THK(6481)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 2,405 | 232 | 136 | -429 | 5.4 | 107.2 | — | 60.7 |
| FY2016 | 2,736 | 247 | 167 | 222 | 6.7 | 132.2 | — | 60.0 |
| FY2017 | 2,866 | 293 | 257 | 98 | 9.1 | 203.3 | 62.0 | 62.0 |
| FY2018 | 3,535 | 498 | 354 | 221 | 12.0 | 279.7 | 85.0 | 61.2 |
| FY2019 | 2,746 | 183 | 117 | -17 | 4.0 | 92.4 | 32.0 | 59.8 |
| FY2020 | 2,190 | -85 | -100 | 70 | -3.6 | -79.0 | 15.0 | 57.9 |
| FY2021 | 3,182 | 303 | 230 | -35 | 7.3 | 182.0 | 60.0 | 59.0 |
| FY2022 | 3,937 | 345 | 212 | 75 | 6.3 | 172.7 | 87.0 | 59.2 |
| FY2023 | 3,519 | 237 | 184 | 122 | 5.1 | 150.1 | 46.0 | 64.2 |
| FY2024 | 3,528 | 173 | 104 | -58 | 2.7 | 85.2 | 146.5 | 67.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
THKは直動案内のリーディングカンパニーとしてのブランド認知はあるものの、特許やIPの独占性は限定的。競合他社も同様の技術を有しており、明確な無形資産による優位性は低い。
THKの直動案内製品は、工作機械や半導体製造装置など、高い精度と信頼性が求められる分野で使用される。一度採用されると、設計変更や再試験のコスト・リスクが高いため、顧客は容易に他社製品へ切り替えにくい。
直動案内製品の市場には明確なネットワーク効果は存在しない。製品の性能や供給能力が重視される。
THKは長年の生産ノウハウと規模の経済により、一定のコスト競争力を持つが、競合他社も生産効率を高めており、圧倒的なコスト優位性は見られない。為替変動の影響も受ける。
THKは直動案内分野で世界トップクラスのシェアを誇る。この規模は、研究開発投資、生産能力、グローバルな販売網の構築を可能にし、競合に対する優位性の源泉となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
自動化・省力化需要の高まりによる直動案内市場の拡大
新製品開発や高付加価値製品へのシフトによる収益性向上
グローバルサプライチェーンにおける供給能力の維持・強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である工作機械・半導体製造装置業界の景気後退
競合他社による低価格攻勢や技術革新
地政学リスクやサプライチェーンの寸断による生産・供給への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
THKの投資が失敗するシナリオは、直動案内市場の成長性が鈍化し、同社が規模の経済や長年培ってきた生産ノウハウを活かせなくなる状況である。具体的には、中国などの新興国メーカーが急速に技術力を向上させ、低価格で高品質な製品を大量供給できるようになり、THKの価格決定力を奪うケース。また、主要顧客である工作機械メーカーや半導体製造装置メーカーが、THK以外のサプライヤーとの取引を拡大し、THKへの依存度を低下させることで、同社の規模の経済が相対的に低下する可能性も考えられる。さらに、技術革新により、直動案内以外の新しい駆動方式が主流となり、THKの既存技術が陳腐化するリスクも無視できない。
5年後のモート予測
自動化・省力化需要に支えられ、直動案内市場は堅調に成長。THKは規模の経済と技術力を活かし、高付加価値製品でシェアを維持・拡大し、増収増益を達成する。
市場は緩やかに成長するが、競争激化により価格圧力がかかる。THKはコスト削減と新製品投入で収益性を維持し、安定的な業績推移となる。
世界経済の減速や半導体市場の低迷により、需要が大幅に落ち込む。競合の攻勢も激化し、THKはシェア低下と収益悪化に見舞われる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 9,281億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 88.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.40倍 |
合格数:2/7 部分的合格