりうる。具体的には、中国や韓国などのメーカーが、品質を維持しながらも大幅なコストダウンを実現し、アマダの主力顧客層に浸透していくシナリオだ。また、スイッチング・コストの高さに依存するビジネスモデルは、顧客が代替技術やオープンソースのソリューションに移行するリスクも抱えている。例えば、AIを活用した設計・製造プロセスが進化し、特定の高機能機械への依存度が低下した場合、アマダの既存の強みが相対的に弱まる可能性がある。さらに、ブランド力や技術的優位性が、特許切れや模倣技術の登場によって急速に陳腐化するシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
技術革新とグローバル展開の加速により、高付加価値市場でのシェアを拡大。自動化・DX需要を取り込み、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長軌道を描く。新興国市場での競争激化や為替変動の影響を受ける可能性はあるが、規模の優位性で乗り切る。
新興国メーカーの台頭や主要顧客産業の不振により、価格競争が激化。技術革新への対応も遅れ、市場シェアと収益性が低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 9,228億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 79.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 28.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.74倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2025-03-31 有価証券報告書
- 2024-03-31 有価証券報告書
- 2023-03-31 有価証券報告書
- 2022-03-31 有価証券報告書
- 2021-03-31 有価証券報告書
- 2026-07-09 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-02 臨時報告書
- 2026-06-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)