3110

日東紡績(3110)に経済的な堀はあるか

ガラス・土石製品 建設・資材

株価

現在株価
3,145
2026-09-01
時価総額
8,701 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 833 111 75 88 9.6 37.7 55.2
FY2017 845 108 103 103 11.7 264.0 7.0 58.8
FY2018 823 82 80 -61 8.8 205.8 59.4
FY2019 857 82 58 -63 5.9 148.7 40.0 54.2
FY2020 787 60 81 59 7.8 208.8 45.0 53.7
FY2021 841 73 65 -103 5.9 168.0 45.0 56.5
FY2022 875 49 28 96 2.5 73.9 45.0 55.9
FY2023 933 84 73 -28 5.9 200.4 55.0 55.7
FY2024 1,090 164 128 77 9.5 352.6 55.0 58.1
FY2025 106.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

日東紡績は、ガラス繊維や機能加工品の分野で長年の実績と技術蓄積がある。特に、特定の産業用途向け製品におけるブランド認知やノウハウは一定の評価を得ている可能性があるが、特許や強力なブランドによる明確な独占性は限定的と見られる。

スイッチングコスト2/5

自動車や産業機器向けなど、特定の用途で採用されているガラス繊維製品は、顧客の設計や製造プロセスに組み込まれているため、切り替えにはコストや時間がかかる可能性がある。しかし、代替材料や競合製品への移行リスクはゼロではない。

ネットワーク効果0/5

日東紡績の事業モデルは、プラットフォーム型ではなく、BtoBの製品供給が中心であるため、ネットワーク効果は期待できない。

コスト優位2/5

長年の生産ノウハウや効率化努力により、一定のコスト競争力は維持していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や、グローバルな競合他社との比較において、構造的な圧倒的なコスト優位性を持つとは断定しにくい。

規模の経済3/5

ガラス繊維や機能加工品市場において、日東紡績は一定のシェアを持つ主要プレイヤーの一つである。特にニッチな市場においては、規模の経済による効率的な生産体制が競争優位に寄与している可能性がある。ただし、グローバル市場全体で見ると寡占度は高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

高機能ガラス繊維や特殊加工品の需要拡大

自動車・航空宇宙分野での採用拡大

海外市場でのシェア拡大と収益性向上

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰による収益圧迫

新興国メーカーの台頭による価格競争激化

代替素材の開発・普及による需要減少

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日東紡績の投資が失敗するには、同社が長年培ってきたガラス繊維および機能加工品に関する技術的優位性が、競合他社の急速な技術革新や低コスト生産能力の前に陳腐化することが必要である。具体的には、より高性能かつ低価格な代替素材が市場に浸透し、日東紡績の製品が価格競争力や性能面で劣後する状況が到来するシナリオが考えられる。また、主要顧客である自動車産業などの構造的な需要低迷や、サプライチェーンの混乱が長期化し、同社の生産・販売体制が維持できなくなることも、投資の失敗につながる要因となるだろう。さらに、グローバルな環境規制の強化が、同社の主力製品の製造プロセスや原材料調達に予期せぬコスト増をもたらす可能性も否定できない。

5年後のモート予測

強気

高付加価値製品へのシフトと海外市場での成長により、売上・利益ともに堅調に拡大。特にEV関連や先端産業向け需要を取り込み、収益性が向上する。

中立

既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。新製品開発や生産効率改善により、競争環境の変化に対応していく。

弱気

原材料価格の高騰やグローバル競争の激化により、価格転嫁が困難となり、収益性が悪化。需要の伸び悩みも重なり、成長が鈍化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 8,701億
2. 健全な財務 自己資本比率 58.1%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 9年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 28.0%
6. 適度なPER PER 67.8倍
7. 適度なPBR PBR 6.71倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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