地盤ネットホールディングス(6072)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 24 | 2 | 1 | 2 | 9.0 | 5.7 | — | 84.7 |
| FY2016 | 27 | 2 | 2 | 3 | 11.8 | 7.7 | — | 80.4 |
| FY2017 | 27 | 1 | 1 | 1 | 4.6 | 3.0 | 4.0 | 84.2 |
| FY2018 | 25 | 0 | 0 | 0 | 1.2 | 0.8 | 4.0 | 81.6 |
| FY2019 | 24 | 0 | -1 | -2 | -8.3 | -4.7 | 2.0 | 78.0 |
| FY2020 | 20 | 1 | -0 | -1 | -2.6 | -1.5 | 0.0 | 74.4 |
| FY2021 | 22 | -0 | -0 | 4 | -3.7 | -2.0 | 0.0 | 70.5 |
| FY2022 | 23 | 1 | 1 | 1 | 5.5 | 3.2 | 0.0 | 72.3 |
| FY2023 | 19 | -0 | -1 | -0 | -7.6 | -4.2 | 0.0 | 78.5 |
| FY2024 | 19 | 1 | 1 | 0 | 6.2 | 3.3 | 0.0 | 80.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
地盤ネットホールディングスは、地盤調査・改良事業を主軸としており、特許やブランド力、規制ライセンスといった明確な無形資産による競争優位性は現時点では確認できない。事業の性質上、技術的な優位性は存在する可能性はあるが、それが持続的な競争優位に直結するほどの強固なものではないと判断される。
住宅建築における地盤調査・改良は、建築プロセスの一部であり、施主やハウスメーカーにとって、一度決定した業者を変更することによる手間やコスト、スケジュールの遅延リスクは一定程度存在する。しかし、地盤改良の必要性や技術的な選択肢が複数ある場合、スイッチング・コストは限定的であると考えられる。
地盤ネットホールディングスの事業は、個別の建築プロジェクトごとに完結する性質が強く、ユーザー(施主やハウスメーカー)が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は期待できない。プラットフォーム型ビジネスではないため、このタイプのモートは該当しない。
地盤調査・改良技術の効率化や、特定の地域における事業展開によるコスト削減の可能性は考えられる。しかし、競合他社も同様の効率化を進める可能性があり、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定できない。規模の経済によるコスト優位性も限定的と見られる。
地盤調査・改良業界は、地域密着型の事業者が多いと推測される。地盤ネットホールディングスが一定の事業規模を有しているとしても、業界全体から見て最適化された少数寡占状態を形成しているとは言えず、規模の経済による明確な優位性は見出しにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
地盤改良技術の特許取得や独自技術の開発による無形資産の強化
ハウスメーカーとの強固なパートナーシップ構築によるスイッチング・コストの増加
M&Aによる事業規模拡大と地域カバレッジの強化
弱気シナリオ(モート侵食)
新規参入企業による価格競争の激化
地盤改良技術の陳腐化や代替技術の登場
住宅着工数の減少による需要の低迷
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、地盤ネットホールディングスが競争優位性を構築できない、あるいは既存の優位性を失うシナリオが真である必要がある。具体的には、競合他社がより低コストで同等以上のサービスを提供できるようになる、あるいは、地盤調査・改良技術のイノベーションが起こり、同社の技術が時代遅れになることが考えられる。また、ハウスメーカーや施主が、地盤業者を変更する際のコストや手間をほとんど感じなくなるような市場環境の変化も、スイッチング・コストによる優位性を無効化する要因となる。さらに、同社がブランド力や独自の技術を確立できず、価格競争に巻き込まれる状況が続けば、利益率の低下と持続的な成長の阻害につながるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれると予想される。
5年後のモート予測
技術革新やM&Aによる事業拡大、ハウスメーカーとの連携強化により、市場シェアを拡大し、収益性を向上させる。
緩やかな市場成長と競合との競争の中で、既存事業の効率化と新規顧客開拓により、安定的な収益を維持する。
住宅市場の低迷や価格競争の激化により、収益性が悪化し、事業基盤が揺らぐリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 250億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 80.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 337.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 20.44倍 |
合格数:1/7 部分的合格