学究社(9769)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 97 | 14 | 8 | 9 | 31.3 | 77.8 | — | 51.2 |
| FY2016 | 99 | 15 | 10 | 8 | 35.1 | 91.3 | — | 53.9 |
| FY2017 | 103 | 16 | 10 | 3 | 29.1 | 91.0 | 60.0 | 53.6 |
| FY2018 | 106 | 13 | 9 | -1 | 21.7 | 76.5 | 60.0 | 50.8 |
| FY2019 | 109 | 15 | 9 | -3 | 23.5 | 84.1 | 60.0 | 46.0 |
| FY2020 | 113 | 19 | 11 | 12 | 26.7 | 100.6 | 60.0 | 42.8 |
| FY2021 | 124 | 23 | 15 | 13 | 30.6 | 137.7 | 65.0 | 49.9 |
| FY2022 | 130 | 28 | 19 | 17 | 32.5 | 171.5 | 75.0 | 54.2 |
| FY2023 | 132 | 27 | 18 | 19 | 28.2 | 168.0 | 87.0 | 59.5 |
| FY2024 | 133 | 26 | 19 | 21 | 25.4 | 171.4 | 87.0 | 60.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
学究社は特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに関する公開情報が乏しく、無形資産による競争優位性は確認できない。
学習塾という性質上、生徒や保護者は塾を変える際の心理的・時間的コストは存在するが、他の学習塾への乗り換え障壁は限定的であり、スイッチング・コストは弱い。
学究社の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は観察されない。
学習塾業界は一般的に価格競争が存在するが、学究社が構造的に顕著なコスト優位性を持つという情報は確認できない。講師の質や立地によるコスト構造の違いは存在する。
学究社は学習塾業界において一定の規模を持つが、業界全体に対して最適化された少数寡占を形成するほどの圧倒的な効率規模の優位性は見られない。
競合との比較優位
強気シナリオ
少子化の中でも、質の高い教育への需要は根強く、学究社の教育ノウハウが評価され続ける。
オンライン教育への適応や新たな教育サービスの開発により、収益源が多様化する。
M&Aなどを通じて事業規模を拡大し、業界内でのプレゼンスを高める。
弱気シナリオ(モート侵食)
少子化の進行により、生徒数の減少が止まらず、収益が圧迫される。
競合他社の低価格戦略や革新的なサービスにより、生徒が流出する。
教育業界を取り巻く規制の変化や、公教育の質の向上により、塾の必要性が低下する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
学究社が競争優位性を築けない、あるいは既存の優位性を失うシナリオは、主に以下の要因が複合的に作用する場合に考えられる。第一に、少子化の加速が想定以上に進み、学習塾市場全体のパイが縮小すること。第二に、オンライン教育プラットフォームや個別最適化されたAI教材など、より低コストで個別対応可能な代替サービスの台頭により、従来の学習塾の価値が相対的に低下すること。第三に、競合他社がより効果的なマーケティング戦略や、独自の教育メソッドを開発し、学究社の生徒獲得能力を凌駕すること。さらに、優秀な講師陣の確保・維持が困難になり、教育の質が低下することも、競争力の低下に繋がるだろう。これらの要因が重なれば、学究社は市場での存在感を急速に失う可能性がある。
5年後のモート予測
少子化の影響を克服し、オンライン展開や新サービスで成長。生徒数・単価の上昇により、売上・利益ともに堅調に伸びる。
少子化の影響を受けつつも、既存顧客基盤を維持。限定的なサービス拡充で、現状維持に近い成長を見込む。
少子化と競合激化により、生徒数・単価ともに低下。事業規模縮小を余儀なくされ、収益は悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 250億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 60.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.41倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-02 臨時報告書