ヤマウホールディングス(5284)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 217 | 5 | 4 | 5 | 10.0 | 83.0 | 6.0 | 20.0 |
| FY2018 | 226 | 5 | 6 | 1 | 11.5 | 103.7 | 11.0 | 25.4 |
| FY2019 | 241 | 9 | 5 | 9 | 9.7 | 82.0 | 11.0 | 27.2 |
| FY2020 | 231 | 11 | 7 | -8 | 12.7 | 119.7 | 13.0 | 26.1 |
| FY2021 | — | — | — | — | — | — | 42.0 | — |
| FY2022 | 195 | 22 | 15 | 0 | 18.6 | 249.5 | 65.0 | 35.1 |
| FY2023 | — | — | — | — | — | — | 65.0 | — |
| FY2024 | 197 | 26 | 17 | 26 | 16.2 | 283.9 | 86.0 | 44.5 |
| FY2025 | 228 | 36 | 24 | 16 | 19.5 | 393.6 | 119.0 | 51.8 |
| FY2026 | 212 | 35 | 22 | 9 | 16.0 | 363.6 | 110.0 | 61.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ヤマウホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では明確に確認できません。
建設業向けのガラス・土石製品の供給という事業特性上、顧客が他のサプライヤーに切り替える際の初期コストや手間は一定程度存在する可能性がありますが、それが競争優位に繋がるほどの高いスイッチング・コストとは言えません。
ヤマウホールディングスの事業は、製品やサービスの利用者が増えることで価値が増大するネットワーク効果が働くビジネスモデルではありません。
長年の事業運営で培われた生産ノウハウや、一部の原材料調達における規模の経済性がコスト優位に寄与している可能性はありますが、競合他社と比較して構造的に顕著なコスト優位性を示す具体的な証拠は現時点では確認できません。
ガラス・土石製品業界において、特定の地域や製品分野で一定の市場シェアを確保しており、その規模からくる生産・販売効率が競争優位の源泉となっている可能性があります。業界内での寡占的な地位が示唆されます。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ投資の拡大による需要増加
高付加価値製品の開発・販売拡大
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果
弱気シナリオ(モート侵食)
建設需要の低迷と価格競争の激化
原材料価格の高騰による収益圧迫
新規参入や代替技術の登場による市場シェア低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヤマウホールディングスの投資が失敗するには、まず同社が属するガラス・土石製品市場が構造的に縮小し、需要が恒久的に低迷することが必要です。また、同社が長年培ってきた生産・販売ノウハウが陳腐化し、競合他社がより効率的な生産技術や低コストな調達網を確立することで、同社の規模の経済による優位性が失われるシナリオも考えられます。さらに、顧客が代替素材や技術へ移行するスイッチング・コストが極めて低い環境が到来し、価格競争に巻き込まれることで、同社の収益性が著しく悪化することも、失敗への道筋となり得ます。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるでしょう。
5年後のモート予測
インフラ投資や都市開発の活発化を背景に、主力製品の需要が堅調に推移。高付加価値製品へのシフトやコスト効率の改善により、売上・利益ともに緩やかな成長を維持。
建設市場の動向に連動し、売上は横ばい傾向。原材料価格の変動や価格競争の影響を受けつつも、一定の市場シェアを維持し、安定的な収益を確保。
建設需要の低迷、原材料価格の高騰、激しい価格競争により、売上・利益ともに減少。市場シェアの低下も懸念され、収益性の悪化が続く。